第13話 過去のお話(ユメ視点)
私は、レアキ様の部屋の窓に腰かけていた。
昔のことを思い出す。
※※様は、シエラ様が亡くなられてから、ひどく嘆き続けている。
※※様にとって、おそらく初めて大切な人を失ったのだから、当然であるといえるだろう。
私とも接点があり、仲良くしてくれたシエラ様が亡くなられるのは、私も悲しい。
でも、長い間深く関わりを持った※※様の悲しみには、遠く及ばない。
「※※様…」
隣の※※※※※がそう呟いた。
※※様に出会ってから、※※※※※の隣はずっと※※様だった。
それまでは※※※※※の隣には、私がいたのに。
※※様は、こんな私にも良くしてくれている。でも、私の居場所がなくなったような気がして、※※※※※の隣を奪われた気がして。
自分勝手な考えだとわかっている。
だけど、私は※※様のことを、どこか好きになれなかった。
でも、※※※※※はすごく※※様のことを思いやっていた。
このままじゃ、本当に私の居場所がなくなる気がした。
だから、私は──
──シエラ様に姿を変えた。
なれた猫の姿なら、本来の姿ではないのにも関わらず、ずっと姿を維持できる。
だが、なれないシエラ様の姿では、もって5分がいいところだろう。
私は、※※様のところに行った。
─「※※さま!かくれんぼをしましょう!」
最低だ、私。
なんであんなことをしたのか、今でもよくわからない。
わかるのは、居場所を奪われたくないとかの自分勝手な考えで※※様を傷つけたこと。
※※※※※は私に失望しただろうか。
─ごめんなさい、※※様、※※※※※──
〈おまけ〉
ユメ「そういえば、レアキ様ってどれくらい召喚獣をお持ちなのですか?ちなみに召喚獣1匹で10魔力使い続けるそうですが…」
レアキ「そうだな…。大体…500匹以上はいるかな…」
ユメ「…5000魔力使い続けてるんですか」
レアキ「…まあそんなところかな」
ユメ「あの時、よく『世界の果て』使えましたね…」
レアキ「実際、召喚するほうが魔力を使うな」
ユメ「大体20魔力とかですか?」
レアキ「まぁ低級魔物ならそんなところだろうが…。災害級くらいだと200魔力は使う」
ユメ「魔力使いすぎだと思うんですけど」




