26年7月17日号『江戸の風』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
以前にもお話ししましたが、
7月は後期高齢者医療制度等の
更新切り替えなどが控えていますが、
準備を整えるのは難しいもので、
市からの通知書が届いてから
行動を起こさなければ
何度も市役所に赴かねばならず、
時間的にも効率が悪くなりますが、
後半になっても届かないと
若干やきもきもします。
そんな中、もう1つの軸、
難病指定の更新手続きの書類が
手元に届きました。
そこに必要なのが
主治医の先生から
【臨床調査個人票(診断書)】の
一筆が必要になります。
医療費支払軽減の大きな役割を
担うわけですが、1通3,500円。
これから支払う額が
増えていくのが見えている中、
地味なこの3,500円が
ボディーブローのように効いてくる。
そこにエアコンのデビット払い・
パソコンの買い替えと
先送りの難しい需要が控えており、
少し頭を抱えています。
閑話休題……
時代劇の中興を目指して、
製作されたであろう
新作の鬼平犯科帳も
初回の本所桜屋敷は観ましたが、
劇場で公開されたりすると
続けて見ようという
意欲が削がれるも、
専門チャンネルで広告が打たれると
やはり興味は惹かれます。
ところが、2時間の尺のうち
本編は半分で残りは出演者の方々の
撮影秘話を和気藹々と話される。
それも充分楽しめるのですが、
半々では流石では物足りません。
俳優さんは申し分ありませんし、
時代劇の殆どを創ってきた太秦で
火災が発生し、
長年使ってきた小道具が
焼失した事故もありましたが、
それも一部で大きな影響もなく
使われていても、
なぜか感じる物足りなさ。
懐古主義の悪い部分が
出てきているのかと思いつつ
流しっぱなしのテレビから
前作の鬼平犯科帳を観ていました。
以前、長年見てきた父と
時代劇を見ていた時、
若い俳優さんの裃や
着物姿を見て
「着物の着方がなぁ……」と
ボヤいていたのを覚えています。
今もその違いは
分からないままですが、
逸般人が感じるそれは江戸の風。
昭和・平成・そして令和と
江戸時代を模したものを
見ているわけですが、
江戸時代特有の文化を
染み込ませている方が
1人でも多ければ、
一気に世界観が広がります。
それが可能なのは
歌舞伎役者さんや
江戸の芸に精通している
園芸家さん・
落語家さんといった
江戸の文化を現代に伝える
伝道師さんの存在。
その1手を、松本幸四郎さんだけに
背負わせるには無理がある。
やはり三代目江戸家猫八さんの
存在感は大きく感じます。
その代表とされる密偵、
相模の彦十の配役が発表され、
前作の木村忠吾役を
長年務められた
尾美としのりさんが
抜擢されたと一報がありました。
確かに兎忠時代に
猫八さんの彦十と
何度も手を合わせており、
ある種の正統後継者に
なりうる人選ですが
今回のオファーがあった当初は
及び腰になったと
取材記事で読みました。
どこまで江戸の風を醸し出せる
彦十になれるのか。
楽しみになる一方で、
前作で活躍された方の再起用は
苦肉の策にしか見えないのは
逸般人の目が
捻くれているのかもしれません。




