表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人間をやめた俺たちの遊び  作者: マッサープルプル
15/21

世界は狭いかもしれない

俺の軽い気持ちで言ったひと言でとんでもない状況になってしまった

俺とエンドー、護衛の冒険者、護衛対象の少女、そして盗賊

本来なら俺とエンドーは冒険者チームになっていたはずなのに

「ちょっ、おまっ何してくれてんの!」

エンドーがさっきから殴ってくるぐらい悪いことをしてしまった

護衛対象の少女が暴走したのを利用して

エンドーと空に逃げて傍観をきめこんでいる

あの乱戦の中だ俺たちがいなくなったことに気づいているものはいないだろう


「どこに行った!斬ってやる、出てこい裏切り者!」

「どうでもいい、デザートは最後に楽しむもの、まずはあなたたちから」



「やべぇエンドー俺らめっちゃ愛されてる」

「誰のせいか分かってる?」

流石に80人以上いる乱戦で無双とかめんどくさいことしなくても減ってから参戦するばいい

「日差しが強いな」

「ハァー、お前はなんで集合するときはすごいけどそれ以外が抜けすぎなんだよ」

「誉め言葉として受けとる」


何十分か経過し暇つぶしポーカーも10勝10敗ときりがいいころにふと下を見ると冒険者の一人が

苦闘の後に吹き飛び折れて地面に刺さっていた剣に貫かれ絶命した

それでもまだ60人以上で戦っている


「なぁーエンドー盗賊強くね」

「そうだよな数もあるけど一人一人が強い冒険者Aランクと同等くらいだな」

「あそこでめちゃめちゃしてるバーサーカーガールがいなかったら冒険者チームは全滅だったな」

「このままだとあの子以外のチームは全滅だな」

「みんなそこそこ強いから戦いが長引くよな」

エンドーの作った氷の板を何で飛んでるか分からない骨の鳥が数羽で浮かせてその上に乗っている

その板の上で今までトランプゲームで遊んでいたが飽きたのでとりあえずなり行きを見ているがまったく進展してない


「なぁエンドー」

「どうした?」

「ふと思ったけどこの状況って普通異世界にきて初めて遭遇する状況って感じだよな」

「俺たちはよくわからん森がスタートだったからな」

「あれはあれで魔族の非常用退路だったから設定的にはいいじゃん」

「魔族がピンチじゃなかったらまだあの森の中だったかもな」

それは困るな、こういう時にご都合主義っていいよな

「ご都合主義を体験すると自分が主人公なんじゃないか?って思わない?」

「それはあるな」

異世界転移してる時点で主人公って線もあるけど

どっかの主人公さんの物語の外伝なんじゃないか?って思う時もある


「おい!まさしあれ見ろ」

エンドーが指差す所を見ると黒いフードを被った

人間?が乱戦の中、まるで町を歩くかのように戦場を突っ切って歩いていた

「エンドー」

「どうした?」

「千里眼がレジストされた」

千里眼でフードの中を覗こうとしたが失敗した

「ヤバイな」

エンドーが考えていることは分かる

それは敵になると厄介と言うことだ

このままいなくなればいいがもしあいつが護衛対象に危害を加えるようなら…戦いになる

正体が分からない、強さも分からない、何よりスキルがレジストされた、これが問題だ

いや正確には千里眼をレジストしたのは何かと言うことだ

スキルレジストか情報限定のレジストか

その効果範囲、このファンタジーの世界

どんな能力があるか分からない

戦場の真中を歩く相手は俺たちにとって不安要素でしかない


あいつが戦場の真ん中でとまった

「やるか」

フードの人が呟き左手をあげた

「「行くぞ」」

それと同時に俺とエンドーが護衛対象の元に転移しエンドーと俺の血が混じった物理と魔法を無効にする血を俺たちと彼女を覆うように球状に形を作る

俺とエンドーにもこの血を混ぜたフルプレートの鎧をきて本気の戦闘モードに入っている

フードの人の手に黒い霧が集り鎌の形になる

鎌をつくり一閃する

数秒たち、盗賊たちの首が落ちる


「あれ、なんか増えてる、どっちだろ?」

フードの人、めんどいのでフードと呼ぶ

フードが何か考えている、もしかして敵じゃないのか?

「くそ、裏切り者、そこにいたか今すぐ彼女から離れろ」

「私が相手しもいい」

ちょっ、こいつら何でフルプレートの俺らが分かるの?

「敵かー」

一瞬で距離を詰められた

だが、反応できない程ではない

物理、魔法無効の鎧で鎌を弾く

良かった、鎌の攻撃は通じないようだ

「えっ?この鎌で斬れないものってあるの?」

相手が驚いた隙に俺が雷を落とし

エンドーが全力で殴る

水平にすごい勢いで吹っ飛び岩に当たる

「えっ!これマント無かったら死んでたかも」

エンドーの全力のパンチは俺ですら爆散する威力それを吹っ飛ぶだけで死んですらいない

ダメージは入ってるのかよろけている

この隙を逃す俺ではない

全速力で相手に近付く

「執行の時だ罪をあがなえ お前は死ぬ」

「何を言ってやがる!」

血の槍で刺そうとしたが避けられた

「何で効かないのかな?君ってもしかして不死だったりする」

「何でそう思った?」

「僕のスキル 死のお告って今の詠唱で相手を即死させることができるんだ」

「チートだな」

「あれ?もしかして日本からきたの?

まぁでも即死チートも不死者には効かないみたいですね」

「お前はどうかな?」

あいつの足もとから血の槍が数十本突き出る

「危なかったー」

何本かかすったがダメージにはなっていない

だが、フードが取れた


「ん?あれ?ゴーキじゃん」

「何で僕の名前知ってるんですか?」

「俺だけどまさしだよ」

兜をとり顔を見せる

「あれ?まさしさんじゃないですか」

「お前もこっちきてたの?」

ゴーキ、彼は俺の高校の後輩でありバイトの後輩だ

「まさしさん最近見ないと思ったら異世界にいたんですね」

「何でこっちにいるよ?」

「それはですね―」

長い話をまとめると

クラス召喚されたがなぜか1人草原の上にいて

ステータスみたらくそ強かったので練習がてら散歩してたら馬車が盗賊に襲われてるとうテンプレがあったのでイベントを回収してました

と言うことらしい


「世界は狭いな」

「まさしさん、ここ異世界です」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ