108瓶 武具 寄贈
新しく売る予定の 商品 2つ。
値段が 決まり、アリスモスの団長にも‥無事に届く事を祈る。
上に来た ついでに、武具に関して 聞きに来た。
武器作りのラスト素材に、廃材のガラスや 陶器を使った‥武具を、試しに作ってみたけど・・。
長剣・槍・斧・棍棒・杖・・それ以外も‥いくつか。
盾も 小型から 中・大‥と。
小さな鞄から、様々な武具が出る事よりも・・何が 出て来る⁈ の方が気になるらしく・・出すのも手伝ってくれた。
だけど・・次第に置く場所が‥無くなって来て…。
「‥すまん。もう置けないんで‥ここまでに‥しておこう」はい。
「それで、今の‥買取ですか?」
ずらり‥っと並んだ武具を見て‥。こちらを向くと、首を振る。
「一旦‥ギルド預かりとなる。冒険者が買えば、手数料‥まぁ‥」
手数料は、預かった日数+売れた時の金額30%分‥らしい。
「ところで・・」はい。
「‥短剣は、無いのか?」
短剣は‥有るのですが‥。自分が使うので‥。
「‥そっか‥残念」欲しいの?と聞いたら‥友人が欲しがってる‥らしい。
うーん・・。それじゃあ、あげれないかな。
その人、知らないもの。
「おまえ・・冒険ギルド証は、持ってるのか?」
「持ってません」作るか?と‥言われたけど、遠慮します。
「‥そうか。それだと‥もっと手数料‥取られるかもな」そうなの?
「正直な所‥自分には扱えないので、今までは仕事の報酬で、渡してたんですよ」
それだと、ずっと残ってたりするのよね。正直な話‥今より ランクが低い のは、売りたい。というか・・貰って欲しい。だから・・・。
「冒険ギルドに寄贈でも、構いません」自分には 必要 無い物 だから。
「き・・寄贈?!‥商人なのに、大盤振る舞いで・・良いのか?」
・・金取って なんぼ・・みたいな、商人根性なんて‥私 に は 無い。
お金に困ってて‥と言うのなら、まだしも。
依頼をする必要すら・・ホントは、無いのだけど‥。
印章の マークを染める為には‥仕事しないと・・だし。
「はい。寄贈します。ですが、必ず売って下さいね」
出来れば、使い勝手を聞いて欲しい所だが‥それは、いいか。
「おまえのだって、証みたいなのは有るのか?」
「武器に付けてる‥コレですね」武具の守り。
壊れ難くする為の物が、全 武具に付いてる。
「‥なるほどな」
他人には外せないけど、途中で壊れたら‥武具も壊れる時だから と、伝えておく。
「では‥」
「待て 待て!」ん?
お兄さんが何かの紙に‥わりと大きく長い紙だな‥。何か書いてる。
「よし。読んで‥良ければ、ここに サインしてくれ」はい。
・・えっと『譲渡 契約書』・・うん。武器の種類と数、ランク‥うん。ギルドに・・譲渡。売れても金銭の取引 無し‥そうだね。盾も‥はい。
うん・・大丈夫。えっと・・ここね・・リモン・・と。
「はい。出来ました」
お兄さんが確認して‥ギルドの横長のハンコを‥。
ダンッ
絶対、叩いてるって・・。音に びっくりした・・。
「あと、売る時に‥おまえの名前は、出しても良いのか?」え?
「うーーん‥」偽者が出た事が‥ある。別に有名になりたい訳でもない。
「言わないで下さい」また、目を‥大きく見開いてる。
・・そこまで、驚く事・・かなぁ? 謎です。
「分かった。これで、これらはギルドの物となった。また、よろしく」はい。
よし。武具うん ぬん は・・終わった。
さぁ、やっと町へ 出れる! まずは、食材と・・雑貨屋と…。
1階に到着する頃には、何人かの冒険者の人達が‥戻って来てた。
扉を開くと‥おぉ、町が・・広く見渡せる!
・・だいぶ、ここの空気に 慣れてきた ように思う。
雑貨屋が道挟んで・・反対側だから、行き交う馬車に気をつけて‥渡る。
カランッ カランッ 軽い響きのドアベルが鳴る。
わぁ・・中も、おしゃれ・・。
えっと‥手帳と、タオル。それに・・・。
いつもより、手帳は‥少し大きめを 2冊 買う。
店員の‥貼り付いたような笑顔に、違和感は あった けど・・。
物は良いし、気にせず‥次へ 行こう!
次は、この左の小道を抜けた先に・・市場! すごく広い!
・・あ、宿屋も在る。泊まれるかな?・・いや、良いか。
最悪‥隠蓑で、隠れたまま転移すれば‥うん。
まずは、なんと言っても‥食材!
見慣れた野菜から、果物・・。見知らぬ野菜や、果物も‥購入していく。
‥途中、飲めそうに無い‥飲薬や、色の変色した‥問題児の傷薬もあったけど…。
うぇ。関わりたく無いから、文句も言えない。
・・ブロスバさん…言って‥くれたかな?
信じるしか‥無いね。
それより・・服も安価で売ってる!‥と、見ていたら‥。
『誰かの陰謀だっ!‥我々は、まっとうにっ‥』
『では、この色の 変色したような物は?!』ん?
通り過ぎた・・さっきの店に‥ギルドの服を着た人が、数人 立ってて、店主と‥言い合っていた。
周りが、ざわつき始める・・。
『毒を、検出しました!』何か、調べる物が・・あるんだね。
『なっ!?・・そんなはずはっ』
あ・・連れて行かれた…。残った店員が、慌ただしく片付け始めてる。
・・・言ってくれたみたい。危ない物を売ってる店だもの。
‥とにかく、あの子に作らせないでよね・・ホントの所。
本人と‥遭遇しませんように・・。
見つかっても・・転移で逃げれるから、前よりは‥気が楽。
うん。ルカーに追い回されてた時よりかは、幾分・・逃げ易いと思う。
騎士団の‥仕事の邪魔になるような行動は、慎みたいからね。
・・よし、これにしよう。
「お願いします」
「ありがとうございましたー」
買えた。これで‥あとは・・・。
『あ!』 ん?
何か・・嫌な気配‥。げっ 逃げよう!
関わりたくなーーい!!
『あ! 待て こらー!』やだねっ!
‥周辺感知で見えてるから、追っかけて来るの…分かる!
だ か ら 、あ ん た に 構ってられないのよっ!こっちは・・・。
人混みに紛れ‥裏道に入った瞬間に『転移』!
‥ガタッ やばっ‥音で、見つかる。
咄嗟に、屋根の上に飛んだけど・・。
見えてない足場に降りる時‥斜めになってる事‥気づくの遅れた。
『どこ行ったーー! あいつーー!!』
騒いでる。最初から‥君に、興味は無いって・・・そう、言いたい。
・・なんで、追いかけて来るのかな?
はぁー‥もう・・。勘弁してよ・・ピグロくん。
フォルス‥ギルド長に、お手紙 書かないと・・。
ホッ とした瞬間・・瞬き程度の間の後・・何か飛んで来た?!
キィンッ 高い音と共に‥飛んで来た『何か』を弾き‥屋根に刺さった。
・・・何? 投げナイフ?
なんで・・こんな‥物が?
わ か ら な い 。
何よ・・。私が・・何したって言うのよ・・・。
攻撃される‥理由なんて、無いよ‥。
どっから? あ、また‥飛んで来た。その方向を見る。もっと‥ズームだ‥。
・・誰? 何者?
あ・・こっちが、見てる事に気付いた? 逃げてく‥。
屋根に座り込んでた私は、立ち上がる。
人と‥戦いたいなんて・・・思って無いの。
だから、構わないでよ‥。
ふぅ・・もう・・家に戻ろう。
『観念しろーー!』まだ居たの? はぁ~
君は・・もう、いいよ・・うんざりした。飽きたよ。
じゃあね。
タイヌイを起動し、転移して・・カエルレウス州‥チェントロの町の‥。
「我が家に到着・・けほっ」埃っぽい‥。
まず、カーテンと・・窓を開けて‥。
換気してたら、もう夕方。とにかく‥テーブルとか拭いて‥。
落ち着いて・・食事をしたい。お風呂も‥入ろう。
‥食事は、食欲が‥あんまり無くて・・・。
今・・お風呂。
なんで、攻撃されたんだろう?
誰が‥私を・・狙ってるんだろうか‥?
大店とかいう・・店の人が?
それにしても‥何で・・・『 私 』・・・なの?
分からないから・・気持ち悪い。
偽者のリモンを捕まえたり、ルカー‥との アレ コレは‥私じゃないのに。
・・ピグロも‥何なのよ‥。
こっちだって・・ホントは、説教したい‥。
でも‥何を どう言っても 聞かないような子供じゃ、成長は見込めない。
反省して、どう改善していくか・・その過程は、自分で決めれるのに。
・・反省もしない。何が起きても‥他人のせい・・。
そんなんじゃ、いつまで経っても『大人』には 成り得ない。
構うだけ・・こっちの心労が‥とても・・ツライものになる だけ。
考えるだけ‥疲れるもの。やめよう。
それよりも・・。
確か‥商人ギルドで、人も探せるって‥どこかで聞いた気がする。
明日、聞いてみよう。
でも・・・。
依頼として出すにしても、情報を貰った所で‥それが、本当かどうか‥判断してから、報酬を払いたい。そういう風には、出来るのかな?
部屋の廊下も・・明日、掃除ね・・。依頼してから‥にしよう。
依頼して、帰宅後に‥。あれ? どうやって‥知らせて貰うんだろう?
・・ギルドに聞きに行くのかな? それって、けっこう面倒よね・・。
手紙‥は、高く付きそうだし…うーーん。
着替えて、部屋に戻る。ベッドに被せてた袋を外し‥ベッドに入る。
今すぐにでも眠れそうだけど・・先に、手紙を開封したい。
名前に見覚えのある方々で、門兵さんは‥以前に受け取った薬の その後‥商品として売られてるのを、購入した話が多かった。
・・偽者の事もあり、購入する際に「子供 商人が、作った薬」と言って、間違えないようにと‥買ってるそうだ。
ありゃ? この‥『子供 商人が、作った薬』ってワード‥。
ブロスバさんの話に出て来た‥ウワサだ・・。
子供商人・・って単語が、広まった‥結果・・かも。
何か‥私の商品 と 他店や 他の方と区別するマーク・・・。
つまりは、ロゴ‥を付けたら・・・どうかな? でも待って‥。
それって、商人ギルドで相談する必要が‥あるんじゃ?
まぁ明日 行った ついでに、聞こうかな。メモしておこう。
・・ダスクさん、ソルさん、ラオフェンさんまで‥有難い。
どれにしようかな・・。やっぱ、依頼かもだし・・ダスクさんからで。
ふわぁ‥。これ読んだら・・眠ろう。
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リモン殿へ
塔での 一件では尽力頂き、誠に ありがとうございました。
ウィリディス州 軍団長より 瀕死時の回復薬を精製して頂きたいとの連絡を受けております。時間のある時に騎士団まで、お越し頂きたいのです。
暇になるような事は 無い と思われますが、お時間を少し頂戴 致したく。
何卒、よろしく お願い申し上げる。
ダスク
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‥だから、固いって!文章!
そも そも‥この文章じゃ、本当の子供には‥理解 出来ない と思うけど??
・・『子供』と思われて‥無い・・と、はい。
そっか、騎士団内での・・か。行った先で聞いた方が‥良さそうね。
ふわあぁぁぁ…眠い。眠ろう・・。あ・・結界って・・どうだったかな‥。
『リモン様。この家の結界は、未だ発動中で ございます。安心して、お休み下さいませ』そっか・・ありがと。おやすみ~・・
ギルドで・・人探しの依頼 出して‥。
商品の・・・ロゴ・・まず、デザインを考えないと‥むにゃ‥
すぅ・・・くぅ・・・
サアァァァァ
ん? 雨?! 窓!・・あ・・昨日の夜には、閉めたんだった。
なら、急いで起きなくても良いか。
久々の お風呂で・・・ぐっすり眠れた。だから、もう起きよう。
よし! 薬師探しを再開だ! やるぞーー!
‥と、その前に・・・。
朝食を食べよう。昨日 購入した『ボルトカーリー』だけで錬成した‥。
オレンジ ジュースと 一緒に・・食べる。
今日は、まず前に頼んだ所で、パンを作って貰えるか・・お願いしてからね。
その後‥ギルドで、人探しの依頼に関して‥いろ いろ 聞きたい。
雨具のポンチョも加工して、前の防具より‥ちょい上の防具になってる。
・・ちょっとした、仕込みもしてる。ふふふ‥。
やだ。怪しい笑い方しちゃった・・。さて、行こうか。
※リモンが『商人になる事』は目的ではなく手段と考えている為。商人らしくない事も。
※普通 武具を売る際には 製作者の名前を言って 広める目的で ギルドに持ちこむのが 一般的。武具作りも必要に迫られて‥だった為、鍛冶屋に なる気も無い リモンは断り 驚かれる。
【ピグロ】商人登録 不可
リモン同様に エキャルラット州 アルドルの町で 生まれ育ち 商人となった少年。思い込みが激しく 何かあっても自分のせい‥とは 絶対に 思わない性格。町で爆発騒ぎの後 ヘクド商人の馬車で 町から移動し とある大店に ヘクドの口添えで店 所属となる。現在は その店の者と 一緒に行動している。リモンを つけ回す理由は 不明。※小瓶2札は ピグロの キャラエピです。
次回、薬師を本格的に探す為に、依頼を・・・




