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コトルー王国物語【完結保証】  作者: 三川三山
第1章 『平凡だが、偉大な者たち』
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第12-4話 『新しい命』

結婚した二人には、10か月後に双子の男の子が生まれた。


名前は――


ジャック(兄)


ジョージ(弟)


二人はオッドアイだった。青い瞳と緑の瞳。


ゴードンは抱きしめながら言った。


「……俺たちの子だ。」


オリビアは涙を流しながら頷いた。


「この子たちが……私たちの未来ね。」


二人は思うところがあって、養護所を離れ、新しくレストランを始めることにした。


養護所は国営となり、別の先生が配属されたが――


自然食材採取実習と調理実習だけはゴードン先生とオリビア先生の担当のままだった。


孤児たちは、二人が来る日をいつも楽しみにしていた。


同じ頃――コトルー王国では、アルフォンス王とシャルロット王妃の間に女の子が生まれた。


名前はミレーユ。


コトルー王国とフラン共和国。二つの国に、新しい未来を担う子どもたちが誕生した。


物語は、次の世代へと静かに受け継がれていく。

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