警護
勇者が生まれた町
王都、ノルエリィア
人類に7人いる王の一人、力の王ドルリアがおさめる王国の首都だ
今目の前に王と謁見できる部屋の扉の前にいる
俺とエンドーそれからムキムキ含め10人がいるがみんな堂々としてるので俺たちも堂々としてるのだが
誰も喋らない!
気まずいなー エンドーすら話しかけてくれない
誰か!お願いこの空気をかえてくれ
おい、何分たった?
何でこいつら微動だにしないんだ!
こいつら人形かよ? いや俺も動いてないんだけどね
もはや風景画だよ
「お待たせしました ご案内します」
眼鏡をかけた老紳士が案内を始める
だが、誰も喋らずに入室してく
もう、かんべんしてくれ
部屋には椅子に座ったおっさんがいた
いや、王様なのだが
俺からしたら あぁー異世界によくある系の王様だな ぐらいにしか思わない
そしていきなり王様が目を見開いたと思った瞬間に
衝撃波のようなものがきた
攻撃というより威圧
それが衝撃波となって俺たちに届いたのだ
俺とエンドーはとっさに身構え
3人ほどは立ったまま
他の5人は膝をついている
「ほう、S級は流石になれたか、A級は情けないなそれで、俺を護衛しようというのか、新人を見習え初めて威圧を受けたのに対し身構え、しかも汗ひとつかいていないぞ」
いやいや、俺もエンドーもお互いに接近して、いつでも逃げれるように準備までしたよ
流石力の王、負ける気はしないながあまり戦いたくない相手だ
「今回は私の警護と言うより彼女の警護をしてもらう、彼女の情報についてはあまり言えない
だだ、彼女を警護するにあたって注意してほしいことがある 彼女に殺されないように彼女を警護しろ」
そして王様は部屋から出ていった
残されたのは少女と老紳士のみ
「皆さま、依頼内容ですが今回は彼女をつれて隣国であるガーランドに行ってもらいます到着したらあちらの国から報酬がでます、それでは失礼します」
老紳士も退室していった
「なぁーエンドー一週間で隣国にいけるかな?」
「わからん、けど一週間で着かないなら途中で放棄するしかないな」
小声でエンドーと会話をする
一週間後には海に行ったあいつらが帰ってくるのだ
「だな、いつ出発するか聞いてくる」
そして俺は少女に近づき出発する時間をきく
「失礼、そこの美少女、連絡先をきいても?」
間違えた、異世界で典型的な魔法使いの衣装をきた俺好みの美少女だったとは言え、最初はかんじんだ
「あなた何者ですか?」
やっべぇ この喋り方、この無気力感
やっぱ、人見知りのロリ魔法使いとか
「ありがとう異世界」
「…会話は不可のようですね」
「いやいやごめん、可愛かったからついね」
「私はあなたが何者かと聞いているのです」
「俺はまさし、だだのA級冒険者だ」
感動だ、この子がなついてくれたらハーレムでも目指すかな
「だだのA級冒険者が私の結界を通過できるとは思えません」
「結界?」
んー?不思議ちゃんも嫌いじゃ無いけど
結界を通過したのには心あたりがあるな
俺の魔法無効スキルが魔法を無効化した時の感じかしたからそれかな?
「あなたと戦う権利を要求します」
「まぁ面白そうだけどとりあえず出発するか」
エンドーが近い付いてきた
「ん?」
そして途中で見えない壁にあたりパントマイムみたいなのをしている
「なるほど、これが結界か」
俺はスキルで通過してしまったので
本来ならこうなるんだなと思いながらエンドーのパントマイムを見る
「せい」
エンドーの限界突破の一撃により結界が崩れ
エンドーが近づいてきた
「エンドー 強引だな」
「お前のスキルいいよな、打撃使う人あんまりいないから使いどころが」
「きっといつか打撃特化の奴が出てくるさ、落ち込むなよ」
魔法に頼ってる世界だ、俺はエンドーを励まし
次があるさと笑う
「あなたたちには興味が湧いた」
少女がジト目で見てくるのがたまらんな
「さて、早速出発だ」
冒険者の男の一人が発言し
それにみんなが従う
俺たちに向ける他のやつらの目がヤバかったが
まぁ気にしてもしょうがない旅をするうちに仲良くなるだろ
そして俺たちは王様ではなく少女の護衛として
隣国ガーランドに行くことになった
ひとつ気になるのは王様が言った
彼女に殺されないように彼女を警護しろ
だ、こういう伏線っぽいものはわくわくする
そうエンドーと語りながら出発した




