40瓶 しばしの休息?
森の調査・原因判明となり、報酬を選んでもらう時間になった。
‥ラフェヌさんが、アレを欲してると分かったので、出したんだけど・・・。
「!!」やばい・・この方‥。
また目が、キラッ キラッ‥ってなってる。
そっと、ラフェヌさんの掌に乗せた。
「良いのか?!」ソルさん、びっくりしてる。
「はい。皆さんは、決まりましたか?」
・・特に、ソルさんには助けて貰ってばかりだった。なので、オマケも用意。
今日は別に、お菓子アメじゃないけど。
「俺は、短剣が良いなぁ」
ノックスさんには『シュオール』という短剣を、プレゼント。
「俺は、この借りてた剣が良い。いいか?」はい。リーダーには、貸したままの長剣‥攻撃力30程度の剣になった。
「俺は、魔力回復が欲しいけど・・」
「じゃあ、魔力回復だけの、飲み薬にしましょうか」
『新商品』を しれっ と、出した。えへっ。
『!?』皆さん‥注目し過ぎですよ・・。
「けっこう‥甘いですけど‥」
「甘いのは好きだから、大丈夫」と言うので、2本渡す。
「2本も‥良いのか?」はい。どうぞ。
あと、悩んでるの‥ソルさんだけだ「…うぅーーーん」
「ソル、まだ決められないのかい?」
「…盾‥でも良いか?」はい。どれにします?
「一応、3種類ありますけど・・」と言って、野宿の際に‥背後を守る為に出した‥大きな盾と、その半分くらいの‥ちょっと変わった形になってしまった盾‥と。最後に、野宿の際に両側に置いた、小さめの盾を出す。
「‥この‥小ぶりな盾にする」一番 最後に出した『バリガの盾』になった。
「ソルさんには、これも‥どうぞ」と、飲み薬も渡そうとしたが‥「十分だから」と‥受け取って貰えず‥。残念。
「じゃあ、これにもサインしてくれ‥。もう、調査じゃなくなるんだろ?」
「そうですね。分かりました」と、依頼の紙にサインする。
‥自分がサインする側になってるのが、何だか新鮮ではあるけど・・。
「一旦、町まで行くが‥一緒に来るか?」と言う。どうしようか?
「依頼の内容、変更した方が良いんじゃないか?」と、クラティスさん。
そっか。
” 調査 ” 自体は、終了だから・・もし、また同行をお願いするとしても、別の内容になる。その時に、また改めて‥って事になるし、調査しないのに‥誰か来るのも困るものね・・。「はい。一緒に行きます!」
道中、ソルさんに合わせてなのか、知らない魔物が出て来て‥焦ったけど、戦いには参加! 援護攻撃しながら、戦い‥何度か、風が吹いたように思う。
‥そんな感じで、進み‥町に到着。
「それでは、私たちは失礼する」
「お疲れ様でした。ありがとうございました」と別れ、スクレット メンバーと一緒に、ギルドへ向かって、リーダーは報酬は受取った事を‥私に報告した。
私も、依頼は終了と伝えると、すぐに掲示板から‥外された。
すると、ギルド長から‥お呼びが…。なので‥また2階の部屋に来た。
「もう、調査完了なのか?‥何か、新しい情報は‥あったのか?」
「新しいかは‥自分では 分かりませんが‥。まず、ミロ ウルススの巣穴と思われた場所の入口と、その奥に繋がる大きな洞窟に、ザンザーラのプッペが大量に在った事。さらにその奥に、更に地下へ降りる道が在り、その最奥に‥ザンザーラ・ドロットニングと言う、上級 魔物の存在を確認しました」
そして・・騎士団に要請する流れとなった事を、報告した。
「まさか、そんな所に・・」
「騎士団への要請は、兵士の方が報告する‥と言ってましたが、自分もした方が‥良いのでしょうか?」に対しては、兵士が言ったなら‥要らない と言われた。
「それじゃあ、討伐が完了するまでは、倒した後に‥どうやって森を再生させるかを、考えておくんだな‥」と助言を頂けた。
‥実は、何も思いついて無かったんだよね。
討伐 終わるまでは、何をしていれば?…とか思ってたのよ・・。
「はい。分かりました」ギルド長に、お礼を言って‥ギルドから出た。
‥宿、泊まれるか‥聞いてみよう。
前に泊ってた宿へ行くと「おかえり。部屋、空いてるよ」と言ってくれた。
そして、ネ タ バ レ も してくれた。
「実は、あの時‥ホントは、部屋は空いてたんだけどね‥。騎士団の州軍 団長から、貸すなって言われてて‥」と。
・・圧力かけたのが、軍団長って‥どうなの? それ‥。
別に森が安全だったから・・野宿してたもんね!
ただ、野宿だと・・お風呂に入れないのが難点だったよ。
…なので・・久々の‥お 風 呂 !
ゆっくり浸かって、体を洗ってるタイミングで、体が戻って…。
‥明日になる前に、戻ってたな・・。危なかったんだ‥。
天幕は、防水にはなったけど・・。テント‥と違って、ドアが無いから、丸見えなんだよね・・。騎士団のテント‥欲しい…って思ったくらいだよ。
いつか、欲しいな‥テント。入口・・閉めれる物を‥。
森を再生するにしても‥どうすれば良いのやら。
けっこう広いんだよ。傷薬で回復した捧樹みたいに、1つの瓶‥100回復でも、葉っぱ‥全部は、変わらなかったし。
‥そう考えると、傷薬で‥ちま ちま‥じゃ、時間が掛かり過ぎるし、一時的な効果かもだし。少しづつ・・栄養が‥地面から・・入るようになれば・・・。
『ぉーぃ‥リモン‥どのーー!』え?! 誰かに呼ばれてる?!
「ちょっと、待ってくださーい!」大声で、返事する。
‥まだ、着替えてないしっ! ぎゅー・・って胸圧迫‥苦しっ‥。
着替えて、鞄 持って‥鍵かけて・・階下へ行く。
すると、騎士団の‥見慣れない人が居た。
…誰?
「あなたが、リモン殿ですね?」
赤い髪! 帽子! 鞄! 小柄! と、ズビシッ と指さして、勢いよく確認された。何この人…。勢いに、ドン引きしてたのは、言うまでも無い・・。
「何か…御用‥でしょうか? 騎士様‥」顔が、引きつってるかも‥。
「申し遅れた。自分は、ビハイルと申します!」元気いっぱい‥大きな声。
「‥こちらの依頼書を、お受取り下さい」え?・・依頼書‥白い‥。
「こちらは、どこからの??」
「騎士団となります!」
「内容・・は?」
「えーと、武器と盾の供給ですね」はい??
私・・・鍛冶屋じゃ・・無いですけど・・?
「2日間の護衛に同行してた兵士より、武具を所持していると、聞いております! 数だけ揃えて頂ければ、報酬も用意しています!」
「報酬が、お金なら‥お断りします」
「!?」
だって、ジンの時の弁償額より、特大ヘボコ岩で‥かなり持ってるもの。
もう・・しばらく…お金は、要らないよ・・。
「…では、何が入用でしょうか・・?」あれ?‥ちょっと元気が、無くなった?‥少し、しょんぼりしてる気がする。
「・・可能なら、騎士団が使ってる‥簡易テントが、欲しいです」
入口 塞ぐタイプの・・。
「 て ん と ?」あれ?テント・・じゃないのかな?
「えっと、野営で使ってた‥」
・・あれも…『天幕』と言うらしい。そうなんだ‥。
「それを1つ欲しいです。別に‥この州のじゃなくて、良いですけど‥」
他の州とも、連絡 出来るんでしょうから。
え・・なんか、目が‥き ら き ら に‥。
「了解しました!では、お願いします!」と、白紙を渡される。
「はい・・・」
「失礼しました!出来次第、騎士団 入口へ お持ちください!自分、担当なんでー!!」と‥。去りながら、説明してく・・・。
あの人‥赤いマントだ。‥説明し損ねて、去りながら‥話したんだな・・。
「大変だね‥。次から次へと…」店主さんを振り返って「はい」と項垂れた。
部屋に戻ってから、内容を確認した。
『 武器を種類不問・攻撃力30以上で50本・盾は、防御力20以上で、大きさも不問とし、50盾を騎士団 本部へ納品せよ 』だそうで。はい‥。
…無茶振り案件は、白紙 特有よね・・と、渋い顔になった。
今の手持ちを‥再確認。攻撃力‥30以上・・。
斧3 ( 大きな戦斧1・片手斧が2 ) / 槍4 ( ドリの30が1・45が3) / 長剣5 ( リーダーに渡したのと似てる30が 5本 ) / 棍棒1(48の) / 短剣1 ( ノックスさんに渡したのと同じ物で、30の )
計‥14・・・。全く‥足らない!
残りは、36本かぁ・・。
盾の方が‥足らないよ。大盾は1‥。その半分のが2‥。小盾は、差し上げた分 引いても‥2だし。5個しか無い。
素材は‥新しいのも在るけど・・。
…はぁ~・・・・
仕方ない。在るもので、頑張ろう。
木材は、森へ行けば良いだろうけど、明日から‥すぐかどうか知らないけど、討伐‥始まると、採れないかもだし・・。
今日は、疲れたから‥明日にしたい。
鉱石や、魔物素材、木材は少ないけど・・バラダーの枝とかは、多いからね。それで、なんとか出来ると良いな。作ってる間に、討伐終われ・ば・・・・。
ちょっと待て。
…もしや、コレ終わらないと、討伐も始まらない?!
・・・・・・なんか、そんな気がしてきた。え?待って‥。
白い紙を、よく見る・・と。
『なお』‥続いてた。
『なお、貴殿の武具 到着後、ザンザーラの掃討作戦を開始する』
・・・しく しく。
‥やっぱし。はぁ~。が・・頑張ります・・。
明日からと言わず、今日から せっ せっ と、作りますよ!
夕ご飯は、残ってたフィッシュサンドと、酸っぱめな飲み物で終わらせる。
…イエロ岩が無くなったら、商人か冒険者に頼もう。
自分の為にしか作らなかった弓とか、使えない杖も‥一応 作ってく。
洞窟の天井部分は、ジャンプでは‥届かないだろうし。
‥まぁねぇ・・剣戟の波動とか出せるなら、出来るかも・・ですけど。
いろいろ・・作って、疲れたので片付けして‥。
久々のお布団に包まれて・・即 眠・・。
…眠い。
朝、酸っぱめジュースで、無理やり起こして‥朝食を食べる。
固いパンと、レチュガとキヤール、ドマテスを切って挟んで‥食べる。
もしゃ もしゃ・・草食動物にでも、なった気分になれるね・・。
マヨネーズ 欲しい。
卵と油・・くらいで、作れたような?
‥今日は、少しラフな格好にして、錬成を始める。
大剣・長剣・短剣‥槍、斧‥杖に、弓‥棍棒・・また出来た‥えと‥。
盾も、いろいろ出来た。
‥イエロ岩は、少なくなったから、まとめてたら‥え?・・また??
【 アツァリ岩 】
イエロ岩の上位素材。攻撃力を高める硬質性を持つ。ブルカーン国で多く産出される。重くは無いのに硬いため、強い武具に加工しやすい。
…なんか、他国の素材…出た。
ちょっと、試しに‥これと、ドリ‥最後の1本‥と、余ってる‥カラコゥの殻 ( 小 )を‥組み合わせてみる・・。
‥おぉ!! 攻撃力‥120になった!
…大剣 出来ました。・・・ちょ・・フラつく・・ヤバい。ちょっと休もう。
久々に、大量錬成で‥体力少なくなってた。
飲薬の失敗作‥というか、兵士さんに不評の甘いのは、私が飲んでる。
‥兵士は、後味すっきり‥とか、さっぱり系が好きみたいね。
なので、ライムーンが無くなったから、カラズで味を調えてる。
…甘いのは苦手な人が‥多い印象。
逆に、魔法を使うような人は、甘い方が好きみたい。謎~。
やっぱ、糖分が魔力回復に役立つのかな?
‥脳が疲れた時は、甘い物・・って私も思う。
・・・チョコ食べたい・・。
カカオ‥どこだか、分からず。そもそも、暑い地方では?
‥武器は、なんとかなるけど・・・。
盾‥は。いや、どっちにしても‥素材が足らない。
あの、山に行ってみようかな…。鉱物系、多かったって前に見たし。
なんだか分からなかった、ゲロー草とか‥調べに行きたいもんね。
うん。明日、天気 良ければ‥山へ行ってみよう。
・・あんま、上まで行かないように気をつけよう。
‥おなか空いた~‥あ、お昼かな?
今日も‥固いパンだ。ミルクでもあれば、シチューとか‥食べたい。
相変わらず‥獣と遭遇してませんけどね・・私。
昨日のメンバーの中では、ソルさんって兵士の人が、一番レベルが高いみたいだった。なのに、装備が‥兵士の剣‥攻撃力20・・って。低過ぎない?
‥もっと高い武器も、支給してあげたら良いのにね。
規定でも、あるのかな?あるかも・・。
調査‥完了って言った後で…。気づいたんだけど・・。
地図、1箇所‥黒かった。
うん。あの3か所の穴を見つけた場所の‥南側‥行って無い。
‥行くの‥忘れてた。まぁ いいか。
山で素材入手して、作って‥騎士団へ納品前に‥少し寄ろう。
‥よーし! 手持ち内で‥出来るだけ作るぞーー!!
※ラフェヌに渡したのは『ジン (金)』の塊。@15,000R
【シュオール】(アラビア語=感情)
Lv.4・攻撃力30 使い手の感情の高ぶりにより+5~20%まで、追加で攻撃力が上がる。※ノックスに渡した短剣。
【カルモビーコの剣】長剣・Lv.3・攻撃力32
(カルモ=ポルトガル語=凪 / ビーコ=ポルトガル語=嘴) 相手の行動よりも先に攻撃 出来て、風が無い日ほど、さらに早く攻撃出来る特性がある。※ヴァルナーに貸したまま、貰われてった剣。
【バリガの盾】(ポルトガル語=戦う)
防御力25・小型盾・軽めで丸く、腕に装備して使う。強い攻撃を受けた際は、その衝撃をそのまま、相手に返す特性がある。ただし、魔法攻撃の際は‥防ぐのみ。※ソルが選んだ盾。
※今まで飲薬は、体力回復が主だった。一部、魔力回復も含まれてるのも在った。ただし、今回みたいに『魔力』だけの飲薬は無かったので、新商品となる。かなり甘い。
【ビハイル】(アラビア語=元気)
チェントロ国軍 所属 ( 赤 ) / 男 / 28歳 / 独身 / 190cm / 棍棒 / ウィリディス州軍として行動 / 元気いっぱいで声が大きい / 勉強は苦手 / ウィリディス州では3番めに強いと自負してる / 緑の髪 / 赤緑の瞳 / 偏見無し。
※レチュガ=レタス・キヤール=きゅうり・ドマテス=トマト。
次回、ビハイルさん再び!と、山行ったり‥見習い兵士に・・・




