表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
親友ポジションに憧れる俺は彼女達に狙われている  作者: 瑞柿けろ
第二章 デート&乱華編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

64/123

第63話 修羅場突入!? 強者たちの争い 中編②

予約投稿したつもりでした!ごめんなさい!

時間通りに更新できるよう気をつけます!(T ^ T)









 改めて皆が席に座ったのを確認してから景ちゃんが話し出した。


「さて、今更ですけど今まで皆さんとあまり面識がなかったですね。私は海野景です。親しい人(先輩)には景ちゃんって呼ばれています。星空高校一年で世界一可愛い先輩の正妻です。とある事情で改造人間になりまして、この中で一番強いので私と先輩に関わらないで欲しいです。”私は”本当に先輩が好きなので邪魔するなら容赦しませんから」

「い、いぇーい次行ってみようかぁ!?」


 景ちゃんの自己紹介が終わり、一斉に殺気立ったけれど空気はキツいがここは流れとノリで行くしかない。このまま進行しよう。


「僕は皆分かってると思うけど鍵咲心ね、透と真白とは幼馴染で星空高校二年だよ。元男だけど昔から透のこと好きだしこの気持ちは変わらないから、好きなのは透、嫌いなのはそこのうざい後輩だから」

「男女先輩は黙っててください」

「はぁ? 死ねよお前」

「その台詞そっくりそのまま返しますよ?」

「はぁ?」

「あぁ?」


 これこれ喧嘩は辞めなされ、今の状況で君達の間に入るのは俺のストレスが限界だから無理だからね? もうお前らジッとしててくれ(切実

 疲労が蓄積して段々と反応するのもめんどくさくなってきた俺は二人を無視する事にした。さて次は真白の番だ。


「琴凪真白、とー君と心ちゃんの幼馴染で家業で暗殺者をしてるけど今のところ休業中だから何かする気はないよ。……多分最初にとー君のこと始末しようとしたのは私だと思う」

「真白が? え、暗殺者? 待ってどういうこと?」

「細かいことは俺も知らないけど、心が俺に告白してきた日に部屋に来て殺そうとしてきたんだ」

「心ちゃんのこと考えたらどうしても居ても立っても居られなくて……ごめんね心ちゃん」


 俯いてしまう真白、心には知られたくなかったのだろうか。俺が嘘をつけない所為で申し訳ない事をした。全ては姫を恨んでくれ。


「……真白ちゃん」


 隣に座る真白と向き合うように身体の方向を変えた心は両手を真白の方へ近づけた。

 お、叩くか? 余計なことしないでよ嫌い! とか言って叩くか? おう是非やってくれ。俺を殺そうとした裁きを受けろ。

 

 だが、そんな俺の期待を裏切り心は両手で真白の手を優しく包む。そして、


「真白ちゃんありがとうね僕のために!」

「えーなんでそうなんだよ」

「そうなのじゃそうなのじゃ! ここはもっとこうドロドロと昼ドラみたいな女子の争いが堪能できるところじゃったろうが!!」


 姫気が合いますねぇ! ただそんな事になったら最終的な矛先は結局俺になるから勘弁だからな。


「……心ちゃんに黙ってたのに怒ってないの?」

「全然怒ってないよ。寧ろ嬉しいんだ真白のこと知れてさ、これで僕達本当の親友だね」

「親友?」

「前みたいに愛称で呼んでよ」

「……じゃあ、ここちゃん」

「うん嬉しい! 僕達はこれからも一生親友だし……ライバルだからね?」

「っ!? ……うん、そうだね。私も決めたよここちゃん、もう遠慮しないから」

「もちろんだよ。遠慮なんてしたら絶交だから」

「うん!」


 ……なんの話だ? 心と真白の仲が悪くならなくて良かったが、何二人して固く握手を交わしているのだろう? まぁどうでもいいか。


「こやつマジか……」

「姫ちゃん先輩は常にこれだから」

「ヤバいの……どうしようもない唐変木じゃな」


 姫と景ちゃんがなにやら話をしているが、残念ながらよく聞こえない。

 握手を交わす幼馴染二人、こちらをチラチラ見ながら内緒話をする後輩と神様、そんな状況の中で良い姿勢で椅子に座っていた天が挙手をして声を上げた。

 姿勢良いな流石生徒会長。


「東鐘天! 十七歳です!」

「おいおい____ってしまった!? つい釣られた策士だな天!!」

「何やってるんですか先輩」

「……と、とー君駄目だよ。そんなこと言ってたら歳バレちゃうよ」

「高校二年生の一六歳ですけど何か?」


 あーうんそうだね、っておいなんだよその返事は、温厚な透さんでも仕舞いには怒るぞこら。

 しょうがないだろ永遠に十七歳の女性声優さんの自己紹介っぽく聞こえたんだから、俺は悪くない。


「星空高校三年生徒会長、それと剣道部部長をしている。知ってる人もいるかも知れないけど家が神社でね、私はそこで巫女をしている。改めて皆よろしく頼むよ」


 自己紹介を終えてやり切った感じで着席する。ドヤ顔すんなドヤ顔。


「……ねぇ透? 天先輩には何されたの?」

「この雌豚は刀で斬り掛かってきたから」

「刀!? しかも雌豚って何!?」

「天は真性の変態だから」

「変態!?」

「昨日もご主人様と一緒に夜の散歩に行かせてもらったよ。凄く楽しかったよ」

「散歩!? 待って僕の脳の処理が追いつかないんだけど!?」


 大丈夫それが正常だから、あれ待って? なんならなんでも受け入れちゃう俺がおかしいのか?


「雨上の適応能力がおかしいだけでしょ、メンタルだけ化物なのよ。メンタルだけ」


 さり気なくそれ俺の事貶してない?? しかも二回言ったよな聞こえたぞ?

 気のせいよ次は私ね、と杏理がサラッと流して話し始めた。

 

「私は杏理・L・フィーリスよ。よろしく」

「……」

「……」

「え、それだけかよ杏理」

「そうだけど何よ」

「もうちょっとなんか無いのかなって」

「言って欲しいなら謝んなさいよ」


 何を? 突如告げられた言葉に困惑し聞き返す。すると杏理はこちらを睨み目尻に大粒の涙を溜めていた。


「……私別にアンタの事殺そうとしてないし、襲ってもないし、嫌いじゃないんだけど? 勝手にそんなこと決めつけないで……酷いじゃない……」

「えぇぇ、でも撃ってきたよな? 俺たい焼きが吹き飛んだの覚えてるぞ?」

「……撃ちはしたわよ? でもそれはアンタがあまりにも鼻の下伸ばしてたからで……殺そうなんてしてないわよ……」


 言い終わると同時に溜まっていた涙がポロポロと溢れ出してしまう。

 

「ちょ、ちょ、ちょ!? 泣くなよ杏理悪かったよ! お願いだから泣かないでくれ!!」

「う、うっさいわね!! 別にアンタに言われたのが悲しくて泣いちゃったわけじゃないんだからねっ!!」


 どういうツンデレだよおい!?


「ほらハンカチ貸すから拭けよ。可愛い顔が台無しだろうが」

「べ、別に可愛くなんかないわよ! ま、まあ? そこまで言うなら使ってあげようじゃない」

「可愛いかよおい」

「うっさいわね阿呆……」


 え、理不尽じゃん。てかちょっと待てよ?

 俺はとあることに気付き、素早く立ち上がって皆に思った言葉を投げかけた。


「ちょっと改めて再認識したいんだけどこの中で俺の事嫌いな奴は挙手してくれよ! はい俺の事嫌いな人は手ーあげて!」


 ……

 …………

 ………………


「嘘だろ」


 無慈悲なことに誰も手を挙げない。なんだったら皆物凄く冷たい眼差しで俺を見ている。

 嘘だろ!? 少なくとも真白や乱華には嫌いって言われたはずだぞ! どうなってんだよ!


「いや透お主冷静に考えてみい、自分が嫌われている前提でそんな質問をするお主の精神の強靭さに儂は引いておるのじゃ……、今さら理解できたが透も無茶苦茶ヤバい奴なのじゃ」


 あの姫にそんな事を言われるとはかなり傷ついたわ……。俺ってそんなにヤバいか? かなりマトモな奴だと思ってたけど?


「このハンカチ雨上の匂い(におい)がする……」

臭い(におい)? 洗濯したてのやつだから臭くないと思うぞ?」

「うっさいわよ馬鹿」

「いやマジで先輩一回で良いから殴って良いですか? グーで」

「何故に!?」


 景ちゃんに殴られたら下手したら命の危機だからね? てか君達はどうして俺を睨みつけるんだよ。俺何かしたか?

 すると姫は俺の肩に優しく手を乗せて言った。


「透」

「なんだよ姫」

「遺言を早く言うのじゃ」

「一発殴るどころか死刑寸前!!?」




        ~おまけ~




    好感度

鍵咲心 100%以上(桁が違うよ)

琴凪真白 85%

杏理   47%

東鐘天  78%

東鐘乱華 31%

海野景 100%以上(桁が違うよ)


    隠しルート

紫先生  24%

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ