59瓶 視線
薬師が居るという 謎の家 を探して、植物のエリア・茸のエリア‥そして・・。
鉱山のエリアを確認しつつ、素材 採掘に勤しみました。
今日は、依頼を受けたい。キトゥリノ州マークを 染める為に!
鉱山 帰りに酒場で飯・・なんて、いかにもな事を、やってる私です。
酒場で‥作るのに時間かかるからと、小鉢のコーレニ料理を食して‥うえっ となりそうになり・・。お姉さんに、灰汁 抜き 伝授して・・。
待ってました!・・と、出て来た料理を食べた。美味しい!!
野菜 と お肉 が ごろ ごろ入ってて、赤いスープがインパクト強い料理!
‥でも、この 赤い スープ。何か 分 か ら ず 。
シャラップッ!って、言われないかと、冷や冷やしながら店主に聞いてみた。
カウンターから出たのは、シャラップ・・という名の 酒 らしい。
『赤い酒』というと、ワイン?くらいしか‥思いつかないけど・・。
このスープは 赤ワインよりも、赤い 印象を‥受けるのだけど?
「おまえは、まだ飲んだら駄目だぞ!」はい。飲みません。
現代でも あまり、お酒は飲まなかったのよね・・。よくて発泡酒くらいで。
お肉・・1つが大きく切ってあるから、もぐ もぐ‥よく噛まないと。
たまねぎは、なんだかカワイイ名前だな・・。
今まで、そういえば‥遭遇してないね。売り場に無いから‥。
ポークソップも、美味しい。もぐ もぐ・・食感が楽しい。
いつの間にか‥小鉢が、テーブルの上から無くなってた。
・・どうやら、お姉さん自身から‥戻すように‥言ったみたいだね。
「あいつに、何を吹き込んだんだ?」と、聞いてくるけど・・。
吹き込んだ…なんて、人聞きの悪い。ただの基礎ですよ。
「次に作って来た料理で、分かるんじゃないですか?」
何だか嫌そうな お顔 ですけども・・「お会計お願いします」
「今日のは、100Rだ」
「ごちそうさまでした。アフティさん、おやすみなさい」
「あぁ。おやすみ」
「気をつけて帰れよ!」はーい!
道中は、地図が在るので・・迷子には なりません。
・・でも、この辺り・・。街灯は無いから、薄暗いんだよね・・・。
家に到着後、中に入って鍵を かける。
鍵 かかってるかは、見て‥指さし確認!してる。
よく宿で‥部屋のドア、開きっぱなしな時があったから…やるようになった。
お風呂は‥今日は遅いし、明日にしよう。
明日は‥あ・・そうだった。ピッケル・・どうしよう?
・・・ピッケルも‥作れるかな? 武器 や 防具が、手に入らなかった頃、タイミング良く‥錬成で 作れるようになってた。
ピッケルには、鉱石が主よね。
‥持ち手は軽いけど、丈夫な木材なら・・持てるかも?
・・作るしか無いよ。誰かを採取で雇うってのが、どうも‥気が引けるのよね。
お金を 払う のは良いけど…。
今は『気を付けろ』って、グループの人になったら嫌だし・・。何より、自分の身が危険な 気がして‥どうしても・・ね。
・・!・・え・・・また?
部屋の中に居るのに、外からの 視線 を感じる・・・。
気にしないようにしてるのに・・。やめてよね・・・。
‥子供だから、分からないだろうって?‥逆に子供の方が 分かるものよ‥。
もう、早く寝てしまおう。
大きなベッドに、慣れて来たように思う。
最初は、無駄にゴロ ゴロと転がってみたりしてたけど・・。遊び過ぎたね。
‥明日は、香りの・・・強い‥って いぅ・・・・すぅ・・
チュン チュン
・・聞き慣れた‥スズメのような鳴き声で、目を覚ました。
今日も今日とて、セルフ肉サンド・・野菜も入ってるけど。
えーと、ピッケル‥まぁ、ツルハシ?
どっちも意味は同じよ・・。それを 作る必要 が、出て来たんだよね。
あと買い忘れたけど・・ペーナの予備を購入しておきたい。
雑貨屋・・も、ある みたい。今日は まず、そこへ 行こう。その後・・・
・・・何? ‥・・・。
また、誰かに見られてる 気 が した 。気のせいよ‥きっと・・うん。
納品 依頼は、何か あるかな? あるなら、ついでに行こう。
・・明日 辺り・・塔町も行かないとね。何か‥情報‥ゲットしたかな?
余裕あれば、香りの強いって所も、入ってみたいのだけど・・どうだろ?
まぁ いいや。考えてるより、行動だ!
って事で、商館に来た。今日は、また・・・人…多いなぁ・・。
掲示板を見ても、やはりピンクの紙を見ない。
・・ピンクは 特殊 とか…言うのかしら?まぁ‥いいけど。
でも、今のランクから下のランクも、仕事 受けられる制度で良かった。
・・ピンクしか出来なかったら、仕事 無くて困る人も居たかも‥だし。分からないけど。なんとなく‥ね。
今日も黄色の紙 や 赤いのから選ぶ事にしたけど・‥多いな・・。
昨日のフェッダ石から、フェッダになったけど‥需要は・・・特に無いみたい。
・・モーグー依頼は 赤・・だな。森に入るから・・かな?
今の所、魔物に遭遇しないけど・・場所によっては出るだろうからね。危ないって事で・・赤‥なのかな。
‥よし。これ にしよう。あ・・納品先まで、しっかり確認してからにしよ。
だって、たまに‥アフティさんに『注意しろ』って言われた、冒険者グループが納品 場所になってたりするし・・。憂いなく仕事したいからね・・。
町の工房に、鉱石の納品・・と。
スフェラ石の納品‥? それ…私しか 作れない物 では? 場所は‥どこ だろ? 一応、この町だけど・・。
紙を渡した時に聞いたら、騎士団 施設の 横の家…という話。
‥まぁ行ってみよう。分からなかったら、兵士に聞けば・・良いよね?
それと、もう1つは‥塔町だ。これは、後まわし・・かな。うん。
依頼カウンターの お兄さん‥いつも、言葉少ないけど仕事はテキ パキ早い。
それに毎回、誰に対しても「お願いします」って、言ってる。
何か持ってくると、お礼 言いながら‥対応してる。
・・なんか、セウーさんを思い出す。お元気かな‥。
依頼 受付のお兄さんは、頭‥オレンジの髪なのに・・。
・・似た 雰囲気 ある なぁ~・・。
さて、物は在るから・・行くか‥。
・・意味 無く・・・今、走ってる。騎士団の施設 近くまで、走って来た。
だって‥また、声 か け ら れ た ・・。
今日は 前と違う‥2人組の男性 冒険者と 一緒だったけど。
あの お姉さん・・何か違和感‥というか。いかにも ” 商人です ” みたいな恰好をしてるけど・・。たぶん冒険者だよ・・。
目が淀んだような印象を受ける‥濃い紫の瞳‥。髪は落ち着いた雰囲気のオレンジで、ゆるくウエーブかかったような‥。それを後ろで1つに束ねて・・。
武器は、商館 内だったから‥見当たらなかったけど・・・。
商人は、ギルド内で武装してない・・。私も‥だけど。
だけど、冒険ギルドでは‥常に 携帯してる人ばかり なんだよね・・。
・・トラブル起こると、武器 取り出して‥戦いそうな雰囲気 漂ってるくらい、けっこうピリ ピリしてた。前に‥依頼 終了と伝えた時に、入った時は・・ね。
その空気と、同じ感じが‥あの お姉さんから感じてて・・。油断 出来ない雰囲気で、しかも・・前回 同様に言う言葉は『 手伝いたい 』。
普通なら、有難がる・・のかな?
手伝わせたら、何を要求されるか‥分からない。
相手が、本当に 商人だった としたら、余計に‥そう思うものなのに。
・・ともかく、息を整えて‥この施設の・・横?
右手には、騎士団の扉が在る。左手には・・あれ…なの?
施設の建物に、嵌った形で‥家が在るんだけど…。いや、白い建物の施設とは違って、普通に‥キトゥリノ州らしい色の‥家だけど・・ここ?
入口に、人が立ってる。 門番? まぁ いいや。
「すみません‥」 ギロッ と目だけ動いて、こっち見る・・。銅像かな?
「えーと、この依頼品を持って来たのです。この‥ヘネラルさんの お宅は、こちらですか?」「‥そうだが‥依頼?紙を見せろ」はい・・。
紙を受け取ると「家に納品‥に‥なってるな」そうですよ。
「しかし今は、仕事場に居るから居ない。夕方、もう 一度 来い」
紙を返されながら言われた‥。仕方ない・・。
お仕事場に持ってっても、困るのか・・。
まぁ 私みたいな鞄を、持ってる人の方が少ないからね・・。
じゃ、こっちの武具 工房へ 行こうかな。地図にマーク押して‥よし。
これ・・逆に、下の‥門の近くじゃん! 遠いなー・・。
昨日の道具屋の反対側に在る‥工房みたい。
武具 工房という事だから、武器や防具を作ってるのかな?
納品 依頼の鉱石が、イエロ岩を合わせると出来る‥アツィリ岩だし。
「こんにちはー!」かなり、大きな音が 鳴り響いてる 工房内で、大きな声を出して呼ぶ。一人が気づいて来てくれた。
「坊主、何か用なのか?」はいっと、紙を出した辺りで・・。
「ちょい 待って」ん?
「おやっさーん!!」大声で誰かを呼んでる・・。親方‥さん?
工房の奥の方で立って、誰か職人さん と 話してた人が、気づいて こっち来た。
「‥坊主、品を出せ」あ・・はい。
台やカウンターも無いので、両手に乗せた状態で、親方っぽい人に見せる。
1つの塊が、けっこう大きくて。私だと、両手で持たないと 持てない のよ‥。
「…ほぅ?」私の手から受け取り、いろんな角度から見てる。
「この大きさのは、珍しいな‥」え?‥鉱石だから、いろんな大きさ‥では?
だって、鉱床から砕いて‥掘るものだし・・本来は。
・・・私のは、錬成‥ですが。
「確か‥」3つでしたね。1個づつ出す。重いんで、持って欲しいよ・・。
「よい しょ‥」重いよぅ・・。
鼻で笑いながら、親方さんが台を持って来させて‥そこに置けた。やれ やれ‥。
「おぉ、全部‥この大きさかよ」
「えっと‥ダメでしたか?」
ヘボコ岩の時に みたいに‥なる? また、やらかした??
「いや、良い鉱石だからな。駄目なんて事は無いぞ」
「最近は、量が採れないのか‥石みたいな大きさの鉱石しか、出回って無かったから助かるよ」最初に気付いてくれた、お兄さんが言ってるけど‥。そうなの?
鉱石の流通 事情は知らないけど・・。
いや、そも そも 流通 関連‥意識してません。
「よし。店の・・押してやれ」はい・・って兄さんが、また勢いよく‥ダンッ て、叩くようにハンコ押し・・いや、叩いてるって‥。
紙を受け取る。よし‥と…お仕事 完了。
「そういや、おまえ‥赤毛だな」はい? そうです・・よ?
「今、話題の…リモン‥とか言う?」
え・・はい。話題の⁇ 私の方が、怪訝な顔に‥。
「お?そうなのか?」
「そうですけど・・何か?」
親方さんと兄さんが‥顔を見合わせてる。何だろうか?
・・追加の依頼だろうか?
「それなら、ヘボコ岩‥持ってるのか⁈」こんくらいの‥と、拳を作る。
「あ‥はい。あります・・よ? 必要ですか?」
「おい!」「はい!」・・え?
お兄さんの方が、工房の左奥へと消えた。
「出して見せてくれ」あ・・はい。どうぞ。
息を飲むように吸い込んで‥吐いて・・・深呼吸?
「これ、買い取らせてくれ」え・・はい。良いけど。
「お待たせしました!」と・・なんか、大事そうに小袋を持って来た。
・・代金?・・中身を見なくても‥触って分かるようになった。最近。
金貨・・・入ってますね‥これ。いや、大穴金貨も入ってそう‥1枚・・。
何とも言えない顔をしてただろう。
「そ‥それじゃあ、失礼します。ありがとうございました…」
お辞儀して、工房を 回れ右 して‥また、北の門の方へ移動する。
前の‥巨大ヘボコ岩・・より、多くない?
・・・これは、人前で 開いては い け な い。
ん? 何?? 思わず‥反射で、振り返りそうになって‥止める。
後ろ・・うーん・・3mくらい‥離れた位置に‥こっちを見てる集団が居る?
また なの? やっぱ、私を見てる?
・・まぁ、今‥大金、貰った所ですもんね・・。
狙われても‥大丈夫な装備 欲しい! もしくは、逃げる前提のアイテム!
あ、夕方まで時間 まだ まだ あるし、塔町の方も行ってしまおう。
ついでに、シェルタ か ヴェレーノに会って、最初に助けてもらった時の、煙玉の作り方を聞こう。もしくは、売ってもらおうっと。
門の外まで、追って来るかな? あ・・門の手前で止まってる・・・ふぅ。
・・・最近、多いな・・・・嫌 な 感 じ が する。
こっちは、商館の依頼こなしながら薬師 探しで、忙しいんですけど?!
って 言いたい。よし、ささっと行って・・。
セリフ肉・・酒場のおじ・・えーと、ヴァールさん。‥買い取ってくれないかな?
食べきれないもの・・。もう、ちょっと 飽きて きた。
こっち戻ったら、最初の依頼の‥届けて、酒場で聞いてみよう。
塔町で、あの‥マエロルさんにも会って、また野菜ジュース置いていきたい。
‥弟くん、栄養失調っぽいもんね・・。少しでも、元気になれば良いな・・。
【シャラップ】お酒
この世界で 赤ワイン の事らしい。白ワインが在るかは‥今の所 不明。お酒なので 子供に 直接 飲ませるのは 禁止されてる が料理に使うと旨味部分だけ残り、酔う部分は気化して無くなる為、料理としてなら提供される。
※この世界での宿。部屋の扉を開けたままにしておく事 = もう泊まらない‥という暗黙のルールがあるらしい。一応、店主が確認で聞いてくれるので、泊まれなくなるって事は無い。
【フェッダ】
銀色の丸い塊。石1Kgくらいで1つが出来るのはジンと同様。ジンは1つで15,000Rだったが‥。フェッダは高純度で1つ8,000Rくらい。
※商人らしい恰好 ( 姿 ) = 襟付きのシャツに、ズボンに革靴。鞄かポーチ、リュックを背負い、帽子を被ってる事が多い。そしてランクを示すアイテムを身に着けている。なお店主の場合は‥店の前掛け ( エプロン ) をしてる事が多い。
※騎士団の施設や町を囲む塀や扉は、薄い青みがかった白い色をしている。外観は、どの州でも だいたい同じ。
【武具 工房】
基本的に、鍛冶屋と同じような仕事 内容。武器や防具を主に作ってる‥というだけ。鉱石を扱うなら‥頼めば何でも作ってくれる。ただし工房や職人の能力により、出来上がりも金額も変動する。
【アツィリ岩】加工品
※リモンが錬成で作った物。材料・イエロ岩 数個。強度・硬度が増した鉱石。出来た物はリモンが両手で持たないと持てない重さ。6Kg程度。綺麗な銅のような光沢を持つ茶色の鉱石。大きさは‥やや小さめの赤ん坊くらいの大きさなので、思ってる以上に大きい。
※ここ最近の鉱石の流通 事情‥アツィリ岩を多く産出する他国からの輸入に頼ってる事が多い。そこから送られてくる鉱石は、この頃は子供の片手に納まるほどの小さな物が多い。しかし その大きさだと、個数を使う事になり価格が高くなるらしい。大きな物の方が 品質が良い と思われやすい。
※ヘボコ岩‥拳サイズ・10万Rくらい。ヘボコ岩は 他の鉱石などの 繋ぎ などに少量を融合させ使うらしい。普段は ヘボコ石 を掬って使う。岩の状態の方が欠片や 粉 でも十分らしく‥重宝するそうだ。
次回‥リモンのストーカー‥・・・に・・・




