↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コトルー王国物語【完結保証】  作者: 三川三山
第1章 『平凡だが、偉大な者たち』
PR
45/49

第22ー2 『滅びた国』

港には整然と船が並び、一箇所だけ空いていた。


ジャックは気づいた。


「7年前の漁師たちの船は……ここに係留されていたものかもしれない。」


上陸すると、ジャックはすぐにエアコートの魔法を展開した。


病原体の発生源がここかもしれなかったからだ。


街に入ると――建物の中の人々は全員、骨になって横たわっていた。


病気にかかり、すぐになくなった痕跡があった。


王城にも生きている者はおらず、骨だけが残っていた。


玉座の間に入ると、王冠を被った骨が座っている玉座の後ろにオーブがあった。


エリザベスが確認した。


「これは……破壊のオーブじゃ。パイロは空間のゆがみから出た時に破壊のオーブとつながったと言っておる。」


ジャックは悟った。


「アーノルドはやはりこの大陸に辿り着き、国を興したのだ。そしてずっと後の世代で流行り病が発生し……全滅した。漁師は病原体を移された自覚がないまま漁に出て、たまたま空間のゆがみに入ってしまったのだろう。」


ジャックは街の至るところでクリーニをかけた。


「誰かが迷い込むかもしれないからね。」


二人は相談して破壊のオーブだけを持ち帰ることにした。


「これは本来、私たちの土地のものだ。正しく使えるのは……私たちだけだ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。