↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

137/179

128瓶 矢継ぎ早

町中のギルドや 騎士団 内部での石碑を 読みながら、都度 休み‥進んでる。


 今日は、どこで‥どんな石碑を読む事になるんだか・・・。

騎士団の施設‥ランケアだけど、戻って来た。

「まずは、食堂へ 行きましょう」はい。ご飯だ、ごはんっ。


食堂で‥他の兵士 ひしめく中‥食べる。美味しい!

 食後は・・部屋に案内された。


「今日は、ここを お使い下さい」

「ありがとうございます」


「明日は、トラストに向かいます。朝‥迎えに来ますので」

「分かりました。お疲れ様でした」


部屋の中に‥小さいけど、トイレも あった。

「風呂は・・どうしますか?」

個室じゃない限りは‥遠慮したい。


「では‥」『やはり、家に戻らせた方が‥良かったのか?』

部屋から去った‥トランさん、外で ぶつ ぶつ 言ってた。

 気にしてくれてるの嬉しいけど、大丈夫ですよ。


 今日は‥疲れてるので・・お休みなさい。

入口に、お守り付けれないけど、鍵は‥かけれたから。


くぅ ・・すぅ・・・




・・・遠くで‥駆け足の‥足音が響いてる・・気がする。

むくり・・‥眠い。さっきの・・何の音だったんだろう?


今の内に・・ウラトノ薬を飲んでおこう。それで、着替えて‥。

 準備 良し・・『コン コン コン』はーい・・。


「おはようございます。トランさん」

「すみませんっ!リモン殿‥」ん?


「‥何を、謝ってるのですか?」

「食堂へ・・お連れします」はい。


食堂に到着すると、他の方から指摘された‥という話を聞く。

「リモン殿を、お連れする前に‥自分、食べてまして‥」

「構いません。今、連れて来てくれたじゃないですか」


・・私が、迷子になりやすい・・は、もう知れ渡ってる。


 だから同僚の方が「リモン殿は、ひとりで‥ここには来れないぞ」と、言ってくれたのだとか。あはは・・ありがとうございます。


「以後‥気をつけます」はい。

「お手数かけます・・」ごめんなさい。


出発‥という時になっても、ベルダーさん・・現れず。

「リモン殿‥。ベルダー殿は、今回の同行を 解消されました」

ありゃ・・そうなんだ。


「ウィリディスに入った時点で、新しく同行させますか?」

「え? 何で・・僕に 聞くのですか?」それは、軍で判断する事じゃ?


「リモン殿の助けとなるように‥という考えでしたが、必要 無さそうなので」

・・確かに。


「特に・・必要性を感じません」

今後は、護衛のトランさん・・のみ・・となった。


「では、トラストの町へ 向かいます」

今日は‥塀の中を移動してるような感覚で‥トラストの町の‥門まで来た。


・・・何・・今の??


エレベータの‥横に移動版・・みたいな・・感じ。

 自動の歩道‥とも、違う感じがしたよ。


床板 自体が 動くというより、床板ごと・・動いてた。


「大丈夫ですか?」あー・・はい。

「驚いただけです」


トラストの町・・久しぶり。酒場の おじさん・・元気かな?


「こちらです」え?・・どこ? 下 ⁇


道の・・こんな所に‥ 一文だけ・・。


『 魔結晶の魔力供給路 』って、書いてあるだけだった。

まぁ、一応・・メモしておこう。


「続いて‥こちらです」

「‥同じ内容です」


地面に4か所ほど あったけど・・・全部 同じだった。

「では、トントの町へ 入りましょう」はい。


私が『5日 程度』と、言ったからなのか…わりと サク サク 進んでる気がする。


 何より‥このトランさんの、迷い無く進んで‥すぐ、目的地に案内してくれてるのが、大きい気がする。


 既婚者じゃない‥謎の人。不思議だなぁ・・。


「疲れましたか?」

「いいえ。大丈夫です」どん どん 行こう!


トントの町は、ワングさんの店‥繁盛してるみたい。良かった。

 アーベントロートは、相変わらず・・盛況みたいね。


「こちら です」‥どこ??


 え? こんな所に‥?? 町の‥ 一角・・建物の 裏 辺り。

朝だから・・日差しの お陰で読めるけど・・日が陰ったら‥読めなかったね。


『 メラホソ湖(こ)に眠るは 魔獣

 白い その体に 無数の槍

 かつての オクレントが突き立てた槍


 未だ その身に刺さりし 英雄の槍 』


・・・メラホソ湖って、アレでしょ・・。

初めて中級に出くわした‥所よね・・・。正直、行きたくない。


「大丈夫ですか?」


「あー‥はい。メラホソ湖に‥オクレントの槍が刺さってる、魔獣が居るって 書いてありました」書いてあるけど、行きたくは‥無い。

「…そうですか‥」


書けたので、次は?

「次は‥砦の中に在るのですが‥どう、行きますか?」

「施設から、直接‥行けないのですか?」


「はい。砦だけは・・行けません」


行く方法は・・。


「森の‥どこかを通り抜ける‥?」

「はい。それ以外の方法は、見つかって おりません」


じゃあ、ご飯食べてから・・行きましょう!


「‥要請しておきます」何を?

護衛の兵士を増やす・・らしい。


「誰か、指名しますか?‥紺 以上で」紺‥班長以上か・・。

「知ってる人、少ないですよ‥」今、動けるかも…知らないのに。


「名前を、言ってみて下さい」メモを用意してる。

えっと‥ソルさん、ラオフェンさん・・ダスクさんは?‥物資班は、駄目か・・。

・・それ以外は、ビハイルさん‥リゲルさん‥フォルティスさん・・くらい?


レックスさんや ガリーさんは、それ ぞれ‥貴族の護衛だし‥無理でしょ。

 ユーニさんも、物資班だからなぁ・・。


「凄いですね‥」

そう? どの方も、成り行きで 関わった人だけど…ね。

・・でも、どうやら‥どの方も、来れそうに無いって。


「ビハイル殿は、とても残念がってましたが‥今は、王の護衛でしたので‥」

え!凄い! 王様の護衛だって。大事な お役目ですね・・。


「仕方ありません。後日に致しましょう」え?


先に、港町へ 向かうそう。まぁ、良いけど・・。


 カイチェットの森は・・その姿を変え、ボトルグの森になって‥もう、戻ってないって。良かった。


・・トランさん‥ちょっ『リモン殿の輝かしい功績』とか言うの‥止めてっ!

恥ずかしいよ・・。私だけの力じゃないのに‥。


「港町にも、在るのですか?」

「正確には・・港町に 在るのではなく・・」



 船の中?! うぅ・・酔いそう‥おととっ。

動いてないのに、波が高いらしくて‥動く。


「大丈夫ですか?‥リモン殿・・」は・・はい。なんとか・・。


船長室に‥それは、あった。なるほど・・。当時も、船で向かったんだ‥。


「ビンシャン国に渡る方法が書かれてて、この船を筆頭に‥隊列を組んで、向かったそうです」まぁ、これも‥歴史の話だね。


「そうですか‥ぅ」あ・・トランさんも、酔いそう‥。


「船から、降りましょう‥」はい。


陸地に居るのに、まだ ふわ ふわ 浮いてる感じ。ベンチに座って‥書きました。

「昼食は・・どこで 食べましょうか‥」顔色、悪いですよ・・。

「これを、飲んで下さい」


野菜ジュースを飲ませた。私も・・今日は、これだけで‥いいよ。

 今・・要らない。


少しして、回復したので‥次は、ガリゾーントの町だって。


「アトス山の中にも在るのですが・・。私 ひとりでは‥」そっか。

そこも 明日・・だね。


ガリゾーントの町は、騎士団 施設の中と、商人ギルド・冒険ギルド・・とあった。

・・ただ、ここのはどれも、断片的な‥話が、途切れた物‥という印象で。


「何か・・欠けてる印象で、上手く言葉になってませんでした」

「…それも含めて、報告します」はい。


明日の為にと、今日は もう終了らしい。ここには、家がある。

「帰っても、良いですか?」

「…は・・はい」


なんだか…困ってる感じする。じゃあ・・。

「お風呂に入ったら、ここに戻って来ますね」

食堂で合流して、今日の お部屋に 案内してもらう事になった。


兵士を泊まらせる‥準備は・・出来て無いもの。

・・トランさんも…どうぞ‥とは、さすがに言えなかった。


お風呂に入り、着替えて‥騎士団の入口に‥え・・トランさん??

「自分が担当ですので、他の者に頼むのは‥」真面目だなぁ。


 今日も、宿舎の1部屋を借りる。

通路で・・ソルさんに遭遇。


明日の同行は 無理みたいだけど、赤マントの人が来るだろうって、話は聞けた。

しかも・・ソルさんの部屋の お隣だった。

 何だか嬉しい。元気そうだし、良かった。


 ラオフェンさんや、ラフェヌさんは‥今は、長期の休暇中らしく・・実家に帰ってるって。長期休暇も・・貴族が先で、平民は順番待ち‥らしい。


 だから、居なかったのか・・。ダスクさんは?‥居るみたい。

「それじゃあ、おやすみなさい」

「おやすみ」


今日も・・いろ いろ・・読んだなぁ・・・。すー…‥くぅ・・・




『…!・・・・・‥・・・』

 眠くて‥よく、分からない・・。

きっと、気にしなくて‥いいもの‥だ・・うん・・。



『コン コン コン』ふにゃ・・んー!

『リモン殿、起きてますか?』

『‥まだ、眠ってるのではないか?』


「今・・起きました。少し、待って下さい‥」

着替えて‥支度を整える頃には、目が覚めた。


「お待たせしました‥あれ?」

トランさんの他に、もう 一人。見知った顔。


「よう。今日だけ、おまえの護衛だ。よろしくな」

「え・・レックスさん??」


・・どうやら、ヴェンデさんが休暇で居ないからと、護衛の仕事が無いみたいで・・暇だって・・来てくれたみたい。


「ありがとうございます」

「レックスと、知り合いなのですか?!」


「以前、森の‥」

「それより、飯は まだ だろ? 先に、食堂に行こうぜ」はい。


 食堂に行く通路で、森の復活を確認して貰う目的で、同行してくれた中に‥居た事を‥話した。


「リモンは、最初・・護衛が居なくて、驚いたんだよ」

「そうだな‥。普通は、護衛が居るもので‥」

・・それ、戦 え な い 商人はね。


 食堂に着くと、レックスさん‥手が出て来た‥え?

「きっと、今回も‥何か、作って来たんだろ?」まぁ・・はい。


 トランさんも、まだ だった そうなので・・お肉多め‥がっつりサンドを渡すと、二人共‥嬉しそうな顔した。


でも・・野菜ジュース‥は、レックスさん 飲まないっ!


・・もう。


「おまえのが 嫌だ という訳じゃなくて‥」

野菜が、嫌いなんでしょ‥。


「‥違うぞ。この間、売ってたのを買って飲んだら、マズイのなんのって‥」

それは、悲惨でしたね・・。


「今日は、アトス山から‥」

「いや、砦からにしようぜ。すぐに済むだろ?・・リモンなんだから」


『リモンだから』が、引っかかりますけど‥。


先に、砦に向かう事になった。でもそれ、キトゥリノでは?

・・そんな事を考えてたら、施設内から・・キトゥリノに入り‥砦に向かう。


まぁ、森・・が、最初だけど。森は・・『ポリテリア』から。


「オリヘンの反対側だし、大丈夫だろ‥行くぞ」はい。


道中で、砦に早く連れて来い‥と、言われてたそう。そうだったんですね・・。

・・という事で、今・・走ってます…。


 魔物らしい・・魔物は、ほぼ登場しないし‥出たと思っても、構える前に‥ふたりが 倒すし・・。私‥素材…拾ってるだけだ・・・。


最後の最後で・・大型 出て‥びっくりしたけど・・。


  あっ という間に終わってた‥。ホントに。


「よし。もう、着くぞ」

素材は 有難い。あの魔物・・大型だったけど、中級だった・・。


・・でも、大きさに・・まず、ビビるなー…。


森を抜けると、広々とした草原の中に・・広く・・大きな‥円形?

 四角い‥かっちりした砦を想像してたけど、ここのは何か‥丸い気がする。


「入口は、どこなのですか?」見当たらないけど・・。

「どこからでも 入れるのです」は?


と言って‥私を置き去りに‥え・・壁じゃなくて、膜なの?

・・いや、触っても‥固い・・壁だ。


 ・・・。


「何、呆(ほう)けてる? 印章を出せ」

「あ‥はい」印章 出すと、一瞬 光って‥レックスさんに引っ張られた!


思わず‥『きゃー』って言い損ねた。危ないっ!‥違う意味で。


「レックス‥。リモン殿を、乱暴に扱うな‥」

「‥大丈夫・・だろ?」まぁ・・はい。驚きましたけどね。


変わった内装。でも・・お二人は、迷う事 無く・・ずん ずん 進む。

・・待って‥・・ここで、はぐれたら‥迷子・・確実!


「リモン殿、早過ぎましたか?」

はい・・。駆け足でないと、追いつけないよ‥。


「‥子供ってこと、忘れてた‥」

みなさん、いつも‥そ れ ですね。


「まず、長老に会ってくれ」はい・・・ん?


「『長老』って・・・??」

※ランケアの町 = エキャルラット州 国境の町。アルドルから南の 川を渡った先。


※トラストの町 = 隣の州との 境めの町。隣・ウィリディス州側が トントの町。


※早朝の駆け足は、ほぼ全員が 砦に向かった 足音。朝礼後は また 駆け足で 持ち場に戻る。


※ポリテリア = キトゥリノ州 ペリペティアの森の5つの1つで、植物が生い茂る 森の事。


【スラヴァー砦】(ロシア語・栄光)

チェントロ国の 騎士団 本部。円形をしている。入口が 無いように見えるが 甲冑を着る者 や 印章 を 持ってる者を 識別し 壁が 膜のように行き来 出来るようになっている。中の構造は複雑だが 青になって1か月程度で皆 覚えるそう。


次回・・『長老』なる者に会って・・山で担がれたり・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。