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第二の人生を得たので、自由に暮らしていこうと思います  作者: コル


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魔王城

「巨大なドラゴンがビームを放ち、他のドラゴンを退治する姿が見られた」


ティーが新聞を読み上げる。


「大賢者さんだよね」


「そうじゃろうな。ビームを出しとるのも奴じゃろ。何をしとるんじゃか」


「逆に討伐依頼出されそう」


「確かにのう」


「ティーよりも大きいドラゴンて居るんだね」


「当然じゃ。妾はまだ成長途中じゃからの」


「え?そうなの?」


「いや、テキトーに言うた」


「なんだ」


「じゃが見込みが無い訳でもない。最近少し大きくなった気がするしの」


「それって単に太っただけじゃないですか〜?」


隣でドーナツを食べながら話を聞いていたシェリーが言う。


「それはお主の話じゃろう、が!」


「ぎゃあ!」


ティーが腹の肉を摘む。


「まずはその腹の肉をどうにかしてやるのじゃ」


「あぁ!私のドーナツがぁぁぁぁ!」


ティーがシェリーを引っ張って外に出て行った。

リビングには自分1人で、ソファの上に寝転がる。


「ちょっと昼寝でも・・・・・・」


ドオォォォン!


キッチンから爆発音と共に煙が出てくる。


「何があったの!?」


爆発で跡形もなくなったキッチンに、ケフィリアとアンさん、リビアさんの3人が居た。


「けほっ、けほっ。私が料理を手伝おっていたらミスして爆発させちゃって」


ケフィリアはそう言うが、爆発の起こるミスとは一体何なのだろうか。

ひとまず3人に怪我は無いそうで、キッチンは時の権能で元通りとなるが、食材までは巻き戻らないそうだ。


リビングに戻り、もう一度寝ようと試みたが完全に目が覚めきってしまい外に出ることにした。


「36、37、38、39、100」


「飛ばしすぎじゃ!」


腕立て伏せをするシェリーと、横で一緒になってやっているティー。

遊んでいる子供達や実験をしているイルシーナさんの姿など様々だ。


「クロ達は居ないけど、ホープの所かな?」


ホープのダンジョンに向かってみる。


「元気?」


「元気に見える?アイツら毎日のように来て暇なの?」


予想通りクロ達は鍛錬しており、ホープは飽き飽きしているようだ。


「まぁ良いわ。ちょうどアンタに聞きたい事があったのよ・・・・・・って、何よその嫌そうな顔!」


「あれ?そんな顔してた?」


「してたわよ!目細めて眉間に皺寄せて!」


どうやら隠せなかった様だ。


「それで聞きたい事って?」


「私のダンジョンみたいに人工的作られたダンジョン知らない?」


「はぁ?人工ダンジョン?」


「そうよ、そこの案をパク、ゲフンゲフン。参考にしようと思ったのよ」


「あぁ、そう言う。悪いけど俺は全然詳しくないからね」


「あの騎士に聞きなさいよ」


「エレオノーラさんなら知ってるかもね」


そういう訳で、1度家に戻りエレオノーラさんに話を聞いてみる。


「あるにはあるが・・・・・・」


何故か言い渋っている。


「今はどうか知らないが、遥か昔は凄く危険な場所だったんだ」


「そんな場所があるんですか」


「あぁ、その名もラストダンジョン。またの名を魔王城だ」


魔王城と言うとララさんの住む場所を思い浮かべる。


「想像しているものとはかなり違うぞ」


強い魔物の蔓延る場所だったと言われているそうだ。


「ただなぁ、正確な場所は何処にも記されていないんだ。今話したのは全て噂話程度なんだ」


「じゃあ存在してるかも分からないと?」


「恐らくな」


「あるよ」


いつの間にかオルフェさんがやって来てそう言う。


「代々の魔王には場所が伝えられるんだよ」


「そんな所の位置を教えても大丈夫なの?」


「別に良いんじゃない。秘密とは言われてないし」


魔王にしか伝えられていないのなら秘密なようも気がする。


「それに行きたそうなの来てるし」


後ろを指差すので振り向くと、ホープが顔を窓にベッタリと張り付いて聞き耳を立てていた。


「行くわよ!」


「やっぱり」


「準備はしっかりとした方が良いかも」


「ホープ、1週間後ね!」


コクコクと頷いて大人しく去って行った。


「行く人集めないとね」


「私も確定だよね〜」


「道案内お願い」


「へ〜い」


ラストダンジョンに向けて、1週間準備をするのであった。



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