126瓶 石碑巡り ツアー 開始
町中での菓子 騒動が 収まったと 思ったら‥。
その問題の 物を‥押し付けられました。
別荘に‥戻ってきました…。
えぇ。例の‥危ない菓子の箱が詰められた‥木箱も 一緒に…しく しく。
直接 触っても問題 無い・・って、ホントかなぁ?
・・怪しい。
つまんでみた。うん・・ヒリ ヒリして‥こないね。
これを切ったら‥マズいと思うから、止めとく。
4つ で 1箱・・。
4つで‥錬成・・潰して中身 出ないように気をつけて‥。
コロンッ
は? え・・魔石になった。
【 シェファフの魔石 】
シェファフの特性を持った魔石。透明にする効果。
透明にする・・用途・・・あ る かな?
‥でも、これ…全部、魔石にしてしまえば‥安全では?!
よーし・・やるぞー!
…木箱は‥燃やすのに使おう。うん。
何かに再利用して・・問題 起こったら嫌だもの。
夕暮れに近い時になって・・やっと・・全部 終わった。
白い菓子は、内部の構造が・・分からないって思ってたけど、鑑定した時に‥勝手に『錬成レシピ』が、出てた‥。
スライム玉で包んで‥さらに何層もの素材で包まれ‥途中に、鉱物の粉で作る 薄いシートみたいな物で包まれ‥外側が、ライを叩いて潰した‥モチのような物で。
‥そこに、麦粉の‥もっと細かい粉を まぶして あったみたい。
・・手が込んでる。いくらで売ってたのか‥。
ん? 箱の底に紙が付いてる。何だろ?
・・・・へぇ。
子供 相手には『 タ ダ 』
大人相手には、1箱・100 R・・小銀貨1枚 程度・・だったみたい。
匂いは、甘い香りだった。
『お菓子』と言われても、これなら 信じる だろう。
どこの・・どいつだか知らないけど‥うぅ・・腹立つ~!!
『リモン様・・そろ そろ‥』あ・・そうだね。戻らないと。
箱が入ってた木箱も‥潰して‥フルノスで燃す。
部屋に戻り・・風呂に入って着替えて‥。
帰宅を知らせる為、お母様の部屋に行くと‥ふいに、何かに捕まる‥え?!
「無事か⁈ リモーネ!」は?‥え?誰?
上を見上げると・・。ありゃ?お兄様??
「どうしたのですか?…お兄様‥」
きゃわっ 私に すり すり しないで~・・っ!
「もぅ・・なんですか?」
「母上が、心配していたのだ‥」ん?
・・母が心配してたのは、どうやら・・軍団長から受け取った紙について・・のようだった。兄には『言えないから』‥って。
「だ・・大丈夫です‥」もう離して下さいませっ!
「姉上も、僕の日頃の気持ちが‥少しは、分かったのではないですか?」
いつの間にか…アチェロが、冷ややかな目で‥私を見てた。
うぅ・・アチェロ~・・…
「‥す、すまん」‥やっと・・離してくれました‥ふぅ やれ やれ。
夕食後・・両親の部屋。受け取った事と『数日 必要という相談をして来い』と、言われた事などを話すと‥。
ありゃ りゃ‥また、お母様‥泣き出してしまった…。
「泣かないで下さいませ‥」
騎士団 内部と、ギルド内の石碑を‥読むだけ ですよ。
「騎士団の門を経由すれば、ほぼ 戦いませんし」
「ぐすっ‥そうなの?」はい。ね!‥お父様。
「そうだな。門を経由するなら、町のギルドでも‥問題 無いだろう」
「問題なのは‥量かと」
「…どういう事だ?」
「以前に、塔の石碑を読んだ事が ありました。その時は・・」
地下の石碑の長ーい話・・『歴史』も、書く必要があって・・大変だった。
「どこに、どのくらい‥あるのか?‥でも、日数が変わるかと」
休むのも・・どこで? 食事とか、お風呂は?
「騎士団内の施設を、使ってもらう事に‥なるだろうな‥」なるほど。
「それが、個室なら‥特に問題 無いかな‥」
「…何を言ってるのです!・・あなたは、まだ…未婚なのですよ‥」
「でも、お母様‥」軍内では、少年・リモンですから。
・・泣き止んで下さいませ‥。
「それに、個人用の結界も在りますし‥」
「…個人用の?」はい。楔 1つで‥十分だけど。
あ・・泣き止んだ。良かった。
「では、5日にしましょう。それ以上は‥耐えられませんわ」
「‥そうだな。6日めには‥ 一旦 家に、戻る事にしてくれ」はい。
メモして・・伝えておこう。
「日中の食事は、どうするのでしょうか?」
同行するのは、2名って話だけど・・。
「うーん。携帯食料を齧るだろうな」齧る??
「そんな固いものを‥食べるのですか?」嫌だなぁ‥。
「味は・・悪く無いと思うが・・」嫌です。
「同行者2人だそうだし、私が用意しておきます!」
「朝 や 昼間はな。夜は…騎士団の食堂で‥まともな物が食えるだろ」
「‥あの、優雅さの欠片も無い物で‥ございましょう?」
お母様‥若い頃の話を・・し始めた…。
私は、食堂の ご飯の方が‥馴染みが あるし構わないのにな。
「では、朝と‥昼間用に 作っておきます」
・・一通り・・薬も、用意しておこうっと。
「注意されるかも知れないが‥」ん?
え・・『お守りの類は、外しておけ』??
「塀の守りが働く可能性が‥ある」分かりました。
「明日から・・もう、行くの?」年内‥とは、言われたけど・・。
「そうですね。早く行って‥早く 済ませたいです」面倒だし。
「…それも、そうね・・」
・・と、いう事で‥明日から‥リモーネは『花嫁 修業』に。
リモンは、騎士団 と ギルド 案件に。
・・石碑 読んで 周ろう ツアー へ‥。はぁ~
憂鬱です。同行する人って・・誰になるんだろう?
‥一応、ポストから騎士団に送れるけど・・家からは、マズい。
久し振りに、兄様も‥ミュゲ姉様も‥ 一緒に食事した。
兄様は‥『商人リモンが、軍に協力してくれて‥』という話に、カミリア姉様が 反応して 大盛り上がり。
対して私は・・何とも言えない顔で、聞いていたと思う。
・・それを、ミュゲ姉様は 逆に、心配してくれて・・・。
「花嫁修業と聞くと、大変だけれど‥。あなたなら、大丈夫よ‥リモーネ」
「ミュゲ姉様・・。ありがとうございます」
「‥そういえば、アチェロ‥」
「はい?」
「お友達は、全員・・無事だったの?」
「ええ。皆・・元気にしていました!」そう。それなら良かった。
「もう、誰とも分からない人から貰っても‥食べたら駄目よ」
「はい・・」
一応、ツェーンに‥薬を い く つ か 渡しておく。
「家族は、治癒魔法が使えるから‥要らないとは思うわ。でも・・」
「はい。魔法が効かないものが、ございますものね」うん。
分かってもらえたから、良かった。使わないなら‥それで構わないもの。
翌日‥父の所有する馬車で、離れの邸宅に‥連れて来られた。ここも、別荘らしい。ここから、着替えて‥転移で 軍へ 行け・・と、言われる。はい。
「では、いってまいります」‥え? 珍しく‥父に抱きしめられる。
「気をつけてな・・」はい…父上。
そんなに、心配しなくても‥とは思うけれど、これが普通の親なのだろう。
父が、馬車で戻ったのを見送った後・・。鍵をかけ・・着替える。
今日は、ショートパンツで・・良いかな。
防具は‥軽装で‥ほぼ、付けず。一応‥弾く お守りは‥付いてる。
人気の無い裏路地は 知ってるから、そこに飛んでから・・騎士団へ。
まずは・・軍団長の部屋に。
受けてくれた事を 喜んでいた。
同行者が来るまでに、確認したい事を聞いて・・。
「では、紹介しよう」
「まずは、古代語 研究者の ベルダーだ」古代語‥研究者‥へぇ‥若いなー。
「もう一人は、そなたらの 一応の護衛として同行する‥トランだ」え・・赤?!
「‥よろしく お願いします」お辞儀したら・・。
「こちらこそ、よろしく」
「よろしく お願いします」
「それで、どこからどう‥巡るのですか?」
「まずは‥こちらを、どうぞ」
1枚の紙に‥ずらり・・と、場所が並んでいる。町や、騎士団・・。ギルド名など。場所も地下‥とか、2階‥とか、いろ いろだ。
一覧表・・貰った。
「あの‥先程も言いましたが‥」
「うむ。リモン殿は‥未成年ゆえ・・6日めには、一旦 実家に戻られる」
・・すみません。ベルダーって人…露骨に 嫌そうな顔した。
「僕は‥協力者なので」騎士団じゃないですから。
「では、早速・・参りましょうか」はい。
軍団長に挨拶して、部屋を出る。
赤マントさんの・・えっと、トランさんが‥リーダーみたい。
「君が、本当に読めるなら‥すぐに、終わるだろう」…。
「さあ‥行こう」
騎士団 所属の お二人は‥すんなり通れるけど、私は‥イチ イチ ピンクの紙を見せる必要がある。面倒になったので、服に‥ピンで‥とめといた。
・・昔の‥小学生 時代の‥名札みたいになったけど…仕方ない。
どこを、どのように来たのか‥ワケが分からなくなった頃‥。
1つめに・・到着。
ここのも、大きな石碑だなぁ・・。
『僕の偉大さが発揮されるのは、今 始まった!‥ここから、全ての謎を‥解き明かしてみせよう!』・・・。
隣で・・ごにょ ごにょ と、意気込んでる人が 居ます。
「リモン殿、訳せた言葉は‥ここに書いて下さい」手帳を渡される。
けっこう・・分厚い。
意気込み高い‥ベルダーさんが持ってる、聖書みたいに 厚みのある物だ。
「わかりました」ペンは、持ってます。
ただ、ただ・・広ーーい‥空間に、それは‥ でんっ と 置かれてる。
・・こんな広い空間…必要?と、毎回 思う‥。
えっと・・何 なに?
『 定めし時を守り、ここに ガラクスは眠る。
ガラクスの末裔達よ 彼の意思を継し 次代の英雄よ
神の武器を集めよ 揃えよ 準備せよ!
目覚めの時は 読める者の出現から 始まる 』
・・・え・・読んで、良かった? 本当に??
大丈夫かなぁ・・。ま・・良いか。書いておこう。
ベルダーさんも、石碑を いろんな角度で見て・・書いてる。
「‥リモン殿‥読めたのですか?」はい。
「何?!」遠くで‥ベルダーさんの声が響く。
読めた‥っていうより、読めるように ” 勝手に 変換される ” ・・だけ。
「…ちゃんとした、文章になるのですね」え・・はい。
「俺も、書けたぞ!‥次に向かおう」
次は、さらに・・地下へと…入って行く。
この先は、滅多に‥来ないエリアらしい。
「着きました。こちらです」
「・・・どこに、在ると…言うのだ?」
うん。見当たらないね。
「ここに、在る‥と、言われてるのです」何それ・・謎かけ?
見てても・・変換されない。
・・・じゃ、鑑定?
【 導きの石 】石碑
全ての謎を解きし者よ 7英雄の遺産を 持つ者と共に
この場所へ 参られよ
その時、ガラクスの 最後の試練を 与えよう
「あのー・・」
あち こち 触ってた お二人を呼ぶ。
「何か、分かったのですか?」
「わかる訳ないだろ…。俺も分からないのに・・」
「‥この場所 自体が、石碑のようです」
さっき見えた事を話すと‥驚かれた。
でも何より・・『7英雄の遺産』を、持って来る必要が ある 事。
・・持ってきたら、ガラクスの『最後の試練』とやらが 出るって。
「書いておいて下さい」はい・・もう、書きましたよ。
「では、戻りましょう。次は、冒険ギルド内です」はい。
騎士団から出る前に、武装してくれ・・と 言われて‥装備。
・・ベルダーさんは‥杖だった。紫の人って‥大抵そうよね。
「では、参りましょう」はい。
少し・・物々しい雰囲気になってしまいながら・・冒険ギルドに。
アルドルの冒険ギルドは、初めて入るなぁ…。
トランさんが ギルド長を呼ぶと、何故か‥周りの人が 武器に手を かけてる。
それに気づいた ベルダーさんが、好戦的な事 言ってる。
・・口、閉じて おきなよ…もぅ。
「兵士が、何の用だ?」
「通達して あっただろう。その件だ」
うぅ・・空気‥悪い。
トランさんと、受付のお兄さん・・睨み合ってる‥はぁ・・。
「お忙しい所、大変 申し訳 無いのですが、ギルド長を 呼んで頂けませんか?」
睨み合ってても‥解決しないもの。さっさと、呼んで貰おう。
「…分かった。待ってろ」
「ありがとうございます」
「リモン殿・・」
「丁寧に話せば、大抵・・対応してくれますよ」
それより、ベルダーさんを 止めて下さい‥。気づいて‥止めてくれた。
良かった。冒険者は、兵士に嫌悪感 持ってる人が 居るらしいと知った。
・・だから、下手に出ないと‥危ない。
商人と違って、どれが‥高いランクの人とか・・分からないんだから。
毎回、鑑定も・・疲れてくるもの。
「ギルド長が、呼んでる。こっちだ」
「失礼します」私を先頭に、カウンター内へ 入って行く・・。
「商人‥リモンだな?」はい。あ・・この人が、ギルド長だ。
大きな体だし、ムキ ムキ・・。凄いなぁ‥。
「石碑は、ここに 在る。読んだら‥とっとと帰ってくれ」
「忙しい中、すみません」えっと・・?
『 情熱を 持って 魂の器を磨け
己の力と 技で 道を切り開き 成長した姿を見せろ
ここを 育成地として 定める 』へぇ・・。
よし、書けた。
「書けたので、出ましょう。ありがとうございました」
『ちょっと待て!』ぇ・・2人で、ハモらなくても・・。
ベルダーさんと、ギルド長・・何です?
「何が、書いてあった?」
「俺は、読めてない!」
【携帯 食料】騎士団 専用 食品
騎士団の兵士に支給される 硬い 栄養 食品。齧る事で食べる。1人辺り1日2本まで。安い紙に1本づつ 包まれている。味は 淡白 で 美味しい とも マズイ とも言えないくらい。とある研究者が 作った。遠征などで訓練中に食べる事が多いもの。
※ツェーン = メイド長
【ベルダー】(スペイン語・真実)
エキャルラット州軍 所属の紫。古代語を専門に研究している 班の ひとり。自分で調べた古代語などが書かれている 分厚い聖書くらいの物を 持ち歩いている。戦いは 苦手。一応 魔法が 使える は ず だが 落ち着いて唱える事が出来ずに 不発が多い。男 / 18歳 / 杖 ( +風 ) / 緑の髪 / 緑の瞳 / 偏見は 無い つもり / ローブ姿 / 古代語を読める機会と知り 同行を希望した。自信家。
【トラン】(フランス語・急流)
エキャルラット州軍 所属の赤。別の任務中に怪我をして治ったものの リハビリを兼ねて 今回の護衛に任命された。軍団長より リモンを観察しろ とも 言われている。男 / 27歳 / 大剣 / 紺の髪 / 黒の瞳 / 任務中の為、甲冑のまま / 独身。
〈 導きの石 〉が在る空間 = 基本は 暗い部屋で 青白い 線のような光が 走る 場所でしかない。
次回‥石碑巡りツアー‥後半・・へ・・・




