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武装少女との付き合い方  作者: ナス
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試練前の王女の出来事

まさかの月一投稿をしなかった男です。お久しぶりです(n回目)

今回は試練前の王女の回です。クロウリーたちはそんな出番ないです。久しぶりなのにこんなのでいいのか(困惑)

それではどうぞ

特訓という名の襲撃が行われる1時間ほど前、都市【アイアンフォード】の王宮【アヴァロン】で優雅な朝をシャーロット=フィード。メイドの淹れた紅茶を一口飲み、今日も美味しいわねとつぶやく。実に優雅、王女とはこういうものなんだと象徴するかのような朝の生活。しかしそんな優雅な朝のなか、ドタドタ!と大きな足音が……

「全く優雅ではないわね」

足音がこの部屋に向かっているとわかり、一つため息。

「失礼します!」

「一体どうしたのかしら?」

「謎の魔装兵器たちがこちらに向かっています!数はおよそ100体!!」

紅茶を盛大に噴き出した。優雅でお上品のかけらもない感じで。

「ゴホッゴホッ!なんですって!?」

慌ててアイアンフォードの外の様子を映す。遠くから集団のような塊が見えた。拡大すると魔装兵器だった。

「どういうこと?!」

困惑する、こんなこと初めてのことである。

「落ち着くのよ私、私はここの王女絶対守ってやるわ。そもそもこのアイアンフォード自体防衛システムがあるし、クロウリーたちがいるしね!大丈夫よ!」

言い聞かせるようにぶつぶつと言っていると、先ほどから外の様子を映していた映像にノイズがかかった。

ザザザという音がし、白い部屋と女の姿が現れた。

「つながった?見えてますか?見えてますね。ええーはじめましてシャーロットさん。私はエクスマキナ。今回の首謀者です。」

急な自己紹介がはじまり、一同ポカンとした顔になる、が

「なんですって!?あなたなんですって!?」

驚きのあまり語彙力を失ったようにさけぶ、無理もない。

少し混乱したが、王女であるシャーロットは深呼吸を一つ、王女としての表情に変えた。

「あなたが首謀者ですって?」

「そうだよ、私が彼に試したの。これはいわば試練だよ。」

「彼って?クロウリーのことかしら?」

「そうだよ。彼と彼女たちの力ってどれくらいなんだろう、信頼度はどうなんだろうってね。知りたくなったんだ。だから攻めることにしたんだ☆」

「何勝手に進めてくれてんのよ………というかいつそんなこと決めたのよ」

「えーと?夢?だったかかな」

「バカなの?!」

まさか夢での約束を現実で行うなんて、思いもしないだろう。さすがに素でツッコんでしまった。

「あ、あとこれは私とクロウリーたちの試練だから、あなたたちは邪魔しないでね。まぁあなたが言っていた防衛システムはハッキングして使えなくしてるけどね☆さすがエクスマキナちゃん」

なんかもうさらっととんでもないこと言ってるわよね?防衛システムをハッキング?棒読みで自分をほめてた?ん???

「はああああああああ!!??防衛システムをハッキングしたですって?!」

「うんそうよ。だって邪魔されたくないし。」

「シャーロット様!防衛システム発動しません!彼女の言っていることは嘘ではありません!」

もう!なんなのよ。と心の中で地団駄を踏む。口に出すほど脳が理解できてないのだ。

「もういいわ。いちいち口挟んでたら疲れるわ。で勝敗はどうなっているのかしら?」

「クロウリーたちが全滅させれたら勝ち。降参したら負け、そうなったらアイアンフォードまで進軍して、この都市をつぶすだけ。」

「いやほんとなに勝手に話を進めているのよ。というか都市をつぶすって何言ってるのよ!」

「別に、私はあなたたちが死のうが興味ないのよ?私はクロウリーを試したいだけ。そのついでよ」

冷淡に突き放すようにエクスマキナは告げる。まるで機械のように冷淡に。対して、シャーロットは

「ついでにつぶされたら困るのよね?ここの王女だし。」

アイアンフォードの王女としての責任感を見せていく。

「ふーん。まぁ私の試練に手を出さないでおいたらいいわ。」

「ええ、私の都市の管理者のクロウリーを侮らないほうがいわよ。負けることはないでしょうけどね」

なんせ2つの悪徳管理者をやってきたのだからと。

ここで回線が終わった。そして近くにいたメイドに

「クロウリーの倉庫に繋いで。」と命令した。

「準備はとっくに済ませております。もうつながっております。いえ、繋げておきました。さっきの通話も聞いております。」

「優秀過ぎない!?」

優秀すぎるメイであった。寡黙メイドおそるべし。

「えーと、一応聞いたぜ?メイドさんからいきなり電話着て焦ったが、そういうことだったんだな。任せておけ。この日のためにちゃんと用意はしてきてる。勝つから安心しな」

なんであんたもこの事実知ってんのよ。私だけ知らなかったのではないかと思ってしまう。

「優秀な奴ばっかりね……。というかクロウリーあんたはどこで知ったのよこのこと」

「夢の中で試練的なことを聞いた。いやの予感がしたから準備してた俺の嫌な予感って結構当たるしな」

「うーんバカなのかしら。正直夢の内容を信じるなんてないわよ?いや、あんたってそういうやつだたわね」

普通の人間と同じと考えてはいけないわね、そう悟った。もう考えるのはやめよう。

「あ、あと一時間くらいでこっちに来そうな感じだから、そろそろ切るな。シャルは俺たちの勝利を信じといてくれや」

「あと1時間ってほんと急なことね!」

事前連絡ってことをしらないのかしら!って心の中で叫ぶ。もういいわ、私が言いたいことを言ってやるわ。やけくそよ!

「王女シャーロット=フィードが命ずる!いい、クロウリーと武装少女たち!!私たちの都市を守るのよ!あなたたちを私は信じるから、絶対勝ちなさいよ!!!!」

「了解した。中央倉庫管理者クロウリー、王女の命に全力でこたえようか!」

おおお!という雄たけびが聞こえ、じゃあなと残し、通話は切れた。

試練の時は近い。

やってしまいましたね…ナスです。前回の投稿が7月の初めでした。8月終わってました☆。月一投稿は絶対やろうと考えてたんですけどね。すいませんでした!!

今回の回はつなぎ回です。久々の投稿なのにね。次回からいよいよ始まります。おそらく。

今月はもう一本は投稿します。これは8月分の小説だと思ってください………。それでは近いうちに。ではー


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