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缶ジュース


自販機にて

ピッ ガラガラ ゴトン


A「暑いこの夏にはやっぱりサイダーだな」


買われ者の缶ジュース「あなた、僕を買いましたね」


A「ぎゃ!缶ジュースがしゃべってる」


缶ジュース「あなた、もう何回か経験してるでしょ。無生物がしゃべるのを。慣れなさい」


A「今回はまた辛口なやつだなぁ」


缶ジュース「甘口ですよ。僕は砂糖の塊みたいなもんですし」


A「サイダーだしね」


缶ジュース「ちなみにサイダーとソーダの違いは糖の有無らしいですよ。ソーダは無糖の炭酸水だそうです」


A「急に賢くされてしまった。」


缶ジュース「常識ですよ勉強してます?」


A「君サンダーだよね。ちゃんと砂糖入ってる?」


缶ジュース「砂糖の有無と性格は関係ないですよね。頭悪いんですか」


A「ねえ、やっぱ辛口だよね」


缶ジュース「そもそも辛い味っていう意味の辛口と辛辣のほうの辛口を同じものとしてるのが頭悪いんですよね」


A「コントなんだから許容してくれ」


缶ジュース「形勢逆転か」


A「そもそも買われた立場やろ」


缶ジュース「思想が強くて困る」


A「ジュースに思想があることが驚き」


缶「僕はジュース含めて本体ですよ」


最後中身飲まれてますよね。

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