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おっさんは地元民で家もそんなに遠くないとのことなので、数時間で目覚めれるくらいの麻酔(緑達曰く眠たくなる煙)で眠ってもらう。見た目二日酔いでテーブルにぐったりした親父だ。
お湯で調合した軟膏数種類用意して、残りを冷まして洗浄に使う。現代医療だと塩とか溶かして生理食塩水にするんだろうけど、こっちは普通に水。どのくらい溶かして作るか知らないし他にもなんか入ってるんだろうか?
縫合も普通に糸だしな。抜糸が痛い。縫うのは怪我だけで内臓疾患は薬で治療が殆んどだ。
協会は医療に特化した魔法使いがいる場所で、薬じゃ無理だったり緊急だったりすると魔法の出番。治療費は高い。すっごい高い。富裕層でないと無理だろうな。
そこで薬師の出番になる。保険の利く日本の町医者と保険の利かないアメリカの大学病院のトップの医者位の違いかなと思ったよ。技術は兎も角治療費がね。
このレベルなら頑張って働いて給料2ヶ月分くらいかな?詳しくは知らないけど。
石鹸で腕洗ってからスパッとやってジャバジャバーと洗って血止めと毒出しと殺菌の軟膏をたっぷり中に塗る。
布にもたっぷり塗って患部に当てて包帯でくるくるっとして終了。次からは麻酔無しだけど我慢してもらおう。
飲み薬を調合してお仲間さんに渡す。
「終わりました。夕方にもう一回処置がいります。この人の掛かり付けの薬師がいるなら説明しに行きますが」
「あー。こいつなぁ、ギリギリまで薬師のとこ行かないからな。さっき兄さんが言ってたのほぼ合ってるんだよ。
治療で痛いの嫌で薬も嫌ってやつ。でも無茶すんのは平気でな。
出来れば兄さんが治療してやってもらえないか?」
「なら家教えてください。夕方に行きますから。
それと治療費は終わってから請求しますね」
「了解した。こいつ担いで家行くか」
インテリ眼鏡さんに納品分の精算をしてもらっておっさんの家へ。
おっさんは独身で両親と年の離れた妹二人と同居。仕事に出た長男が意識不明で帰ってきてパニックってた、無理もないです。
母親に説明して昼から飲んでもらう薬を渡す。お仲間さんに説明された父親は寝かされた息子の頭を殴ってました。俺は何も見なかった、うん。
道も覚えたし、まだ話していたお仲間さんに別れを告げて、よしっ発掘だー!
乗り合い馬車で廃坑山入口に到着。受付で名簿に記入し説明を受ける。有料ガイドは断り地図とツルハシを借りる。
ネオ置いてきて正解だ。はぐれたら迷子決定だよ、迷路かってくらいいりくんでる。
要所に目印が付いてるのでそれを頼りに進める。
戻ってきたら受付に報告して、閉鎖する夕方に戻ってこないと捜索される。そして追加料金発生するから気を付けるように言われました。




