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六甲山系を歩く 再度山③

 さてやっと大龍寺まで来ました。大龍寺の前の広場には自販機もあります。

 天気が良いときは直接玉のような汗が出ていなくても、皮膚から水分が蒸発しています。ぜひとも水分は大目に取っておきましょう。


 嫌いでなければコーラはスタミナ回復に最適ですのでお勧めいたします。

 ここでは大龍寺と山頂をスキップして左の道から迂回も出来るのですが、せっかくなので大龍寺にお参りしてから山頂に向かいましょう。

 前回弘法大師(空海)が祭られていると書きましたが、本堂に祭られているのは聖如意輪観世音菩薩像であり、弘法大師のお堂はそこからさらに登ったところにあります。

 話によると八百四年に空海が唐に渡る直前に参詣し、密教を持ち帰ってから再度参詣したということから、この山は再度山と呼ばれるようになったそうです。

 このお寺では休憩所もありますので山頂アタックに向けて英気を養うのもよいでしょう。


 そして大龍寺の本堂から右手の方から山に登って行きます。弘法大師もここを登って修行をしたそうで途中に弘法大師が掘ったとされる亀の岩という石もあり写真スポットです。

 途中様々な小さい社なども出てくるのですがそれを抜けると、山頂までが現れます距離は短いのですが、結構な岩場で慎重に登る必要があります。ロープが要らない程度のロッククライミングな感じでしょうか

 手と足の位置をしっかり確認しながら怪我をしないように登ります。特に複数人数で登っているときは少し間を空けましょう。前の人が登った時に石などが落ちてくる可能性があるからです。

 小さなつぶてでも目に入ると大事故なので前の人も後ろの人もくれぐれも注意しましょう。


 そしてついにたどり着いた頂上は思いの外狭く、三角点と小さな看板がポツリとあります。

 少々拍子抜けするかもしれませんが、景色は抜群。しばし頂上を制覇した満足感に浸りましょう。

 そしてそのまま反対側に降りておきます。反対側に降りるとわかるのですが、実は迂回してから反対側から登ると結構イージーな坂になっています。

 とはいえ、せっかくの頂上アタックなので大龍寺側から行く方がやはりおすすめですかね。

 そして頂上から降りてくると道に出るので右に曲がって少し降りてくると、前回先走って少し説明した再度公園になります。

 ここはかの有名なサッカー選手アンドレス・イニエスタが……ってこれはもう前回書きましたね。


 公園には弘法大師が修行したということから修法ヶ原池しおがはらいけと呼ばれる池の周りを囲むように散策出来、紅葉や松の名所でもあります。

 車やバスでも行けるので「山登りなんてムリー!」っていう人は車で行っても楽しめると思います。アスレチック的なものもあるのでお子様づれでも楽しめます。

 歩いて到着した場合最初に池のほとりに山小屋のようなカフェ(Re―encounter)を見つけるでしょう。

 ここで美味しいコーヒーやスコーンなどを食べることが出来ますが、今回はコーヒーセットを持ってきているので、我慢します。


 トイレもあるので僕のように頻尿の方は用足しをお忘れなく。

 池の周りを歩いていくとさらに奥が一段高くなっており椅子やテーブルが並んでいるのでここでコーヒーを淹れることも出来ますが、池のほとりに一番良い場所があるのでそっちに行きます。

 ちなみに、この奥にも茶屋(森の四季)がありカレーやおにぎり、おでんなどを食べることが出来ますが、冬季は基本営業していないようなので注意が必要です。

 さて、池をぐるっと回って行くと以下のほとりにイスとテーブル(四人掛けくらい)があります。先客がいる場合もありますが空いていたらここがベストポジションです。泳いでいる鴨やぷかぷか浮かんでいる亀を眺めながら休憩することが出来ます。


 ここで登場するのが小型のバーナー。これでお湯を沸かします。

 次にコーヒーセットです。

 小型の手動ミル、組み立て式のドリッパー、フィルター、そしてもちろんコーヒー豆。

 コーヒー豆は神戸のサッカーチームヴィッセル神戸に所属する元日本代表、酒井高徳選手と弟にして元プロサッカー選手の高聖ごうそんさんが経営するカフェ、「Alster&Garten (アルスターガーテン)」で購入したインドネシア産の浅煎りデカフェのコーヒー豆です。

 私自身はデカフェでなくてもいいのですが妻がカフェイン苦手なのでデカフェを購入してます。


 まずはバーナーでお湯を沸かし、その間にコーヒー豆をミルで粉砕します。粉の荒さは調節できますがいまいち違いはよくわかりません。

 ここまで、さもコーヒー通のように書いておきながらなんですが、あんまりコーヒーの味の違いがわかっていないので雰囲気で楽しみます。

 とはいえ、挽きたての粉をドリップしたコーヒーが美味しいことは間違いなく、公園の自然の空気も相まって格別の味わいですし、浅煎りなのでえぐみが少なくコーヒーが苦手な人でも楽しめます。

 もちろん、お店で飲んでも美味しいので神戸を訪れた際はお店でお楽しみください。本店は御影ですが三宮に二号店(店名はecke)もあります。


 また話が脱線しましたが、この公園こそが今回のメインの目的地ですので周囲も含め存分に楽しんでから帰路につきましょう。

 しかし、帰路もただ帰るだけではありません。

 きれいな川が流れる市ケ原や三大神滝にも挙げられる布引の滝などがあります。それにしても日本人は三大〇〇が好きですね。

 帰路についてはまた次回と言うことで再度山については次で完結予定です。(エッセイで完結っていうのもよくわかりませんが)

                                         続く


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