83瓶 お宝メモ
盗難を警戒しての・・対応をしてるギルドの人達を見て‥。
ちょっと、作った物を‥使って貰います。
「その印は、商人ギルドの人しか触れないし、付け外しも出来ません」
・・ん? おや‥先程、本を持ってくれた兄さんは‥冒険ギルドの人みたい。
商人ギルドの人達を、周りから守る為の・・・護衛らしい。
そんな人が含まれてるとは・・知らなかった‥。
「俺は良いよ。‥本を受け取るとか、重い物を運ぶしか触らないから」
読まないんですか? …読まないってさ。文字は‥読めるらしいけど。
「凄いわ‥これなら・・」うん。だけど・・・。
「これで盗品が出た場合は、商人ギルドの人に‥限定されてしまいます」
‥ついでに、商人ギルド全体の…信用 問題にも繋がってしまう。
「気をつけるわ」はい。
あと、このカウンター‥なんで、こんなに高いんですか?
・・依頼カウンターの所でも思ったけど。
離れないと、お姉さん達の顔すら‥見えなくなるくらいの高さ‥。
気になるのは、カウンター横の‥真ん中 辺りに在る‥金具だけど・・。
鑑定しても‥説明 出ない。ただの‥飾り・・かな?
こうして、ひとまずの‥対策は、出来たように思う。
そういえば・・・さっき、聞きたかったけど、我慢してた事・・聞きたい!
「あの、さっき‥扉を開ける為に言ってたのって、呪文ですか?!」魔法?!
「あぁ、あれは『言葉』なだけよ」ん? 呪文では無いの?
「この建物の‥商人ギルド長の部屋にある‥文字を解読して、唱えたら‥」
開いた・・と。へぇ~
『魔法』の呪文とは、別物・・らしい。
年齢を聞かれて‥14と答えたら‥それ以上は、言わなくなったけど‥。
・・年齢制限でも‥あるのだろうか?謎。
とにかく、違うんだって。
でも・・『文字を解読』って、古代語なのかも。
‥あれ?
「その言葉で、1階の端っこの‥」え?‥やった事はある?…でも、ダメ‥と。
そうなのか・・。じゃ、違うものなんだね・・。
「ただ‥。その場所を開く鍵は、この場所に在る‥と、言われてるの」
え!探したくなるねぇ‥。いや 目的・・そっちじゃない。
ギルドの人と話すの、終わりにして‥本題!
自分の調べものをしよう・・。素材・・素材‥。ここら辺かな。
ここは、ちゃんと種類ごとに 分類 されてた。まぁ、たまに混ざってるけど‥。
薬草の‥図鑑だ。絵と・・説明‥。名前 や 採取 場所・・。
・・アルドルの町みたいに、町中に‥採取 場所が、在るみたいだね。
メモしていく。ふん ふん・・。スッケル と ショーは、調味料らしい。
・・スッケルが、高級品の‥砂糖。ショーは、塩の事みたい。
気になってた物は‥橋の周辺で、目撃されるみたい。
でも‥未だに誰も・・・持って来れてないって。そんなに扱い難い‥のか・・。
この辺りの採取 場所は、町中の城に近い場所や、山脈 近くの森‥橋の周辺・・海岸‥など・・だって。
・・まずは、町の中の‥『おぃ!こりゃ、なんだよ?!読めないじゃないか!』
ん? どうしたんだろ?
いつの間にか‥ガヤ ガヤ と、うるさくなってた。
ギルドの人も居たから、聞いてみた。「何か あったんですか?」
「以前に借りた方のせいか‥本の必要な部分が、読めなくなってたみたいで…」
あらら・・。
「ちなみに、何の素材について‥だったんですか?」
「あぁ?‥フピテル石っていう、隣の州の素材だ」
「それなら‥えっと、フピテル石は、アトス山 洞窟で見つかる‥緑色した鉱石で、魔力量が高く、風の属性を付けたり、耐性を付ける効果が確認されます」
今まで入手した素材は、一応‥鑑定 結果とかも手帳に書いてる。手帳‥放っておくと ステータスの図鑑に 入るみたいだけど。欲しい時は、こうして出るから。
「‥それは知ってるんだけどよ‥何と、合わせたら 効果がある とか、そういう事をだな・・」そんなの、本に載ってたの?
「あの~‥そういった事は、本には‥記載されて無いですよ」
・・ギルドの お姉さんも困った顔してる。
「そうだよな・・。そういうのは、親方とかに聞くもんじゃないのか?」
「本には、それなりの説明と名前、どこに在るか‥くらいだぞ」
「そも そも、そんなの載ってたら‥鍛冶屋や 工房に、誰も 頼まないだろ」
‥と、周囲は言ってる。うん・・それが、この世界の 常識 だよ。
そういう、錬成のレシピは‥『簡単に人に 見せるもの ではない』と、以前・・ダスクさんから、指摘されましたもの。
「ぅ‥」 おじさん、何も言えなくなっちゃったね。
周囲を囲んでた人達が、それぞれに『やれ やれ』といった顔で‥離れて行く。
「‥強い風の属性付けた‥武器が欲しいって‥注文‥なんだ」
「親方さん なんですか?」
・・おじさんが、親方で‥悩んでるのかと思った。
「は? 俺じゃない。親方は、今‥怪我して、仕事が出来 無ーんだ‥」
なるほど。その武器って種類は?
「‥なんで、そんな事‥聞いてくるんだ?坊主・・」
実は‥風属性の武器、持ってる。うん。自分じゃ、使えない種類・・。
「でも、攻撃力が‥どのくらい欲しいとか、そういうのも条件で‥ありますよね?」「武器作りに‥興味でも有るのか?」うーーん。あんまり。
「少年・・」ん? どっかで、呼ばれてる?
きょろ きょろ してみたけど・・。? 見当たらない。
あ、私じゃなかった?‥なんだ、そっか。
「おい‥。赤毛の少年・・後ろだ」え?
振り返ると‥本棚から、顔だけ出してる‥お兄さん?おじさん?
・・あれ? この人‥どっかで・・??
「良いから、こっち来てくれ」何か用ですか?
そうだ。行く前に‥このおじさんの鑑定しておいて・・。よし。
「何か、御用でしょうか?」
「おうよ」
本棚 と 本棚の間には、テーブル と 椅子が あって、さっきの おじさんも、椅子に座ってたんだよね。そこに地図やら、図鑑やら広げて・・。何の会議?
・・私、お邪魔して・・良いのだろうか?
「これ、読めるか?」と、図鑑の文字の1つを‥指さす。
「‥チェリマー・・です」山脈の名前じゃん。読めなかったの?
・・固有 名詞は・・読めるのでは? 違うの??
「山脈の‥名前だな」そうですね
「おい、あそこは‥散々 調べたんだぞ‥」
・・・用事は、終わったと思って‥軽く会釈して離れようとすると・・。
肩を掴まれる。え?・・何??
「ちょい、待ってくれ」
「まだ、何か?」私も・・忙しいんですけど?
「これは、読めるか?」
「おい、さすがにそれは読めんだろ‥」
「誰も読めないんだし‥」
って事は・・古代語?
メモのような紙っ切れには‥文字が書いてあった。
「‥読めたら…どうしますか?」
古代語 読める事‥。なるべく秘密にしておけ‥と言われた。ギルド長に。
読むとしたら「金を取れ」・・だそうで。いや・・うーん。
「読んでくれ!」
「見返りに 何か 下さい」素材の1つで、良いですよ。
「金 取るのか?!」商人なので。
「お金より、素材が欲しいです。出来れば‥この地で入手した物なら、魔物 素材でも良いですよ」
「‥後払いじゃ・・駄目か?」
「今、出せないんですか?‥じゃ、用意 出来たら声かけて下さい」
「素材ったって‥」
「今は、こんなんしか‥残ってない」
ん? あるじゃん。‥見慣れない‥素材だ!
「『ズィーガーの爪と牙』『ロックフォーゲルの尾』‥の折れたやつ、それと‥」
「それでイイです!」欲しい! ズィーガーって、スライム玉を 大量に入手する事になった人 が、間違えた 元の素材 だし、見た事が無いの‥出て来た!
机の上に出された。訳した言葉を‥伝えれば良いのよね・・?
「いや、声に出さず・・この裏に‥書いてくれ」え・・はい。
いつもの ペン を 出すと‥驚かれた。
この辺りで、それは使えない‥と、思われてたみたい。そうだろうね。
‥私も、ラフェヌさんから‥この素材・・。受け取って無かったら‥。
新しく買う必要・・出てたと思う。
えっと‥
『我、アルクスの守護者・リスティヒなり。
この地に眠る 宝を 欲する者たちよ。
3つ の 印 を 集めよ。
1つは 城の橋・1つは パルトネルの下・1つは カラカテの腹に。
集めた印を扉の前に置け・・。
さすれば、目的の場所へ 案内してやろうぞ 』
‥だってさ。
「はい。書けました。これ、貰って良いですよね?」
「おう!いいぞ」
「そんな子供の‥適当に書いたものなんて・・」
「いや‥適当じゃ、これは‥書けないだろ」
そう言って、文句しか出て来ない お兄さんに見せてた。
・・今度こそ、もう良いよね? でも 一応。
「もう、行って良いですか?」
「おう!ありがとな!」
失礼します・・・。
お宝でも、探すのだろうか? 楽しそうで良いね‥。
あぁ、もう夕方~‥。お店が並ぶ所で、野菜や 果物を 沢山 購入!
毎度 恒例で、数個‥残さないといけなかったけどね。
昨日の宿は、鍵を返したけど・・。また、泊まれる?‥そっか‥満室か・・。
どうしようかな・・。ん?‥はい・・へぇ? 分かりました。
「ありがとうございます」
別の宿屋を紹介された。そっちは、ここから、道1本‥越えた先だ。
裏路地にある・・けど、空いてるかな?
「いらっしゃいませ!」
「すみません、泊まれますか?」
「えぇ。空いてますよ」ついでに‥聞いておく。
「あの‥ここのカエルレウス州は、宿で何日も‥過ごせますか?」
「何日・・も?」はい。2週間とか・・。
「それでしたら、ギルドで家を 借りる のが宜しいかと」やはりか。
鍵を受け取り、お礼を言って‥5日 程度なら、ここなら泊まれると 言ってくれたので、ひとまず‥家を借りるまで泊まる事にした。
部屋は、2階。中は・・綺麗な青で‥落ち着いた雰囲気。
オシャレだし、綺麗・・。
場所のせいか、お客さんは‥少ないみたいだけど・・・。
静かで良さそうね。部屋は‥珍しく‥真ん中。いつも、端の方なんだけど・・。
部屋の中は、あ!お風呂! 凄い! じゃ、早速‥入ろうっと。
薬草は・・無いけど。 採りに・・行きたいなぁ。明日‥行こう。
・・それよりも先に、家を借りないと‥。その移動と、採取 場所の位置を・・教えて貰って‥。採取もしたいよ。先生の行方も‥探さないと。
ギルドの人にも聞いてみたけど・・知らないって。
探し人の依頼が、出せると聞いたけど‥いや、それは最終 手段で。
今は、移動に時間がかかってる…だけで‥。あ、そういえば・・忘れてた。
ワシャクの魔石。あれが、使えれば…コビトと要!相談!だ。
ここの空気、外は・・気持ち悪くなりやすい。室内は・・平気。
こんな中での‥ワシャク戦は‥しんどそう。やだなぁ…。
お風呂から出て、ウラトノ薬 飲む。定期的に飲んでおかないとね。
・・鼻つまんで飲むと、少し平気に思えるの‥いつも不思議。
アメは、無いから・・グミだけど。もぐ もぐ。
今日、出会った・・鍛冶屋の おじさんとか、冒険者たち・・商人の人。
あの・・最初の少年。あんな大きな本・・読むのかな?
何の本かは・・分からなかったけど。図鑑かな?
まぁそれなら‥良いかも。重そうだったけど・・。
お布団・・どこも、ふか ふか。
やばい! 食べる前に眠る所だった。
珍しく丸いテーブルに、食器を用意していく。
「こんな丸いの‥」マルールの家・・以来だね。
椅子も、小さくて丸いの・・かわいい。
「いただきます!」
・・なんだか、酒場以外で‥まともな食事って、久し振りかもね。
今日は、簡単なのだけど・・。
食材は‥町の西方面‥エキャルラット州側にある店を、オススメされた。
「西?」って聞いたせいで、州の方‥と言われ‥やっと、理解する私の脳みそ‥。
アルドルの‥商館の皆さん、お元気かな?
帰る時には、何かお土産‥持って行きたいね。
まだ、早いのに・・。お土産、何にしようかと考えてる。
先生は・・どんな顔してるんだか。知らない‥。
会うの・・楽しみですよ。さてと。片付けも済んだし、眠ろう。
・・おやすみ・・・・‥‥
『‥ぉぃ‥ぁかなぃ‥ぞ‥‥』ん‥なんだ・・ろ…眠い・・。
『ぉ‥ゥッ・・この‥ゃ‥』
無理だよ・・部屋の扉の内側‥守りの‥付いてるもの・・・・
すぅ ・・・くー・・・
チュン チュン いつもの朝ですね。少し…雲が多いけど。
・・昨日の夜、何か聞こえたような?でも、眠すぎて‥よく覚えてない。
ま・・・いっか。うん。きっと、気のせい。
まぁ、気のせいと思ってたら‥ストーカーされたけどね‥キトゥリノ州じゃ。
朝食 食べて片付け。支度して・・・。
よし。今日は‥とりあえず・・。
① ギルドで家を借りる話する。
② 気になる採取地へ 行く。
③‥時間あれば、鍛冶屋さんに行こうって事で。
※広い場所を 担当してる場合、商人ギルドだけでなく‥冒険ギルドから 護衛として従事する事がある。
※ロムメットに在る カウンターは 備え付けらしく 移動 不可。そして や た ら 高い。使いにくいが どうする事も出来ず 仕方ないので カウンター内では、木で作られた台に乗っている。
次回、家を借りた後で・・いろ いろと・・・




