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囚われのアリシア~私にだって意地がある!~  作者: ホマージュ
第一章 旅立ち
7/51

望むモノは

突然ですが!

私、映画をよく観ます。

アニメ以外だと洋画のホラー、サスペンスとSF。

大分偏っております。

アニメ4、ホラー(サスペンス含む)5、SF1、相撲0.08とかそんなくらい。

少し計算おかしいな。でもホントこんなかんじです。


で何が言いたいかと言うと、

今回書き終わって読み返して

恥ずかしい!って思ったということです。


…え?

「…ところで、話は変わるんだけど」

「はい」

アリシアはミズから村を案内して貰っている間ずっと考えていた事を語る。

「なんか村の人皆ジロジロ見すぎじゃない

?何か変なところあるのかしら」

ミズは苦笑いしながら常に騒音を出し続けるルシリアをチラと見ると

「余所の人が来るのが珍しいので気になってしまうのではないかと思いますよ。…ほら、この村って観光出来るものなんてないし…」

「確かに…宿もないのよね」

「あ!それについてはよければウチに泊まって言ってください。大したおもてなしは出来ないけれど」

「ええ、お言葉に甘えて。」



アリシア達は部屋を一つ借りて眠ることになった

ルシリアは村周辺も含め魔物の気配がしない事を疑問に思っていた。

朝になったらミズに訪ねようと決め眠った。



朝、

アリシアはミズと村を歩いていた。

ルシリアはというと、今朝ミズに話しかけたところシラズに聞かれてしまい横から割って入られて再び長話の餌食になっていた。

それを横目にアリシアはミズと共に水汲みでもしようと外へ出た。


井戸からの帰りに

「血塗れのブルーム只今見参!!」

「ずるーい、俺もブルームがいい!!」

なんて村の子供達のやり取りがあった。

「なんか物騒な名前が聞こえたけど」

アリシアはミズに素直に疑問をぶつける。

「あぁ、五剣ごっこですね。」

「いつるぎ?」

はじめて聞く単語をおうむ返しする。

「大陸協議会、通称カンセル公認の騎士団や冒険者チームの事です。破格の戦力を持ちその力はチーム一つで小国の軍に匹敵すると言われています。」

「ふーん。いまいちよくわかんないけど、やっぱ強いんだ?」

「そうですね、最近ですとその五剣のノウグスト様のチームがブルーム様一人に潰されたそうで、ノウグスト様の代わりにブルーム様が五剣に新たに拝命されたとのことです。」

「その五剣っていうのになると何かいいことでもあるの?」

「五剣の皆様は大陸の殆どの国で関税や徴兵が免除され、治外法権も得るそうですよ。但し個人やチーム単体で絶大な力を持つが故に戦時中、どの国にも所属することができず、参戦する事が禁じられています。今ですとオルグラフィアとグングニラが戦争をしていますね。」

「その人達は具体的にどれくらい強いんだろ?」

「うーん、個人の強さで言えば最初に五剣として認定されたの方は一人で戦場を駆け抜け、睨み合う両国に甚大な被害をもたらした上で、停戦を呼び掛けたそうですよ」

「ふーん、」


「その話、詳しく教えて頂けないか!」

ルシリアが息を切らせながら急に隣にいた事に驚きつつも、ミズは

「私もあまりよくはわからないのですが、おばあちゃんの方がこういう話も多く知っているハズですが…」

「あら、で、そのおばあちゃんから逃げてきたの?」

アリシアは素っ気なく言うとルシリアはムスっとしながら耳打ちをした

「ただの人間が戦時中の軍を両方とも壊滅させるなんてそんな大きな事をたった一人でできるとは考えられない、もし本当なら私と同じ竜かもしれない」

「それはそうと高齢者をもっと敬わなくちゃ。」

「私の方が大変高齢だと思うけど?」

アリシアはそっぽを向いた。



あらかた必要な情報は得られたとして、アリシア達はこの村を発つことにした。

感謝の印としてアリシアはミズに焦茶色の拳大の水晶の珠を革袋から取り出し手渡すと、


「これはせめてもの御礼。

魔除けとかの効果もあるから大切にして。あと私達、実は旅商人じゃないのよ。旅してるのは本当だけどね」

「有り難く頂戴しますね、

それと商人ではないのはわかってました」

やっぱりなと笑うミズに手を振って村を後にした。




さぁ、旅の再開だ!

とばかりに歩き続けるアリシアは急に立ち止まる。

「ねぇ、ずっと思ってた事なんだけど。アンタ飛べるんだから私背中に載せて飛んで行けばクムルンランドまですぐじゃないの?」

なんだ、そんなことかと言わんばかりに手をヒラヒラと振るルシリア

「遠くからでも竜が城から離れているのが見えたらスデルーク城が危ないでしょ。私の溜め込んだお宝もあるし。人間達は欲深いから。」

「そういうこと。でももっと他にいい方法なかったかな、マジで。」

プリプリと文句ばかり連ねるアリシアを置いてルシリアは無言で再び歩き出す

「あ、ねぇ!ちょっと待ってよ!おぶって!」

ルシリアの頭の中にはミズから聞いた五剣の事で頭がいっぱいだ。

魔法を使える人間は限られている、

その中でも飛び抜けて強い、いや強いといっても人の域を遥かに超えているとしか思えない。

ルシリアの当面の目的は五剣との接触だ。

もっと情報を集めねば、

そう新たに決意すると共に背中に勝手に飛び乗ってブスブス文句垂れているアリシアを見た。

黙っていれば見目美しくすぐ婚姻を結べると思うのだが、

「アリシア。」

「ん?何よ」

「私は五剣と呼ばれる者達に会うことを最優先に動きたい」

「そうね、他の竜に会うことが貴方との契約だもの。勿論邪魔はしないわ。」

まるで当たり前のように平然と受け答えるアリシアに素直に礼を言う。

「ありがとう」


互いの願いの為に、

やっと、少しずつではあるが目的も見え始めやる気にみなぎるルシリアは大地を踏みしめる力が強くなっていった。



昔は人間は赤い竜と暮らしていた、

しかしいつからか竜は姿を消した。

伝説に残る竜で人間と近かったが赤い竜である。

あの伝説の赤い竜があの城に居座っているのには絶対に理由がある。

それが何か。

わかった所で人間にはどうすることも出来ない、

竜の声を聞きたい。


話の中の一部でそんなような事を言っていたシラズ。

知らず知らずの内に話をしているんだよ、と

見えていないだけで案外すぐ近くに、望んでいるものはあったり、叶っていたりするものなのだ。


そしてそれを知るのはいつだって終わった後だ。


シラズの家のアリシア達が借りた寝室に赤い鱗が一つ、飾ってある。

毎度御覧頂き誠にありがとうございます。

閲覧数とこないだブクマが3人になってピョンピョンしてました。

なんか御指摘とか意見、貰えるようにもっと書かなきゃ!

と思って今回の連休で二回くらい更新したかったのに、もう連休おわってもうてるやん!!

明日、というより今日も私はお休みなのでちゃんと起きれて続き書けたら更新します(期待薄)

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