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ハムレット館の殺人  作者: 井ノ川桜
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8.混乱

第8話

そんな混乱の中で和彦をクローディアスルームのベッドの上に乗せておいて、リビングに皆集まった

「いやぁ面倒なことになったね…帰れなくなるなんて」と雅治は言った

「死人が出た…死人が出た…死人が出た」と春樹は教を唱えるように言っていた

「可哀想に…」と言った

すると、烈斗は立ち上がった

「もうやめてくれ!死人だの死んだなどもう無理だ!館に閉じ込められているし、私が泊まっていた部屋のベッドでは屍があるし、もう無理だ!私達は終わりなのだ!人は必ず死ぬのはそうだが我々20代全員がここでハムレットの登場人物通りに死ぬことになるなんてな!もう諦めるしかない!終わりなんだ!うんそうなんだ!もう終わりさ!」と自分の髪の毛を掴んで、叫んだ後、大声で笑い始めました

雅治は、「しっかりしろ!」と烈斗の肩をつけて烈斗の体を揺らす

それでも笑って続けていました

雅治は、バシッと烈斗を平手打ちをした

「しっかりしろ!ばか!」と雅治は言った

「ごめん…つい気が動転して…ごめん」と烈斗は言った

「気にしては行けないわ…あんなの目の前にしたら冷静にいられないわよ」と佳奈子が言った

「ところで、ごめんなのだが聞きたい…ハムレットの登場人物の通りとはどういうことなんだ?」と雅治は聞いた

烈斗は、ちょっと間が空いてから口を開いた

「ハムレットと言うのは、簡単に言うとクローディアスに不満があったハムレットだった。そこに先王ハムレットの亡霊に出会う…彼は汚らわしいクローディアスに毒薬を耳に入れられ殺されたことを知る…そしてハムレットは狂人を装いオフィーリアに冷たくしていた。ハムレットは、劇を再現し見せると、クローディアスがビビったから確信する…その後、カーテンの裏にいたポローニアスを殺してしまったハムレット…オフィーリアは精神崩壊して川に落ちて亡くなる…クローディアスとレアティーズが協力してどんな解毒も効かぬ毒を剣に塗り殺害するつもりだった…ワインにも仕込んでおく…クライマックスでハムレットは、毒塗り剣に軽く切られ、剣を交換しレアティーズは毒にやられ、ハムレットの母のガートルードは毒入りワインの誤飲する…そしてレアティーズは独白する…ハムレットはクローディアスを殺す…ホレイショーにお願いをしてハムレットは、死ぬ。そう言う話なんだまるでそうに感じてしまって…」と烈斗は言った

「そうなんだ…ということは、犯人がホレイショーになるということでは?この中に犯人がいるのかもしれない」そう言う雅治

次回第9話お楽しみに…

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