六甲山系を歩く 鉢伏山・旗振山・鉄拐山編②
左手の階段を上ると展望台があり神戸の町と海を一望できます。
さて、ここで触れないわけにはいかないのは、日本一乗りごごちが悪い乗り物として名をあげた「カーレーター」です。
ブラタモリで紹介されて全国的にも知られるようになり。YouTubeにもたまにこすられる乗り物です。
階段で登ってもすぐの距離なので移動手段としては敢えて乗る必要はないのですが、遊園地のアトラクションだと思って記念に乗ってみましょう。
この乗り物は上りよりも下りの方が怖いのですが、登るときもなかなかの角度と振動です。
安全装置なしにジェットコースタ―の最初の登りを激揺れで登って行く感じでしょうか。
もちろん安全ですのでご安心ください。
さて、カーレーターで登った先には(階段で二分登っても同じところに着きますが)
三階建ての建物があり、二階にはゲームセンタ―三階には回転式の展望レストラン「喫茶コスモス」、さらには屋上にはさっきの展望台よりもさらに高い展望台があります。
回転式の展望レストランは一昔流行りましたがいまやここを含め、全国でも数える程しかありません。
しかも夜景を楽しむための高級なお店が多い中、ここはピラフやカレーなど普通の庶民派間ニューを食べられるのでお財布にも優しく、家族でも気軽に利用することが出来ます。
で、この建物の先にあるのが須磨浦山上遊園となり、レトロな乗り物が好きな方にはたまらない遊園地となりますが、今回の趣旨ではない為、詳しい説明は置いておきます。皆様で実際に行って楽しんでいただければと思います。
この建物を左に見て進むと鉢伏山の山頂。椅子とテーブルがあり昼食やティーブレイクをここで楽しむことも出来ます。
ここを抜けて向かうの旗振山。
標高二百五十三メートル。
とはいえすでに二百メートル以上登ってきているので、多少一旦下りますが、ここからの登りはイージーです。
ほどなく旗振り山の山頂に到着します。
ここには旗振茶屋という茶屋があり、地元の人々や登山客の憩いの場となっています。
さてなぜここが旗振山と呼ばれるかですが、ちょうどここは兵庫五国(但馬、丹波、摂津、播磨、淡路)の内の摂津と播磨を分ける地点。
今で言うとざっくりですが神戸と播州地区(明石、姫路など)を(だいたい)分ける地点となっています。(厳密にはまだ西側に神戸の垂水区や西区があるので播磨と怒られそうですが、あくまで昔の話と言うことで)
その地点に置いて、まだ電話がないころ、米相場の情報を子この山の頂上で旗を振って知られていたということから名づけられたそうです。
こうして現代のような通信手段がない時に、摂津と播磨の情報網をつなぐという役割を果たしていたということですね(しみじみ)。
さて、ここまで来ると残りはもう早いです。
緩やかな下り坂を軽やかに進んで行くと、目の前に鉄拐山へ登る坂があります。
ここを左に巻くと須磨アルプスへとつながる道、高倉台へと続くことになりますが、今回はショートコースと言うことで、鉄拐山へと登って行きます。
少し急ではありますが、既にまあまあな標高からなので、ものの十分もかからず山頂に到着することでしょう。
余談ですがこの鉄拐山と言う文字を普通に打つと「撤回さん」とか訳の分からない失言多めの政治家みたいになってしまいます。AIの進歩目覚ましいのに変換エンジンってなんでこんなに進歩しないんだろうと嘆く今日このごろ。
まあ、それは置いといて、ここからもまた須磨の海が一望できますが、それだけでなく東側の栂尾山や北側の町も一望できるため、今回のルートの中でここが一番のビューポイントと言えるかもしれません。
そしてここから海側に下りると須磨駅に、山側に行くとさっき分かれ道にあった高倉台への道となります。
高倉台から行く須磨アルプスについてはまた別でお話させていただきましょう。
そっちに話すを広げると今日の睡眠時間を削ることになります。
人は寝ることで心と体を回復させます。皆さまも睡眠時間削ってまでするような大事なことはないはずなので、しっかり睡眠をとりましょう。
と睡眠教の教祖みたいなことを言ってる間に海側の下り坂を下って須磨駅に下りて行きます。
ここから下りの道に関しては、取り立ててなきゃいけないような名所は無いですが、いかにも山の中を歩いているような心地よさがあり、気持ちよく歩くことが出来ます。
途中登山会の方が作った休憩所もあり、神戸と六甲山系の山々とのつながりの深さうかがい知れることが出来ます。
そうしてしばらく山を下りて行くとやがて須磨の住宅に山側のエリアに着きます。
ここからはひたすら海の方へと歩いていけば国道二号線にぶち当たり、その少し東に行ったところが山陽須磨駅&JR須磨駅となります。
この山陽電車とJRがごく近くに箇所は何点かありますが、そこを外すとまあまあな距離が離れた駅になりますので注意が必要です。
さて、ふもとに下りて来たあとは勝手に家に帰ればよいのですが、須磨と言うことは海岸があります。夏には海の家が多数営業してにぎやかですがそれ以外は広々と砂浜に作られた綺麗な舗装道路を歩いて楽しむことが出来ます。
ぜひ、須磨海岸まで行って山の上から見た景色を間近で見るのも一興ではないでしょうか。
ではまた次回、別の山でお会いしましょう。
終わり




