表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

冒険の始まりの章 第三話

とある青年に助けてもらった光。連れてこられたのは

かなり広い草原の村だった―――――

「さあ、やっと着いたね。ここが僕の村、アルーダ村さ。」

 広い草原の中に柵に囲まれた村があった。村の中にはテントのような

家が点在していた。人口密度は低そうだが、何しろ非常に大きい村なので

人はいっぱいだった。村の外には羊や牛などの動物が放牧されていた。

「さて、とりあえずぼくの家に入ろうか。」

「あ、はい!」

ひかるは彼について家に入っていった。



 家の中には生活に必要最低限の物しか置かれたいなかった。小さめのタンスに

ベッド、そして食事用なのか大きめのテーブルくらいである。彼はひかるを椅子に

座らせてから話し始めた。

「まずは、この世界についてざっと説明しておかなきゃならない。まず、見てわかったと

思うけど、ここは君のいた世界とは違う場所なんだ。この世界はスピリッツワールドの一部、

光の世界ライトスピリッツと呼ばれてる場所だよ。」

「スピリッツワールドの一部?国とか県とかのことか?」

「いや、違う。もともとスピリッツワールドはいくつかの世界に分かれているんだ。

それらをすべて合わせてスピリッツワールドと呼ばれてる。光の世界ライトスピリッツ、闇の世界ダークスピリッツ

大地の世界ガイアスピリッツ、空の世界スカイスピリッツ、悪魔の世界デビルスピリッツの五つで出来てるんだ。」

 ひかるは一気に話されたためか、眼を白黒させていた。彼はそれに気づき再び話始めた。

「・・・といっても、今は光の世界ライトスピリッツについてわかってればそれでいいから。今すぐ僕が元の世界に

戻してあげられればいいんだけど・・・」

「あ、それは大丈夫!元の世界に戻してくれるって人がいるから。」

「ん・・・そうなのか・・・。わかった、じゃあとりあえず剣術の稽古だけはしておこう。またさっきみたいに

魔物にやられちゃたまったもんじゃないしね。僕も少し忙しいから、ずっと付いていけるわけじゃないしね。おっと、

そういえば自己紹介がまだだったね、僕はライタル・ガント・クルール。改めてよろしく。」

「俺は海野光うみのひかるひかるって呼んでくれ。」

「わかった。さて、じゃあさっそく外で稽古としよう。僕はちょっと用事があるから、村の見学でも

していてくれ。」

「ああ、わかったよ」

 ひかるは頷き外へ出て行った。家の中には彼がひとり残された。ひかると話していたときは笑って

いたのに、今は険しい表情だった。

(元の世界に戻してくれる人がいる・・・か。世界間の転移には莫大な魔力がかかる。そんなことができるのは

‘僕’と‘あと一人’だけだ・・・)

 そして彼は家の壁に掛けられていた剣を二本とった。

(もし僕の予想が正しければ、‘あいつ’が復活しつつあるってことだ。注意しておかないと・・・)

 剣を持ったまま家の外に出た。村を見学している彼を探さなければならない。

(万が一のときのためにも、みっちり彼を鍛えなければ・・・)

 険しい顔のまま、彼は一人そう思うのだった。

久しぶりの投稿です。といってもまだだれからも評価いただいてませんが・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ