2話 ゆるふわミーチング
<どこかの薄暗い森>
リゴリス「アリスちゃん、本当にこっちであってるの?」
アリス「あってるあってる。さっきもやっただろ」
メテウス「うんうん。アリス様、この疑心暗鬼童に再度その神々しいまでのお力をお見せしてあげてくだせぇ」
アリス「…しゃーないなー…」
アリスは杖を持ち念じる。
アリス「八咫猿磐座相導…!!」
カラン
カラン…
杖を倒した。
メテウス「…!」
リゴリス「……」
アリス「あ、こっちだ」
リゴリス「ただの棒倒し!なんだったのあの八咫猿磐座相導は!なんて読むんだよ!」
倒れた杖の先に一行は進む。
リゴリス「……」
リゴリスは遠い目をして着いていく。
メテウス「ねーねーアリス様〜さっきのすーごい魔法なんていったのー?おしえてーおしえてー♪」
アリス「みんなには秘密だぞ…八咫猿磐座相導、行きたい目的地を教えてくれる魔法だ」
リゴリス「いや、ただの棒倒しでしょ…僕も小さい時良くやったわ」
アリス「…おい、眠い…」
メテウス「お、ネムネム?さっきすげえ魔法つかっちまったからな…アリス様、ほら、おぶってやる」
アリス「あうう~ネムネム~」
メテウス「ん…少し軽くなった?ダイエット成功したじゃん」
リゴリス「…」
メテウス「…」
アリス「…アムアム…」
メテウス「どしたー?アリス様~…なんか首筋生あたたけーなー…」
リゴリス「ッ!ちょ、ちょっとちょっと!!」
メテウス「落ち着け―リゴッさぁん」
リゴリス「いやいやアリスちゃん!眠りながらバターじか食いしちゃダメだよ~!!」
アリスは純白バターの塊を赤ちゃんのように嗜んでいる。
メテウス「…いいんだよリゴリス。食いたい時に食わないと食えなくなるかもしれないからな…」
リゴリス「あんたもうバターまみれだよ…」
残骸だらけの村を横目に一行は歩み続ける
アリス「……」
パキッ…
———
続く
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