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淡々後漢書  作者: ンバ
第十八、陳俊伝
83/102

東観漢記、陳俊伝

1.

俊初調補曲陽長,上曰:「欲與君為左右,小縣何足貪乎?」俊即拜,解印綬,上以為安集掾。


2.

建武二年春,攻匡城賊,下四縣。


3.

光武賜陳俊絳衣三百領,以衣中堅同心之士也。


(訳)

陳俊は初め曲陽の長に調任されたが、

お上は言った。


「君を左右にしたいと思っているのに

小県(の長)でどうして満足しているんだい?」


陳俊はすぐに再拝して印綬を解き、

お上は彼を安集掾とした。


建武二年(26)春、

匡城の賊を攻め、四つの県を下した。


光武帝は陳俊に絳衣(赤い服)三百領を賜り

この衣を中堅、心を同じくする士

(のあかし)とした。


(註釈)

曲陽の長に補されて

劉秀に冗談を言われる逸話は

東観漢記にしかない。


光武帝紀の註によると、

凡そ軍事では、中軍の将が最も尊く、

軍中に居ながらその堅鋭を以って

自らの助けとするので、

故に「中堅」という。


赤い服は精鋭と同心の証。


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