↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法の鏡は知っている 〜やられっぱなしの気弱令嬢、毒親と不実な婚約者をガラス越しに公開処刑いたします〜  作者: しの


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
24/29

第24話 泥棒猫の末路

「お姉様! お姉様、助けて!」


衛兵に両腕を捻り上げられたエリスが、涙と鼻水で化粧をぐしゃぐしゃにしながら私に縋り付いてきた。

あの高慢だった義妹の面影は、どこにもない。


「私、騙されていたの! アルフレッド様に唆されただけなのよ! 私たち、仲の良い姉妹だったじゃない! お願い、許して……!」


私はエリスの前に静かにしゃがみ込み、その怯える瞳を至近距離で見つめた。


「仲の良い姉妹? ……私のドレスを奪い、母の形見を質に入れ、私を北の極寒の修道院へ葬ろうとしたあなたが?」


「ひっ……!」


「安心なさい、エリス。あなたの望み通り、北の修道院の手配は完了しているわ」


私は耳元で、冷たく囁いた。


「ただし、入るのは私ではなく、あなたとお義母様よ。生涯、暖房も出ない薄暗い石畳の上で、パンの耳をかじりながら自らの罪を祈り続けなさい」


エリスは白目を剥き、その場に失禁して気絶した。

ガートルードもまた、魂の抜けた人形のように衛兵に引きずられていった。

広場を埋め尽くしていた醜悪な寄生虫たちは、こうして一匹残らず排除された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。