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「なになに? 鳥の唐揚げに軟骨、牛肉ステーキに、野菜のサラダか...えっ!? 酒もあるの!?」


 俺はビールの3文字に驚愕してしまう。


(いやいやいや! 居酒屋だから酒があるのは当たり前だけど! ここは山の奥だよな!?)


 俺は窓から外を見てみる。


(うん! さっきまでいた山奥だ!)


 そして値段だ。


(ビール一杯が500ルビル...いや...安すぎないか?)


 普通に王都で飲むよりも安い金額で驚いてしまう。


 それに他のものもだいぶ相場より安い気がしてならない。


 俺がメニューで迷っていると先ほどの青髪の女の子がこちらに出て呟いてきた。


「今日は良い鶏肉が入ったので唐揚げか軟骨がオススメだよ。悪いけど今日は魚系はダメだね。この辺海も湖もないし川魚も美味しいのいないからさ」


「そ...そうか。じゃあ軟骨とビールを頼む」


「はいよ。軟骨とビールね」


 そう呟くと彼女は奥の部屋に戻っていく。


「えらいフレンドリーな板前だな」


 いやまあ、そういう人がいても良いとは思うけどやっぱりあの子が捌くんだなとは思う。


 数分ほど待つと軟骨が出来上がったようで俺の前に出される。


 なんか思った以上にいい出来の軟骨ができていて俺はさらに驚いてしまう。


 それにこのビール泡立ち具合は...! ゴクリ...!


「ではいただきます...」


 そう呟きながら俺は軟骨を摘むのだった。

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