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コトルー王国物語【完結保証】  作者: 三川三山
第1章 『平凡だが、偉大な者たち』
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第18-1話 『アルフォンス王の計画』

アルフォンス王は双子を呼び出し、自ら炎魔法を教えると言った。


ジャックもジョージも、王の魔法を見ただけで使えるようになってしまった。


「オッドアイの力なのかもしれないな……」


二人はそう考え始めていた。


しかし王は言った。


「ジョージだけ、明日も練習な。」「ジャックはミレーユ姫を連れて街を案内してやってくれ。」


ジョージは笑った。


「兄さん、がんばれよ。」


ジャックは首をかしげた。


「何をがんばるんだ……?」


ジャックはミレーユ姫と街を歩き、昼食はレストラン・ジェミナイへ。


ミレーユ姫は、レスキューの魔法をかけてくれたオッドアイの青年――ジャックに恋をしていた。


「ジェミナイの味は……恋のはじまりの味なのかもしれない。」


とミレーユ姫は思った。ただし、バナナッツのスープだけは遠慮した。


二人はパスタを頼み、ミレーユ姫は小声でからかった。


「お城の料理と同じ味で、目玉が飛び出るほどおいしいわ。ねえ、聖者様?」


ジャックは照れた。


その時――養護所の先生が駆け込んできた。


「聖者様はいますか! 生徒がたいへんです!」

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