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ファンタジジイアドベンチャー!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第二章 前衛のパーティー選別は、まさかの方法で! 編

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26/90

第二章 前衛のパーティー選別は、まさかの方法で! 登場人物

第二章 前衛のパーティー選別は、まさかの方法で! 登場人物


【ティナ】15歳、聖女


 かつて50年以上前に魔王討伐を成功させ、

 グラナイア大陸を平和に導いた最強パーティー、

 その名も『最強の五人』の聖女であるクレア最後の弟子。


 とはいえ4歳でその魔力の強さから直弟子ということになり、

 その半年後には亡くなっているうえ葬式の時は高熱で寝込んでいたため、

 師匠を思い出そうとすると毎回、頭の中で出てくる顔が違うらしい、幼かったからね。


 魔力は凄まじくしかも無詠唱なのだが実は飼っている妖精のおかげで、

 その今は失われた精霊魔法を使っているからだが、もちろんティナ単体の魔力も凄い、

 その能力で路銀を稼ぐため人が多い街では料金自由の治療魔法をボランティアで行っている。


 今回の冒険《アドベンチャー》では立派な勇者や戦士と組めると思っていたが、

 まさか84歳のジジイ勇者と81歳のジジイ戦士をある意味で介護しながらになったため、

 次の魔法使い選びではまさか同じパターンになるのでは、と嫌な予感に戦々恐々としている。


 ちなみに路銀の影響で男女同じ宿になったり野宿になったとしても、

 精霊魔法で眠っている周囲に透明なバリアを作る事が可能なため平気、

 とはいえ眠っているなど精神が安定している間しか効かないため戦闘には使えない。


【エアリー】妖精 オス


 気が付いた時からもう傍に居た今は絶滅したとされる妖精、

 見た目は小さな小さな男の子に大きな翼が付いている感じで

 いつもはエアリーの胸元に隠れていて、生意気な口を利くたびにティナに名前を呼ばれる。


 しかしながらティナにとってはお母さん(オスだが)のような存在で、

 師匠クリスが亡くなったのと同時期に高熱でうなされていたティナを、

 まるで看病するかのようにずっと傍に居てくれたそうだが、世話が出来るのがティナだけだったからという説も。


 そもそもは滅んだ妖精村に残っていたマザーツリーの中に居たが、

 外へ出たとたんに力尽き枯れてしまい妖精村の痕跡は全て地に還ったようだが、

 老勇者と老戦士の情報によると50年前には妖精の集落や元妖精だという老人に会ったらしい。


 ティナとの契約により食事はティナが浄化魔法をかけた果物に限られ、

 よってティナが居なくなったら餓死してしまう、また認識阻害の能力があり、

 姿や声を出しても存在を知らないとほとんどの人が虫が飛んだ程度にしか感じない。


 ちなみに7本のマザーツリーと出会うと、

 その妖精はどんな願いでも叶えて貰えるらしいが、

 妖精族自体、50年前に見つけた時点ですでに滅亡したとされていたので可能性は……一応は寄る予定。


【エルディス】84歳 勇者


 50数年前、世界を救った伝説のパーティー『最強の五人』その伝説の大勇者、

 隠居していたが王命により再び魔王討伐パーティーが結成される事となり孫弟子4人を選抜、

 暴走しかけていた訓練用ダンジョンの討伐に同行したが、苔むした階段でコケていた、二度も。


 結果、ティナに選ばれた勇者が辞退したうえ他の勇者もイマイチということで、

 暫定的という可能性も含めてティナの魔王討伐冒険《アドベンチャー》に付いて行くこととなったのだが、

 ティナとしては不安でいっぱいである、ちなみに奥さんはそこそこ前にすでに亡くなっている。


 勇者としての力は魔王になりかけていたアンデッドを一閃で倒した程だが、

 現役時代から『トドメの勇者』といったような立ち位置で弱い魔物の集団相手でもまずは味方に任せる、

 それは年老いた今でも変わらないようだ、ただ訓練ダンジョンでは勝手知ったるので前を進んだりしていたが。


 魔王討伐パーティーを戦士から誰を出すかといった時には、

 戦士ガイアが選抜トーナメントで優勝者がその役割を受けるということで、

 観客席でその様子をひたすら何かを食べながら見守っていた、豆とか芋とか。


 84歳にしては鍛えられた素晴らしい身体であるものの、

 国王から貰った支度金は全て酒代に消えてしまう予定だったり、

 温泉宿で裸でうろつこうとしたりと、ティナが頭を痛める状況になっている。


【ガイア】81歳 戦士


 50数年前、世界を救った伝説のパーティー『最強の五人』その伝説の大戦士、

 体中は傷痕だらけだがその鋭い眼光はいまだ死んでおらず現役で弟子たちを鍛えており、

 屋敷の隣に造った闘技場《コロシアム》で、鉱山街の住民を楽しませつつ、大会の無い日は稽古場にも使っている。


 弟子たちの誰を今回の勇者パーティーに出すかとなったとき、

 そのための選抜トーナメントを行って優勝した者を同行させるつもりだったが、

 決勝に勝った弟子と真の決勝戦を行い、ガイアが勝ってしまったため自分が同行することに。


 武器は三又《みつまた》の槍『トライデント』で、

 前衛として高い能力を持ち、体力面の不安を感じていたものの、

 妖精エアリーによる補助・回復魔法で81歳にしてウェアウルフの大群相手に活躍していた。


 50年前、エルディスと共に聖女クレアに対しその気はなかったのか聞かれると、

 どうやら当時、クレア自体が『そういう目で見られなくなる』ある意味での阻害魔法を使っていたのではないか、

 という予測を立てていた、ちなみに奥さんは鉱山の街に住む息子の屋敷で健在、出発時はきちんと旅立ちの挨拶をした。


 こちらもお酒が好きでエルディスの持つ国王からの準備金を、

 一緒に呑んで使い果たしてしまいそうなのがティナの悩みの種だが、

 とりあえずは前衛として頼もしいので、今後の冒険《アドベンチャー》で一応、期待されている。


【オムイ】16歳 勇者


 自身も別働隊として魔王討伐の旅に出るにあたり、

 心当たりのある戦士を誘うため鉱山の街まで同行した、

 その相手は出会った時にやさしくしてくれた女戦士だった。


 しかしいざ稽古で戦うようになると厳しくされ、

 一度も勝てず、今回勝って仲間にしようと思っていたが、

 貴族へ嫁に出る予定と聞き、なんとか勝って自分の嫁《もの》にしようと奮闘する。


 しかし元からの気の弱さ、

 後衛系勇者であることやなにより年齢差(による体格差)がどうすることも出来ず、

 惨めに負けて泣かされたが、まさかまさかのお情け、同情でオムイと結婚、一緒に魔王討伐の旅へ。


 ティナからもオムイにぴったりな聖女に心当たりがあり、

 その聖女本人もティナと最後まで魔王討伐のメンバー候補になっていたこともあり、

 紹介状を渡して教会で合流することになるのだが、唯一のネックはその聖女が30代なことであったりする。


《アレクス》19歳 女戦士


 力強い綺麗なお姉様タイプ、目が実は結構怖い、

 鉱山の街でガイアの弟子として、十代にして弟子の間ではトップクラスに強かったが、

 その高身長かつ出来上がった身体に『丈夫な子が産めそう』と、鉱山を持つ侯爵家の坊ちゃんと婚約させられた。


 本人としては師匠にそう決められたのならそれもまた教え、と、

 基本的には流されても仕方ない考えがあったが、それを聞いた兄弟子からも求婚され、

 開催される魔王討伐パーティー選抜トーナメントの結果に身を任せようと心に決めていた。


 そこへ自分が(ある意味)目にかけていた年下の勇者オムイが奮起し、

 自分と一騎打ちで勝った方の言う事をきくという流れになり普通に勝利、

 条件付きで翌日に再戦してあげたがこれも当然の勝利、だが結局は自分の意思でオムイと結婚することに。


 ようは醜男の坊ちゃんと結婚したくなかっただけでは、

 と妖精エアリーに思われているが、オムイを未来永劫、絶対服従に置いて、

 一緒に別働隊の勇者パーティーとして冒険旅《アドベンチャー》に出発することとなった、餞別もきちんと貰っています。


《スクウィーク》魔法使い


 50数年前、世界を救った伝説のパーティー『最強の五人』その伝説の大魔法使い、

 クレア達は次なる目的地として、彼の居る魔導都市を目指している最中なのだが、

 どうも嫌な予感というか、これまでのパターンから不安になるクレアであった、という感じで第三章へ。

 ここまで読んでいただいてありがとうございます、

 あまりにPVが少なすぎて読んでいただけなくて、

 まあこれはもちろん私の力不足、引き不足、組立不足なのでしょうが。


 とりあえず仲間が揃うまでは更新頑張りますが、

 何卒皆様、面白かったり面白くなりそうと感じていただけたら、

 どうか作品ブックマークなりポイントなりで応援して頂けると頑張れます!!


 言い訳はこれくらいにして、

 第三章、第四章も頑張って更新して、

 ここから読んでいただける展開になるよう、執筆していきますのでよろしくお願い致します。

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