4.図書室
第4話
烈斗は図書室でロミジュリを読んでいました
烈斗は、シェイクスピア作品がたまらなく好きで1冊の作品を、10回も読み返すくらい好きな男でした
図書室は古風な空間で壁には本棚があり、本がズラっと並んでいました
さらに、烈斗の座っている椅子と椅子3脚あり、それぞれ2席ずつ向かい合った状態でした
その時、図書室の扉が開く音が部屋に響いた
烈斗は本を閉じて振り返ると和彦がいました
「おや、青年の美男子くんではないか」と烈斗は優しく微笑み言った
「こんにちは…いや…今、腕時計は18時だからこんばんは…だな」と和彦は腕時計を見て言うと、烈斗とは向かい合う席に座った
大きな窓からは、雷鳴と共に雷光が差し込んでいた
別に部屋がくらい訳ではない
照明は付いているからだ
「ロミジュリが好きなのですか?」と和彦は聞いた
「そうだよ…それより名前は?」と烈斗は、別の質問を投げかけた
「僕の名前は、和彦です」と和彦は言った
「私の名前は、烈斗なんだ…ところで…君は、何が好きなんだい?」と烈斗
「私はシェイクスピアも好きですが、ミステリが好きです!特にイヤミスが…なんとも言えぬ後味の悪さと考えさせる刺激が良いのです!」と和彦は、興奮気味に熱を込めて言った
「君はすごくミステリ好きだね」と微笑み言う烈斗
「ところで本棚の本は作者名順ではなく、タイトルが五十音順に並んでて気持ち悪いですね」と言う和彦
「私も同じだったよ…でも直ぐに慣れるよ…それに支配人がわかりやすい方がいいからね」と烈斗は言った
シェイクスピア作品もバラバラでオセロー、夏の夜の夢、ハムレット、ヴェニスの商人、マクベス、リア王、リチャード三世、また、アガサ・クリスティ作品も、コナン・ドイルも、東野圭吾も、図鑑などあちこちまるで適当に並べたみたいになっていた
「それもそうですね…あれ?なんか美味しそうないい香りがするぞ?」と和彦は、言いました
2人はキッチンからだと分かり図書室を出て向かいのキッチンへ行きました
次回第5話お楽しみに…




