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初の年下  作者: 月見
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4/9

日帰り旅行と記念日

読者の皆様にお詫びをしなければならない事があります…。

前話の3人で食事をした時の話の事なんですが、

食事後、

私はちゃんと家に帰りました


ここに訂正とお詫びの言葉を添えたいと存じ上げます。




翌日、

いろいろ思いがけない事があったがうちらは約束通り日帰り旅行に行った。




行き先は馬籠。



そこには高校生の時からずっと行きたいと親と言っていた。


それがまさか、

彼氏と行く事になるとは思ってもみなかった。







行った季節は夏にも関わらず、

案外涼しくてホッとした。


風景もまさに下町って感じで、

うちの地元の田舎か都会かわからない中途半端な外観なんかよりずっとよかった。










思ったより人がいた町並みを歩きながら、

なにかしら物を食べた。



うちは夏になると暑さに負けてばてて多くは食べ物が喉を通らなくてそこまで食べなかったが、

Nはお焼きやら栗きんとんアイスというものを食べていた。



Nは栗を好まないらしいのだが、

馬籠の栗きんとんアイスは美味いと絶賛していたのを今でも覚えている。





歩いているうちに座るところを見つけたうちらはそこに座って休憩する事にした。










さすがというべきか、

そこから見た風景もいいものだった。


見えるものはといえば、

山や小さな家ばかりだったが(上から見たから小さく見えたんだよ!!)、

それでも社会人に比べたら少ないであろうストレスからは解放されていた気がする。










うちは地理に疎いが、

Nはそうでもない。


N曰く、

馬籠の隣には妻籠(漢字合ってるかなぁ)という町があるらしい。


これまた田舎ww




歩いて行けるらしいのだが、

道のりは遠い。



6.7kmか7.6kmくらいだった記憶がある。



うちはそんな距離ものともせずに歩こうと言い一緒に歩いた。


が、

甘かった。



足場悪いし、

なにより階段が…/(^Q^)\




たった数百m歩いたところで泣く泣く引き返した。




引き返したのは距離の問題だけではなかった。



帰りの電車というか、

バスの終電の時間がかなり早かったのだ。







もう少し本数増やしとけよww!!








まぁそんなこんなで最後に帰る間際にお土産だけ買って、

初めての日帰り旅行は終わったわけですよ。←テンション違うww






※テンション戻します。








帰りのバス待ちの時にうちはふと思った事があった。






そういえば、

付き合ってもうすぐ1ヶ月経つんだなぁと。








うちは今まで、

というか遠距離恋愛しかした事がなかったから(中3だけだよ!!)記念日になにかすべきなのかとかよくわからなかった。




だから唐突にNにもうすぐ訪れる記念日について聞いてみた。




するとなにか作ってほしいとの事。










作ってほしい。










この言葉に一気に火がついた。









作るって言ったらケーキだぁぁと即座になんの根拠もなく思ったうちは、

初めてNと電話した時に、

確かチーズケーキが好きだと言っていた気がした事を覚えていたのでそれを作る事にした。










**************










不都合な事とはなんの前触れもなく訪れるものだと実感したのはまさにこの時だった。







ケーキを作ろうと思っていた矢先、

なんと親から電子レンジが壊れたとのお達しが/(^Q^)\






うっそーんwwwww

焼っけなーいやーん/(^Q^)\←テンション戻ってるww



だがしかーし!!

焼くだけがケーキではない。


冷やし固めるという戦法があるのだ( ̄^ ̄)フフン





その方法に結び付くチーズケーキといえばレアチーズケーキ、

と知っていたうちは、

早速携帯でレシピを検索した。










さっすが携帯。




文明進化してるよねー。



レアチーズケーキ・レシピと検索しただけで結構な数のレシピが表示された。【byモバれぴ】







うちは一番作りやすそうなものに的を絞り、

ケーキ製作決行の日、

初のレアチーズケーキに挑んだ。










**************






レシピを順に追って見ながら作っていくうちに、

とうとう冷やし固める作業に入ったうちは冷蔵庫に途中工程のものを入れ、

3時間と少しそこで冷やし固まるのを待った。










3時間後










うちは恐る恐るケーキを型から外し、

全神経を集中させて箱に詰め全ての作業を完了させた。

イェイ☆+゜










この時うちは、

後は何事もない事を祈り、

ただNに届けるだけだと安心しきっていた。










だが、

その考えも甘かった。










その後のケーキの成りがうちにとって多大なショックを与えるだろうという事を、

まだこの時のうちは知るよしもなかった。










**************










「え?

マジで?」










うちがそう驚くのも無理はなかった。





Nが記念日前夜から次の日まで、

ラウンドワンでオールしようと言い出したのだ。








別に一緒にいられるならと満更でもなかったが、

え?

こないだうちの親にもう少し早く帰れないのかって言われたばっかりだよね?

と頭の上には疑問しかなかった。










まぁうちも特に家に早く帰る気がなかったので、

記念日前夜、

Nと一緒にオールした。






この時にうちは感情的なのってつくづく損するなと思った。









Nには悪いが、

遊んでいる最中に不機嫌になってうちはあまり言葉を発しなくなってしまった。









うちの異変に気付いたNは、

気を遣ってくれたのか、

休憩しようかと言ってくれた。









この時すでに日付も変わって、

記念日になっていた。










近くにあった椅子に腰掛けたうちのそばに来たNに触れられるのも嫌だったうちは、

そういった行為をひたすら拒み続けた。








1ヶ月おめでとうと言ってくれたにも関わらず、

ノーリアクションで返してしまった。










この時のうちは、

正直帰りたいと思っていた反面、

せっかくの記念日なのに勝手な感情で機嫌悪くなって申し訳ない気がした。








帰りたいとも思っていたが、

こんな人がいるところじゃなくて、

せっかくの記念日なんだから2人きりになりたいと思っていたのは言うまでもない。









少し言葉を発するほどいつの間にか機嫌が元に戻っていたうちは、

タダでラウンドワンにあったカラオケに入れる事を知り一緒に入った。







タダだからという事もあるだろうけど、

ルームが少ないからか30分くらいしか時間がなかった。






少しだけ歌ったもののあまりに曲目のなさにガッカリしたうちらは歌う事をやめたどころか、

時間はいつの間にか30分近く経っていた。










もう歌う時間もないだろう頃に、

Nはうちをそっと抱き寄せ、

さっき言ってくれた言葉をもう一度言ってくれた。










「1ヶ月おめでとう。」










素直に嬉しかったうちはその言葉に答えるように抱きついた。










時間もそろそろだという事で、

ルームを後にしたうちらが明け方までどういうふうにして過ごしていたかといえば、

申し訳ないが全く以て覚えていない。




本当だよ!!






後、










ほんっとに申し訳ないm(_ _)m!!











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