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病気をしたお母さんを助けたい!

「はぁはぁはぁ!!!」


 僕の名前はトーマス。


 ここの近くの村の住民だ。


 お母さんを熱から治すための薬草を取りに1人で森に来たんだけどこのザマだ。


 ハウンドウルフレベル15に追いかけ回されてしまい、体力がつきかけ転倒した時だった!


(やられる!)


 目を閉じてその時を覚悟した僕でしたが...!


「ホーリーフラッシュ!」


 眩い閃光が後ろから放たれて一瞬のうちにハウンドウルフを倒してくれた存在がいました!


 僕が慌てて後ろを見てみると、そこにはメカクレ黒髪の黒いローブを着込んだ少女が立っていました。


「君...大丈夫? 危なそうだったから助けたけど冒険者じゃないよね? たぶん...。冒険者だったらケロナお姉ちゃんに怒られるから一応聞いておくね」


「ああうん! 冒険者ではないよ。それよりも助けてくれてありがとう! 僕はトーマス! 君は?」


「私? 私はサラだよ!」


 元気よく答えてくれる彼女に事情を説明すると...。


「えっ!? 君のお母さんが病気で大変なの!? だったら私が見てあげる!」


 なんて言ってきたので僕はこう呟いた。


「いや、さっきの戦闘でサラの魔法力がすごいのはわかったけどさ。やっぱり病気は治せないんじゃないかな」


 そう呟く僕に彼女はない胸を張る。


「こう見えても私は【魔女】と【聖女】を経験した最高位の魔法使いなのです。だから任せてほしいな」


 僕はその言葉に目ん玉が飛び出ました。


「えっ!? 【魔女】と【聖女】を経験した最高位の魔法使い!? それって【賢者】様ってこと?」


 僕の問いに彼女は?マークを浮かべていました。


「【賢者】? 私は【魔女】と【聖女】は経験してるけど【賢者】にはなってないね。まあでも同じようなもんでしょ! このローブも【聖女】であることを隠すためのローブだってレイナお姉ちゃんが言ってたし!」


 サラの言っていることは凄すぎてよく分かりませんが、もしかしたらお母さんを治せるかも知れません!


「わかった! サラちゃんお願いね!」


 僕の言葉にサラはエヘヘと笑っているのでした。

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