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COLORS  作者: 夢物語
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14/43

十四色 混ざらない色

彩呀さいがの前に全員が集められる。



「改めて紹介しよう。

七華橙児しちかとうじだ」



「よろしく」



「社長、彼もしきの力を使えるんですか?」



「そうだ。

世界中を飛び回っていたが私が呼び寄せた」



彩呀さいがさん、俺は好きに動かさせてもらう」



「ダメだ。

この仲間達と一緒に」



「仲間?足手まといの間違いだろ」



「てめぇ!うっ…」



黄理おうり、怪我人は無理しない」



殴りかかろうとする黄理おうりをなだめる紫劉しりゅう



橙児とうじ、俺達も六魔将を倒してきた実績がある。

足手まといにはならないはずだ」



「…確か紅蓮ぐれんだったっけ?

アイドルを片手間にやってる奴の言葉なんか信用できないな。

いっその事アイドルだけにしたらどうだ?

敵は俺一人で十分だからさ」



「ほう。

貴様は相当腕に自信があるようだな。

勝負するか?」



蒼司あおし!?」



紅蓮ぐれん止めるな。

口より体で教えた方がいい」



「でも…社長!」



「仕方ない。

だが蒼司あおしはまだ本調子じゃないからあまり無理するなよ」



「心配ない」



全員が外に移動し少し離れた場所で向かい合う蒼司あおし橙児とうじ



「どうした?さっきは威勢のいい事を言ってたが、かかってこないのか?」



「戦闘では冷静さが俺の売りなんでな」



「じゃあ…すぐ終わらせてやるよ!」



橙児とうじが素早く蒼司あおしへと銃口を向け引き金を引くが、発射された光りは蒼司あおしの少し前で氷の壁に防がれる。



「へぇ~。

少しは出来るみたいだな」



「少しだけか?」



蒼司あおしが視線を落とすと地面に氷の道が橙児とうじの足元まで伸び足を凍らせていた。



「くっ!」



「そのまま氷漬けになれ」



「この程度で勝ち誇るんだな」



足元を撃ち氷を砕く橙児とうじ



「足を犠牲に!?」



「犠牲?違う。

光りは熱を持つんだよ」



銃口に光りを集め橙児とうじ蒼司あおしへと放つ。



「同じ事を」



蒼司あおしは氷の壁で防ごうとするが、壁に当たる直前で複数に別れ壁を避けながら蒼司あおしへと直撃する。



「ぐっ…」



立ち上がろうとする蒼司あおしの背後に回り込み銃口に光りの剣を作り振り上げる橙児とうじ



「終わりだ。

アイドルさん」



振り下ろされた光りの剣は蒼司あおしの目の前で止まり、光りの剣を掴む紅蓮ぐれんの姿があった。



「もういいだろ。

蒼司あおしは怪我をしてる状態で戦ったんだ」



「(いつの間に…しかも平気で俺の剣を握ってやがる)」



「まだやりたいなら俺が相手をする」



光りの剣を消し銃をしまう橙児とうじ



「…いや、あんたらの実力は大体判った。

だが俺は俺のやり方でやらしてもらう」



橙児とうじはそう言い残し去っていった。









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