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出会い

出会い

今はご主人様の護衛役としてサンド領まで馬に引かれ土煙を舞い上がらせ馬車は進んでいく。

ちなみに馬車はスペーラ様に合わした特注品だったりする。


このまま順調に行けばお昼頃にはつくことになるだろう。


しかし神はそれを許さなかったみたいだった何故ならコッペ領からサンド領への最初の村が赤い炎を揺らし火花を散らせ燃えていたからだ。


「ご主人様どうしますか? 別の道を探しますか」

「いや、このまま行こう様子も見たいしな」


村の中に入った私たちを待っていたのは亡くなった者たちの山だった

「なに、これ」

「ルミリア下がれ」

ご主人様がそう叫んだ瞬間反射的に後ろに飛ぶと同時に私の右腕が宙を舞っていた。


「えっ速い」

いつの間にか目の前には敵ながら冴えない顔の男がたっていた。


「まだ二人ほど隠れているな。ルミリア馬車のところまで戻っておれ」


「ご主人様は馬鹿なんですか、護衛に下がれとか有り得ませんからね」


「手練が三人もいるからないくら死なんといっても痛みはあるのだろう」

「痛みなんて我慢すればいいんです。それに斬られた方の右腕は、すでに焼却して再生済みです!」


絶対下がりませんという意思で、ご主人様を見つめます。想いが通じたのか

「では、隠れてる二人を貰うとしようかな」

そう言ってご主人様が持ってるせいか小さく見えてしまう大きな大剣と盾を構え敵へと向かっていく

「では私は目の前のアイツを殺ります」

私はいつでも斬れるように双剣を構える


「守護騎士か、本当にガマガエルみたい」

「守護騎士?」

「知らんのか、それなら死んだ後に向こうで聞け」

そう言っていつの間にか後ろにいた男に私は切り裂かれた。


「あっけないな、しかし珍しい武器だ」

武器を取ろうと伸ばした男の手を肉体を瞬時に再生させつかんだ

驚いたまま燃えちゃえ

「煉獄の炎よ永遠の別れを与えん」

蒼い炎は男を飲み込もうと燃え上がる──しかし男が左腕を横に振っただけで炎は消えていた。

うそ、上着の左腕が燃えただけとかマジですか


「この威力下級魔法ではないな? 短縮詠唱(ショートスペル)か、しかも上級魔法を」

「そんな感心された顔をされても結果が結果じゃ正直落ち込みますよ」

「そんなことはない私の前に立ってまだ生きているんだ誇っていい」

「では、貴方は誇れるんですか? 7歳の幼女をパンツ一枚にするなんては良心は痛まないんですか!」

「すまないが戦いの場でそのようなことを期待するな」

「そうですか、射ち貫け分裂する矢」

私が放った矢は一本が二本に、二本が四本に分裂していき数えるだけ無駄な数となった矢が男を襲う


男は楽しそうに笑いながら

「すごいな、だが私に魔法の類は効果が薄いと気づかなかったか?」

男は剣を振りおろすことで生まれた衝撃波が命中コースだった魔法の矢だけを霧散させる

「そうですね!」と私は男の足元から双剣で斬り上げる。


斬ったと思ったけど、双剣は男の拳によって止められていた

そのまま男は右手に持っていた剣で私の首を斬り――裂かれる前に短縮詠唱で自分の顔内側からを爆破させる


「いった~~い······ぐす····うぅ」

再生させた途端に目から汗が出来ましたが、しかたありません。動けなくなるとこでしたし······言っておきますけど涙じゃないんだからね


「自分に魔法を打ち込むとか正気とは思えんな」

「だって、私の目的はあなたの足止めなんだから」

正直超痛いですけどね。それに動けなくなったら足止めが出来なくなってしまいますしね


「そうだとしても、理解できんよ──そう思わんか守護騎士よ」


「そうであるな、それ故に効果があるのもまた事実」

「ご主人様ーーー」

きっと第三者から見たら大好きな飼い主に尻尾を勢いよく振る犬が見えてるかもしれませんね


「おそくなった」

「大丈夫ですよまだまだ余裕です」

ちなみに、ご主人様と戦っていた人たちは紅い爪の人は上と下に真っ二つに、白い服の人はペラペラの紙みたいになって、地面の赤い染みになっていました──ホラーです


「安心しろ奴らはアウターだ」

「じゃあこの人も」

それならこの強さも納得です。というかスペラー様はどうやって見分けているんですか?


「そいつは人間だよ残念なことにな」

ええぇアウターじゃないんですか! なのにこの強さは反則じゃないですかー


「では、私はこれぐらいで失礼するよ、威力偵察っも十分できたことだしね」

「えっ」


見る見るうちに男の姿は薄くなっています


「可愛い可愛い妻がお腹を空かせて待っているんでね──それじゃ、もう会わないことを願っているよ」

そう言い残して私達の前から消えていったのでした。




◆◇◆◇


馬車の運転手??(後で知ったことですが御者さん)とご主人様と私で、村人の簡単なお墓をつくりました。

なんで戦争を起こそうとしている人じゃなくて、ただ日々を生きようとしている人がなんで、死んじゃうのかな



ルミリアはただ静かに涙を流していた。


「あ、ユウおかえり――うわ、すごい血の匂い! もう、早く着替えてきて」

「はいはい、お帰りのチューはないの」

「良いから早く着替えるの! それで、今日はどんな依頼を受けてきたの」

「盗賊狩りだよ」

「えっじゃあ、あの血って」

「あはは、顔青いよ大丈夫?」

「ちょっと頭が、くらくらする気がする」

「大丈夫だよ私は側にいるから」

「うん、ありがとう」


─────────────────────────




文章力どこかで売ってませんか?

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