二人ならもっと楽しい
コロナ強いっす。
お陰で色々と参ってます。
体重が6kg肥えました。
麦野いいなぁ。腕が無くなったら今度はカッコよくなったし!
結局、麦野が一番ってワケよ!
「くそっっ!」
ゴライアスは撤退時の殿を務めていたが、
一向に追撃も何もない。
スデルーク城から一定距離離れたら本当にあの竜はなにもしてこない。
ゴライアスの前を歩くミユキも涙目で、
行きとは真逆で何も喋ることはなかった。
「お前の身体。どうなっている?」
「…。」
珍しくオルトが声をあげたと思えば、声をかけられたブルームはフードを深く被り直し、無言で返す。
それっきりオルトも無言になった。
が、
死者一名、負傷者は五名。
何れも強力な呪いがかかっている。
ただの呪いであれば聖女たるミーシャが解呪できるのだが、
戦闘を続けながら解呪できる状態ではなかった。
その際、呪い反動で動きの鈍くなったハウゼに竜の氷柱が伸びる。
バウエルがスラッシュを空撃ちし、衝撃でハウゼを庇いバウエルの腹部に氷柱は突き刺さり、内臓諸とも吹き飛ばされ、
即死だ。
それにより中衛にてリーダーとして、
指示を出しながら前衛をフォローしていたミュールがショックにより戦闘不能。
バフが掛からなくなり、
前衛もタンクとして固めていたヤイバとローカ、ゴライアスも崩れていく。
オルトがヤイバに目配せをし、
見切りをつけ、撤退の合図を出す。
アタッカーとして動いていたオルトとブルームが一時的に全般引き受け、皆を後退させた。
七高、ドワーフ王バウエルの遺体は回収出来ず。
泣きじゃくり、息の無いバウエルに手を伸ばすミュールをハウゼが唇を噛みしめ血を流しながらも抱えて走る。
ミシェルはミーシャを護衛しつつ後退。
全員が退避したのを確認し、
オルトとブルームも距離を取りつつ撤退。
一つのミスから全てが総崩れしていったのだ。
「私が…もっと上手く撹乱出来ていたら……」
ミュールが呟き、虚空を眺める。
それにハウゼは何かを言おうとしたが、言えなかった。
竜の呪いに対し、ハウゼの精霊の加護は極端に相性が悪かった。
精霊の加護が呪いの余波で掻き消え、ステータスががくりと落ちた瞬間の攻撃で避ける体勢も立てられず、無様にもバウエルに助けられてしまうという大失態。
竜の呪いが精霊の加護を打ち消すなんて誰が知っていようか。
否、誰も知らない。竜と戦ったのは人類史初で何も情報などない。
だからといってソレが言い訳になって、
生涯のライバルを死に陥れ、大切な人を泣かせ心に消えぬ傷を負わせたことを割り切れる程簡単な男でもなかった。
幼い頃から対立していたハウゼとバウエル。
それが、一瞬にして無くなったのだ。
この日から数日後、
クムルンランドは竜討伐から手を退く事を全国に打ち出した。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「なぁ、アリシア」
ベッドに腰掛け重々しくルシリアが口を開く。
「…私は冒険者になろうと思うんだ。」
「なんで?」
ポカンとした表情で聞き返される。
「昨日、人類の精鋭と目される集団と闘ったんだが…彼らは強かった。力の差は歴然。精鋭といっても私の力に及ぶことはまずないと思っていた。だが、彼らは強かった。」
「へぇ。いいと思うけど、冒険者になったら強くなるの?」
「少なくとも経験は積めるだろう。知識で知る人間の技は思っていたよりも意味があるようだ。」
「ふーん、いいわよ。ただし、私もやるわ!」
「は」
「だってルシリアが冒険してる間は私暇じゃない。だからよ」
「でも危険が…」
「守ってくれるでしょ?」
アリシアを留守番させておくのも心配だ。
何より、変な魔物より自分の方が強いという自信もある。
「勿論!」
こうしてアリシアとルシリアは冒険者になることを決めたのだった。
ゴメンナサイまたもやとてつもなく短いのです。
(くっつけようか迷いました)
しかし、続きは既に書きましたので、次の24時に続き載せます。
実はアリシアさんの物語はもう一つの
『異世界転生物、、。(タイトル変更予定)』という作品と並行して進んでいる物語なのです、コレ。
こちらで描かれていない部分とか第三の主人公は絶賛頑張ってる所ですのでもし気が向いたら読んでみてください。そっちは割とちゃんと考えて書いている方です。
こっちは夢でみた物語、所謂サイドストーリーというやつなんです、じつゎぁ




