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新生児から始まる異世界ライフ~愛情いっぱいに育てられた俺は剣も魔法も極めます~  作者: 天斑 蒼
第五章 アベル君と騎士学校。

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601.アベル君とダンジョンの授業のこれから。

601.アベル君とダンジョンの授業のこれから。




 人騒がせな教官の死による騒動は、アルコール中毒死として発表され一気に終息した。

 七十五日も持たなかったって言うね。


 人の関心事なんてものは、そんなもんなのだろう。

 少なからず疑われた身としては釈然としないが。


 お姫ズも、オスカーもそれからは大人しい。

 大人しい?


 オリビィを除いて。

 彼女は早く俺と家族になりたいんだそうだ。


 しかし、結婚はこの学校を卒業してからになっているので、その希望は叶えられないが。

 それまでオリビィは清い身体を保つ。


 でも、精神的には不健康じゃないかな?

 女の人も、あの、アレよ、それ。

 

 性欲が強い人もいるからね。

 肉体的に健全ならなおのことだ。


 そこに知識欲まで合わさって、ルシア嬢のように試したいだけで他の男なんてことも考えられるわけで。

 そこは信頼関係であり、信用問題だから、オリビィを信じるしかないんだけど、一度でも浮気を経験すると、そのハードルは一気に五ミリメートル程度まで下がるみたいだからなぁ。


 ん?何の話だ?

 ああ、教官の話からダンジョンの話に持っていこうと思っていたのに、変な方向に飛んでしまった。

 

 話が収束したってところまでは話したはずだ。

 で、問題は俺の寝室の金庫に眠る緑鉱石になる。


 いい加減に処理されていたダンジョンについて、一定程度整理され、騎士学校内ではその取扱いの在り方が発布された。

一、騎士学校管轄のダンジョンにおける事象について、その責任は騎士学校にある。

二、ダンジョン教練における安全管理については、騎士学校側が生徒及び家族に対し、万全を期すことを約束する。

三、ダンジョンにおける授業、教練においての事故について、騎士学校が責任を持って対処する。

四、ダンジョンから産出される物質については、魔石はすべて学校が徴収する。集められた魔石はすべて冒険者ギルドによって換金され、ダンジョン内における事故に対しての保険料の一部として使用される。

五、魔物の体内から産出される鉱物や希少物品については、発見、入手した人物のものとする。ただし、パーティー内で意見の相違があり、紛糾、暴力沙汰などを起こした場合、学校が徴収するものとする。暴力等、起こした場合は、処分対象になるので注意するよう。


 上記のような所謂、ダンジョン五箇条と言われるものであった。

 本当は、国有財産における法律についての明記だから、もっと物々しい書き方をされているんだけどね。


 で、補足もあったのだが、ドロップ品は必ず学校に引き渡し、審査を受けること。

 審査は冒険者ギルドが行い、換金や物品としての引き渡しを、業務委託という形で請け負うと。


 買い取り価格とかで請負代金は調整するとかなんとか。

 足りないだろうから、その分は学校負担になるだろうな。


 いわゆるドロップアイテムの剣とかナイフとか、そのまま物品として引き渡してもらいたいものがあるかもしれないから冒険者ギルドが請け負うのは、いい判断をしてくれたと思う。

 まあ、ここら辺は俺の進言からなんだけどね。


 小さい悪はこの世から去ったけどさ。

 けど全員が去ったわけじゃないでしょ。


 だって、俺が騒ぎ始めるまでほぼスルーだったんだからさ。

 グスタフさんだって、調査はしていたけど切っ掛けがなかったわけだろ?


 俺という切っ掛けがあったおかげで、グスタフさんが重い腰をあげたら、亡くなっちゃったんだけどね。

 なに?俺が殺したみたいなもんだって?


 ふざけんなよ。

 ま、話を戻すと、学校の職員が魔石やドロップ品の査定なんてできないし、またポッケナイナイする輩も出るかもしれないんで、コンプライアンスのしっかりした冒険者ギルドにやってもらうべきだって進言したのさ。


 そのための職員を雇うわけにもいかんだろうしね。

 冒険者ギルドの方も、手が出せない国所有のダンジョンの産出物の買い取りが出来るんだから、この言い方は大嫌いなんだけど、win-winじゃないかってドミトリさんに俺から持ち掛けたの。


 もちろん、カレッド伯爵やグスタフさんに要請ってことでね。

 それで、業務委託という形で授業がある時に冒険者ギルドから、職員がやってくることになったんだ。


 

 しかしなんで武器防具、その他アイテムが魔物の体内から出るのかね。

 鉱物ならさ、その魔物の体液が変化して固まったとか、雑な解説できるけど、モノとなるとできないよね。

 もちろん、ロマンは満載なんだけどさ。


 




 そういうわけで、ダンジョンの授業は続くのだった。


読んでいただき、有難うございます。

本作は長編となっています。

続きを間違いなく読みたい場合はブックマークを。

作者がんばれ!

面白いよ!

と、思っていただけたなら、それに見合うだけの☆を付けて頂けると幸いです。


それでは、また続きでお会いしましょう。


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