表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リンツ伝  作者: レベル低下中
第一章 領地改革編
PR
92/1781

自覚した!金が増えてる

帝国歴246年7月



 ついに政庁庁舎が落成し、統治機能がそちらに移った。

 とはいっても市役所は隣にあって、2階は渡り廊下で繋がっているけど・・・


 そして、精密機械工廠も建物は完成した。

 製造機械と従業員募集はこれからである。

 上水道も伯爵邸横の中央通りの敷設が完了し、東部街道とT字型に連結された。

 これから商店街路の敷設が始まる。


 新伯爵邸の用地買収も完了した。

 当面は都市再開発で一時的に家を失う住民のための仮住まいとして現存建物を活用する予定。

 ちなみに場所は、現伯爵邸の中央通りを挟んだ向かい、つまり東側である。

 そして、今までそこに住んでいた住民は市内南側に転居して行った。


 学校と病院も建物が完成し、病院については今月から営業を始める。


 8月のロスリー大祭についても実施内容が決まった。伯爵家が協賛する初の祭りである。 

 今回は資金援助だけであるが、企画案は既に練ってある。来年度以降が楽しみだ。


 そして、貿易船が進水した。

 この船は蒸気ボイラーに対応した造りではないので、純粋な帆船であるが、これで南大陸との貿易ができる。

 就役は来月の夏休み明けの予定。

 ちなみに、夏休みとは、あまりに暑いリンツ領特有の風習で、日本のお盆みたいなものである。


 

「さてさて、先月の結果発表といきますか。」

「それでは・・・何と180万ディリとなります。」

「純利益は?」

「134万ディリですが。」

「それって、とんでもない数字だよね。」

 きっと各メーカーの社員さんが怒り出すほどの利益率だ。


「まあ、原材料がいずれも安いですからなあ。」


 そうなのだ。この時代ではほとんど価値が見出されていない材料が多く、本当の価格では誰も採取してくれないので、少し割高で購入してさえこれだ。

 しかも人件費が驚くほど安く、それでも他と比較すると驚くほど好待遇なのだ。

 そのおかげで、比較的求人には困っていないが、やり過ぎると恨まれる。


 でも、これは笑いが止まらない。

 しかも、これが毎月?

 もうかなり貯まってきたんじゃない?


「お坊ちゃま。子供がそのようなお顔をしてはなりませぬぞ。」


 え?黒みが出てた?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ