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10年ぶりに帰った俺、世界最強のUnknownになっていた  作者: 神崎昴
第二部 10年ぶりの日常、そして再び

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第146話 ステータス共有

《アストラ》への加入手続きを終え。今度こそギルドを出ようとしていた時だった。


「そうだ」


 玲奈が何かを思い出したように立ち止まった。


「どうしたの?」


 美月が振り返る。


「蓮も正式にアストラに入ったんだしさ」


「……うん」


「一回、ステータス見せ合わない?」


 蓮が玲奈を見る。


「……ステータス?」


「うん」


 玲奈は頷いた。


「これから一緒にダンジョン入るなら、お互い何ができるか知ってた方がいいでしょ」


「……そうなの?」


「そうなの」


 美月も頷く。


「パーティーで戦うなら大事だよ」


 玲奈がどこまで前で戦えるのか。美月がどんな魔法を使えるのか。ひなたがどこまで回復や支援をできるのか。互いの能力を知っていれば。戦い方を決めやすくなる。


「今まで私たち三人は、お互いのステータスはだいたい把握してるからね」


 玲奈が言う。


「……見せ合ってるの?」


「うん。パーティー組んでるからね」


 美月も頷く。


「誰が何をできるのか分かってた方が、戦いやすいから」


「……そっか」


 蓮は少し考える。


「玲奈たちも見せる?」


「もちろん」


「私も見せるよ」


 美月が答える。


「私も大丈夫です」


 ひなたも頷いた。


「……じゃあ、俺も見せる」


「え、いいの?」


 今度は玲奈の方が聞き返した。


「……うん」


「ステータスもスキルも?」


「……うん」


「全部?」


「……見せたらだめなの?」


「いや、だめじゃないけど……」


 玲奈が美月を見る。美月も少し困ったように笑った。


「蓮、そういうところ本当に気にしないよね」


「……?」


「普通はステータスとかスキルって、かなり大事な個人情報なんだよ」


「……そうなの?」


「そうなの」


 玲奈が即答する。


 蓮は少し考えてから。三人を見る。


「……でも、美月たちならいい」


「…………」


 美月の表情が少しだけ柔らかくなった。


「そっか」


「……うん」


 玲奈も笑う。


「じゃあ決まり」


      ◆


 人目のある受付前で広げる話でもない。四人は再びギルド内の小さな応接室を借りた。


「今日は何回部屋借りるんだろ」


 玲奈が椅子に座りながら呟く。


「……また?」


「今日はもうギルドに住めそうですね」


 ひなたが笑う。


「それは嫌」


 美月が即答した。蓮も席につく。


「……どうやって見せるの?」


 蓮が聞いた。玲奈が首を傾げる。


「冒険者カードで」


「……カード?」


「うん」


 玲奈が自分の冒険者カードを取り出した。


「ステータス表示の機能あるでしょ?」


「……そんなのあるの?」


「…………」


 玲奈が止まった。美月とひなたも蓮を見る。


「蓮」


「……?」


「今まで自分のステータス、どうやって見てたの?」


「……鑑定」


「自分に?」


「……うん」


「ずっと?」


「……うん」


「…………」


 玲奈が額を押さえた。


「なるほど……」


「……?」


「そうか。蓮、冒険者登録したの昨日だもんね」


 美月も納得したように頷く。


「カードの細かい機能まで説明されてなかったんだ」


「……聞いてない」


「ギルドもあの状況だったしね」


 昨日。蓮が冒険者登録をした理由は。美月たちを救うためだった。


 通常なら説明されるはずの機能を、一つずつ確認している余裕などなかった。


「じゃあ説明するね」


 玲奈がカードを蓮へ見せる。


「冒険者カードには、自分のステータスを確認する機能があるの」


「……鑑定しなくても?」


「しなくても」


「……便利」


「《鑑定》持ってる蓮に言われると変な感じするけど」


 玲奈が苦笑する。


「普段は本人にしか見えないんだけど」


 カードを操作する。


「共有を選べば、近くにいる相手にも見せられる」


「……誰にでも?」


「自分で相手を選べるよ」


「……そっか」


 蓮が少し考える。


「……これ」


「ん?」


「……ギルドにも見える?」


 三人が一瞬黙った。美月がすぐに意味を理解する。


「ステータスの情報が、ギルドに送られるかってこと?」


「……うん」


「それは大丈夫」


 玲奈が答えた。


「カードに表示されるだけだから」


「……送られない?」


「送られないよ」


 ひなたも補足する。


「ギルド側に登録されているのは、名前や冒険者ランク、所属パーティーみたいな基本情報です」


「……ステータスは?」


「本人が申告しない限り、詳しい数値やスキルまでは分かりません」


「……そっか」


 蓮が頷く。


「じゃあ、美月たちだけ?」


「今ここで共有するならね」


 玲奈が答える。


「……分かった」


「まず私からね」


 玲奈が冒険者カードを操作する。すると。カードの上に、淡い光で構成された表示が浮かび上がった。


「…………」


 蓮が少しだけ目を見開く。


「……出た」


「出るよ」


「……鑑定してないのに」


「だからカードの機能だって」


「……便利」


「二回目」


 玲奈が笑った。


      ◆


【水野玲奈】


ランク:A

Lv:62


HP:3,480

MP:890


筋力:3,850

防御:3,320

敏捷:3,080

魔力:610


スキル


《剣術》Lv6

《身体強化》Lv6

《斬撃強化》Lv5

《受け流し》Lv5

《危機察知》Lv5

《闘気》Lv4


      ◆


 蓮が表示を見る。


「…………」


「どう?」


「……強い?」


「その聞き方やめて」


「……?」


 玲奈が苦笑する。


「一応、これでもAランクだからね」


「……Aランク」


「そう」


 玲奈は自分のスキル欄を指さした。


「Lv5までいけば、その分野では一流って言われる」


「……一流」


「Lv6なら、かなり上の方」


 蓮が《剣術》Lv6を見る。


「……玲奈、剣が得意なんだ」


「今さら!?」


「……知ってたけど」


「じゃあ言わないでよ」


 ひなたが笑う。


「次、私ですね」


 ひなたも冒険者カードを操作する。


      ◆


【小川ひなた】


ランク:B

Lv:47


HP:1,520

MP:3,180


筋力:510

防御:1,090

敏捷:2,040

魔力:2,940


スキル


《治癒魔法》Lv6

《補助魔法》Lv5

《気配察知》Lv5

《状態異常回復》Lv4

《魔力探知》Lv4

《結界術》Lv4


      ◆


「……ひなたは、回復」


「はい」


 ひなたが頷く。


「一番得意なのは《治癒魔法》です」


「……Lv6」


「そこだけはちょっと自信あります」


 玲奈が横から口を挟む。


「ちょっとどころじゃないけどね」


「そうなの?」


 蓮が聞く。


「Bランクで治癒魔法Lv6ってかなり優秀だよ」


 美月が答えた。


「……そっか」


 蓮はもう一度表示を見る。


「……だから、治してたんだ」


「はい」


 昨日。ひなたは何度も玲奈や美月の傷を治していた。


 蓮は今になって。その役割を少しずつ理解し始めていた。


「じゃあ次、私ね」


 美月もカードを操作する。


      ◆


【神崎美月】


ランク:A

Lv:64


HP:1,650

MP:4,260


筋力:720

防御:1,180

敏捷:1,520

魔力:4,520


スキル


《炎魔法》Lv6

《魔力操作》Lv6

《風魔法》Lv5

《結界術》Lv5

《魔力感知》Lv5

《詠唱短縮》Lv4


      ◆


 蓮が表示を見る。


「……美月が一番レベル高い」


「三人の中ではね」


「……64」


「うん」


「……魔力も高い」


「魔法使いだからね」


 蓮の視線がスキル欄へ移る。


「……結界術」


「それ、よく使うよ」


「……昨日も?」


「うん」


 美月が頷いた。


「私の場合は《結界術》っていう専用のスキルで張ってる」


「……そっか」


 玲奈が蓮を見る。


「蓮も結界張ってたよね?」


「……うん」


「蓮も《結界術》持ってるの?」


「……持ってない」


「え?」


「……光魔法」


 三人が見る。


「光魔法で結界を作ってるってこと?」


 美月が聞く。


「……うん」


「そんな使い方できるの?」


「……できる」


 玲奈が美月を見る。


「普通?」


「普通じゃないと思う」


「だよね」


「……?」


 蓮だけが首を傾げた。玲奈は小さく息を吐く。


「まあ、それも今から分かるか」


「……?」


「最後」


 玲奈が蓮を見る。


「蓮の番」


「……うん」


 三人の視線が集まる。蓮は冒険者カードを取り出した。


「……どうするんだっけ」


「まず自分のステータス表示を選んで」


「……これ?」


「そう」


 蓮が操作する。カードの上に。初めて。自分自身のステータスが表示された。


「…………」


 蓮が少しだけ見つめる。


「どうしたの?」


 美月が聞く。


「……本当に出た」


「そこからなんだ……」


 玲奈が苦笑する。


「次に共有」


「……共有」


「私たち三人を選べばいい」


「……分かった」


 蓮は三人を見る。


 美月。玲奈。ひなた。


 そして。迷うことなく三人を選んだ。


      ◆


【黒瀬蓮】


Lv:651


HP:500,750

MP:450,680


筋力:600,900

防御:550,820

敏捷:751,120

魔力:701,050


固有能力


《超越者》


スキル


《鑑定》EX

《身体強化》EX

《魔力操作》EX

《魔力感知》EX

《アイテムボックス》EX

《剣術》EX

《気配察知》EX

《危機察知》EX

《状態異常耐性》EX

《高速自己再生》EX


《火魔法》EX

《水魔法》EX

《風魔法》EX

《木魔法》EX

《土魔法》EX

《雷魔法》EX

《光魔法》EX


      ◆


「…………」


 誰も。何も言わなかった。


 蓮が三人を見る。


「……?」


 玲奈は表示を見たまま動かない。ひなたも。美月も。


「……どうしたの?」


「…………」


 返事がない。蓮は自分のステータスを見る。


「……何か変?」


 玲奈の顔がゆっくり蓮へ向いた。


「変?」


「……うん」


「どこから突っ込めばいいの?」


「……?」


「まずレベル!」


 玲奈が表示を指さした。


「651って何!?」


「……俺のレベル」


 そう答えてから。蓮自身も、表示された数字へ視線を戻した。


「…………」


「何?」


 玲奈が聞く。蓮は少しだけ首を傾げる。


「……上がってる」


「え?」


「……レベル」


 三人が蓮を見る。


「前はいくつだったの?」


 美月が聞いた。


「……650」


「前って、いつ?」


「……地上に出る前」


 古龍を倒したあと。《鑑定》で確認した時。自分のレベルは確かに650だった。


「……じゃあ昨日?」


 ひなたが言う。


「……たぶん」


 蓮も思い当たる。


 昨日。美月たちを助けるために入ったSランクダンジョン。そして。最深部で倒した。


 Lv258の《魔公》。ヴァルゼイン。


「……あいつ倒したからかな」


「ヴァルゼイン?」


「……うん」


 玲奈が一瞬黙る。


「Lv258のボス倒して……一しか上がらなかったの?」


「……たぶん」


「…………」


 玲奈の表情が引きつる。


「いや、それもおかしいからね?」


「……?」


「普通、Lv258なんて倒したら――っていうか、そもそも倒せないけど!」


「玲奈、話が進まない」


 美月が苦笑しながら止める。


「いやでも!」


「分かるけど」


 美月も蓮の表示を見る。


 Lv651。これまで地上で知られてきた人間のレベルとは。あまりにも違う数字。


 蓮にとっては。昨日の戦いで一つ増えただけ。


 だが。三人にとって問題なのは。そこではなかった。


「それで」


 玲奈がもう一度、表示を指さす。


「651って何!?」


「……だから、俺のレベル」


「それは見れば分かる!」


 蓮が少し驚く。


「……怒ってる?」


「怒ってない!」


「玲奈、声」


「ご、ごめん」


 玲奈が息を整える。だが。すぐにまた表示を見る。


「いや待って」


 HP。五十万。


 筋力。六十万。


 敏捷。七十五万。


 魔力。七十万。


「…………」


 玲奈は自分のステータスを見た。筋力。3,850。


 そして。蓮。600,900。


「……私の筋力」


「……うん」


「三千八百五十」


「……うん」


「蓮、六十万」


「……うん」


「…………」


 玲奈が両手で顔を覆った。


「比較するんじゃなかった……」


「玲奈さん……」


 ひなたも苦笑していた。だが。ひなたの視線は別の場所で止まる。


「……あの」


「……?」


「EXって……」


 蓮を見る。


「どのくらいなんですか?」


「……どのくらい?」


 美月が答える。


「一般には、Lv10が最高って言われてる」


「……うん」


「EXは、その先」


 ひなたがもう一度表示を見る。


「……ほとんど、EX……」


「…………」


 玲奈もスキル欄へ目を移す。


「鑑定」


「……うん」


「身体強化」


「……うん」


「魔力操作」


「……うん」


「剣術」


「……うん」


「魔法も……」


 火。水。風。木。土。雷。光。


 すべて。EX。


「…………」


 玲奈が美月を見る。


「美月」


「何?」


「私たち、さっき蓮にステータス見せながら説明してたよね」


「……うん」


「Lv5で一流とか」


「……言ってたね」


「…………」


 二人が蓮を見る。


「……?」


「恥ずかしくなってきた」


「やめて。私もだから」


 ひなたが小さく笑った。


 その時。美月の視線が、一番上で止まった。


「……蓮」


「……うん」


「これ」


 美月が指したのは。スキル欄ではない。


 固有能力。そこに表示された。たった一つの名前。


《超越者》


「これだけ、レベルがないね」


「……うん」


「EXでもない」


「……うん」


 玲奈も《超越者》の文字を見る。


「これって、前に話してたやつだよね?」


「……うん」


「《無限成長》と《生存適応》が一つになったっていう」


「……そう」


 美月も思い出す。


 古龍との戦い。死の瀬戸際で。十年間、蓮を生かし続けてきた二つの能力が融合し。生まれたもの。


「でも、なんでこれだけレベルがないの?」


 玲奈が聞く。蓮は表示された《超越者》を見る。


「……普通のスキルじゃないからだと思う」


「普通のスキルじゃない?」


「……鑑定すると」


 蓮は少し考えながら続ける。


「……固有スキルって出る」


「固有スキル……」


 ひなたが呟く。美月が聞いた。


「効果も《鑑定》で分かる?」


「……うん」


「どんな能力なの?」


 蓮は以前。《鑑定》EXで確認した内容を思い出す。


「……身体とか、感覚とか」


「うん」


「……魔力の扱いとかも」


 三人が聞いている。


「……その時の俺に合わせて、最適な状態にする」


「最適な状態?」


「……うん」


「それだけ?」


 玲奈が聞く。蓮は首を横に振った。


「……戦ったり」


「うん」


「……危ない状況になったりすると、そこにも適応する」


「…………」


 三人が黙った。


「適応って……」


 美月が聞く。


「前にあった《生存適応》みたいに?」


「……それも入ってる」


「じゃあ」


 玲奈が表示と蓮を交互に見る。


「今も?」


「……?」


「今も成長したり、適応したりするの?」


「……する」


「…………」


 玲奈が固まった。ひなたも目を丸くしている。


「Lv651なのに?」


「……うん」


「ステータス七十万とかあるのに?」


「……うん」


「まだ強くなるの?」


「……たぶん」


「…………」


 玲奈が額を押さえた。


「もう成長しなくていいでしょ……」


「……?」


「なんでそんな不思議そうな顔するの」


 美月が苦笑する。


「でも、それなら」


 もう一度《超越者》を見る。


「レベルがないのも、なんとなく分かる気がする」


「ですね」


 ひなたも頷く。


「技術の熟練度を表すスキルじゃないですもんね」


「……うん」


 蓮にとっても。《超越者》は。剣術や魔法と同じものではない。


 十年間。生きるために成長し。生きるために適応し続けた。


 その果てに生まれた。蓮自身の在り方に近い能力だった。


 ひなたが表示を見ながら、小さく呟く。


「でも……」


「どうしたの?」


 玲奈が聞く。


「これで分かりましたね」


「何が?」


「昨日」


 ひなたの表情が少し真剣になる。


「どうして、あの魔物を蓮さんが弱いって言ったのか」


「…………」


 ヴァルゼイン。Lv258。地上の人類から見れば。絶望そのもの。


 だが。目の前にいる蓮は。Lv651。


 数値だけでも。あまりにも違う。


「確かに……」


 玲奈も静かになる。


「これ見たあとだと、納得したくないけど納得できる」


「……?」


「褒めてる」


「……そうなの?」


「たぶん」


 蓮が首を傾げる。美月はそんな蓮を見て。少しだけ笑った。


「蓮」


「……うん」


「見せてくれてありがとう」


「……?」


「大事な情報でしょ?」


「……そうなの?」


「……そこから?」


 美月が苦笑する。


「さっき言ったでしょ。ステータスとかスキルは大事な個人情報だって」


「……あ」


「忘れてた?」


「……ちょっと」


 玲奈が呆れたように笑う。


「本当に無頓着だね」


「……?」


 美月も笑った。


「でも、私たちに見せてくれたことは嬉しいよ」


 蓮は三人を見る。


「……仲間だから」


「…………」


 玲奈が黙る。ひなたも笑った。美月は少しだけ目を細める。


「そっか」


「……うん」


 世界ランキング一位。Unknown。そんな肩書きの奥にある力を。


 蓮は初めて。自分の意思で。三人へ見せた。


 隠そうと思っていたわけではない。ただ。これから一緒に戦う仲間だから。


 見せることに迷う理由が。蓮にはなかった。


 玲奈がもう一度表示を見る。


「……ねえ」


「……?」


「次に普通のダンジョン行く時、一個だけ決めよう」


「何を?」


「蓮」


 玲奈が真剣な顔で言った。


「絶対、一人で全部倒さないで」


「…………」


 蓮が瞬きをした。


「……なんで?」


 三人が同時にため息をついた。

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― 新着の感想 ―
いくら蓮が加入したとはいっても、アストラの3人は 再びダンジョンに潜る恐怖とか葛藤とかトラウマとか無いのだろうか ダンジョンランクもあてにならないと身をもって分かったはずなのに。
そろそろスムーズに会話できるように適応されるのでは?情報管理もね。適応しなきゃよ本当に生命に関わる事だから
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