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コトルー王国物語【完結保証】  作者: 三川三山
第1章 『平凡だが、偉大な者たち』
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第15ー2話 『王との謁見』

謁見の間。


アルフォンス王は笑顔で迎えた。


「我が親友ゴードンの息子たちよ。楽にするがよい。わが国民にうまいものを食べさせてくれてありがとう。」


「今日は、私と妻とミレーユ姫のために料理を作ってもらえまいか?」


ジャックは思わず聞いた。


「あの……父さんって、何者なんですか?」


王は懐かしそうに語った。


「ゴードンは子どものころからの親友だ。私が右足を天龍に食われた時、再生してくれたのだ。」


ジョージは驚いた。


「すごい……。」


王は笑った。


「そなたたちも魔法が得意なのだろう?」


双子は顔を見合わせた。


「いえ……魔法はだめなのです。だから料理で生きていこうと。」


「そうか。励むがよい。今日はよろしくお願いする。」


双子は料理を作り始めた。


・前菜


・パスタ


・魚料理


・肉料理


ここまで、すべてに「おいしい」と言ってもらえた。


アルフォンス王は感嘆した。


「そなたたちは……既にゴードンを超えているではないか。」


双子は胸が熱くなった。


そして――一番得意なバナナッツのスープを出した。


ミレーユ姫は目を輝かせた。


「おいしい!目が飛び出るくらいおいしいわ!」


アルフォンス王は苦笑した。


「ミレーユよ、はしたないぞ。」


その瞬間だった。

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