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コトルー王国物語【完結保証】  作者: 三川三山
第1章 『平凡だが、偉大な者たち』
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第20ー3話 『国民の変化』

「20年後、魔法に優れたアーノルドは議会の代表となった。


高原に残ったドライエッガーも魔法に優れていた。


しかし――街に住む国民が変わり始めた。


オーブがあれば高原を奪えると考えるもの。


コトルー一族は文明に属さないから土地を取り上げて、労働させろなどと言って、奴隷にしようとするものまで現れた。


こうして、国民は欲に溺れ、オーブをもって高原へ侵攻した。」


高原に着くと、族長ドライエッガーがフードを被って現れた。


「ここは文明に属さぬ自治区。来ることは許していない。」


侵略者たちは叫んだ。


「オーブがあればお前たちを滅ぼせる!高原を差し出し、我らの奴隷として働け。」


その瞬間――ドライエッガーは魔法を唱え、全てのオーブを破壊した。


国民は激怒した。


ドライエッガーはフードを取った。


その顔は――アーノルドと同じだった。


アーノルドの魔法の威力を知っている国民は恐怖し、街へ逃げ帰った。」

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