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初の年下  作者: 月見
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5/9

ショックと信頼


怖いよー!!!!!!!!









この時のうちの頭の中は、

あるものに全神経を集中させていた。






そう、

それは紛れもなく少し前に作ったレアチーズケーキ。








公道走って揺れるバス乗って地下鉄乗って、

途中スーパー行って買い物したりと、

うちにとってなかなかデンジャラスな事をしていたのだ。







そんな中最もうちがイラッと感じデンジャラスだと思った出来事。










買い物していてスーパーのカゴの中にケーキを入れといたのを、

レジに行った時に出さなかったうちが果たして悪いのか、

店員が会計すべき物ではないと見なすや、

見るからにデリケートであろう(まぁ箱に入っているから中身はわかんないんだけど)ケーキを台の上に容赦なくドンッ!!と置いたのだ。










その光景を見た時は頭の中のなにかがプチッと切れたなぁ…。










はぁ!?

なにしやがんだコイツ!!

このケーキがうちらにとってどれだけ大切なもんかわかってんのかテメェ!!







と思った。





※取り乱してしまいすみませんm(_ _)m






というかそう思う外なかった。



できる事ならその店員に向かってそう言いたかった。







…そんなハプニングに見舞われながらも、

うちはそのケーキを無事に?Nに届ける事ができた。




そのケーキを一緒に食べたのは数日後の事である。




そしてそれと同時に多大なショックを受けたのは、

ケーキの箱を開けた時であった。






見るに無惨な姿だった。






上からべっしゃんこな、

マジで見るに無惨…。







悲しすぎる現実を見た瞬間だった。






やっぱりケーキ事に関してのショックというものはかなり大きい。








うちはレアチーズケーキというものを食べた事がなかったから、

そのべっしゃんこに崩れたものを食べてみた。






が、

あんまりおいしい物だとは思わなかった。





Nは


「うまいよ。

形はどうあれ笑」


と言ってくれた。







形はどうあれ…ねぇ…。










全くその通りだったから、

うちは苦笑いするしかなかった。









そしてこの時心に誓った。








冷やし固めるケーキは人にあげるべきではないと。










**************










夏休みが後1ヶ月と少しで終わるという頃の8月の頭に、

うちは去年の夏からやっている夏休みと冬休みだけにある短期のバイトをした。





仕事内容も簡単だし、

職場の人もいい人ばかりだったから、

うちはそこのバイトが好きだった。







バイト期間は8月1日から18日まで…。




あらかじめ休みを取っていた日以外休むつもりはなかった。










やっちまったー…。










そう思ったのは他でもない。









この自分。










バイトが終わればNの寮に夜に遊びに行っていたうちが甘かった。



その日のうちに帰ればなんの問題もないと思っていた。







Nの寮に行ってから気が付いたら寝ていたようで、

目を覚ませば、

バイトは朝9時からなのに8時過ぎ。










甘過ぎる自分にイラついていた。








その日のうちに帰れず緊急休暇をもらった日が2回。


当たり前のように親からはその度に罵倒のメール。

自分が悪いんだからいろいろ言われても無理もないと思っていたが、

いざあーだこーだ言われるとムカついて反抗的な態度を取ってしまう。









何歳になっても反抗期ってあるんだなと思った。










そんな情けない自分を戒めるつもりで残業もした。


お泊まりしちゃって休みもらったから、

社会からの信用を取り戻そうとも必死だった。



だから第2の戒めとして、

Nとは約束した日以外会わない事にしようと言った。






Nも、

うちの決めた事なら文句は言わないよ、

と言ってくれた。







だが無理だった。







ある日の夜、

急激に会いたくなってしまいその翌朝、

その日の夜に会う約束をしていたにも関わらず会いに来てもらったのだ。








その会った日の夜は、

予想通りの残業だった。



何時に帰れるかわからない状況の下、

その日Nと会う約束をしていたにも関わらずなかなか帰れなかったから、

あぁ…今日は会うの無理か…とかそういうネガティブな事しか考えられず作業しながら泣き出しそうになった。


他の部署からヘルパーとして来たバイトの人がペチャクチャ話しているのにもイラつきながら、

早く終わらせたいがために独りで黙々と作業をした。









バイトの作業時間が朝9時から夕方5時までなのに、

その日はプラス3時間の8時まで頑張った。




実働時間10時間。






うちが作業していた部署の担当の人が、



「7時か7時半に終わらせるつもりだから、

それまでにキリ付けてね」





と言っていたから、

急げばてっきりその時間に終わると思っていた。








無理だった。





死ぬかと思った。




いや、

むしろ半死。








精神的にはズタボロ。









それでもバイト終わりに来ているNからのメールにはかなり癒されていた。






その日の疲れその物が吹っ飛ぶほどの勢いで癒されていた。






不覚ながらも、

ニヤニヤしながら自転車こいで帰っていた。



うち今かなり気持ち悪いなと自分で思っていた。







そんなこんなを繰り返しながら、

うちの夏の短期バイトは終了した。






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