26年7月21日号『流石にそこまでオトナになれない』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
これまでの無駄の積み重ねで
まぁ、そうなるよねと思いましたが、
総PV900,000に手が届きました。
ここまで来たなら
行きたいですよね、100万PV。
かと言って、世事を斬ろうにも
学がないので
すぐに馬脚が露わになるのは
目に見えていますから、
続けられていれば
来年1年ぶんの目標としても
差し支えない数字でしょうから、
それを目指すこととします。
そのための最低条件は
この介護生活が
恙なく続けられるのがに
かかっています。
閑話休題……
大人になって呑み込めよ。
そんな声が聞こえてくるのは
百も承知ですし、
そうでありたいと思うのですが、
それは理性が感情を
抑え込めるかどうかにかかります。
それに必要なものは時間。
思い出したくもない苦しい思い出も
時間が経てば忘れられるそうですが、
これに関してはオトナになりきれず、
涙をしぼる思いになります。
最近、とある書籍が
ニューサイトで紹介されました。
【氷河期のゴミ】
櫛木理宇さんが先月上梓された
ミステリー小説のタイトルです。
タイトルもタイトルならば
ストーリーもストーリーでして、
殺人事件を起こすのは
就職氷河期世代の名もなき人々。
無差別に殺人を起こす
無敵の人と呼ばれる方々も
この世代が多いように思えます。
櫛木理宇さんは1972年生まれと
まさにそこに該当する世代。
だからこそ、書かれた文章に
生々しさが感じられ、
没入感や緊迫感があるそうですね。
しかし、逸般人は
あまり読もうとは思えません。
文章に落とし込めるということは
苦い経験を呑み込み、
時間をかけて自分の中で
消化できている裏付けになります。
しかも、社会派ミステリーと
エンタメとして昇華させている。
それは小説家として順風満帆な
半生を遅れているからこそ
この世代の人を小説にしようと
着想を得られたのでしょうが、
今も苦しんでおられる
当事者の方々からしますと、
筆舌にも尽くせない昏い感情を
文章に落とし込まれても
「そんな時代もあったよね」と
当時を懐かしそうに振り返るほどの
心の余裕なんてありませんし、
共感するどころか
今後の半生に絶望しかねず、
この小説の手口を真似た
コピーキャットクライム(模倣犯)が
起こりやしないかと考える。
正直申しまして、
氷河期世代の中に
組み込まれている立場として
この名状し難い感情を
どう文章にまとめればいいかと
考え続けた結果、この無駄を
綴り切るのに2日かかりました。




