5
夏休みの甥っ子来襲
遊べ遊べ攻撃はんぱなかった。
やっと解放!一週間長かったー
「薬師のアイリスです。見たところ、その左腕は普通の化膿止めで対処したら使い物にならなくなりますよ」
「はあ?単なる化膿だろ」
「いや、毒素まわってますよ。指先が紫色に変わっていってるでしょう。最悪切り落とさないと駄目になる。
俺は別に構いませんけどね。あなたの腕がなくなろうと毒素のせいで内臓やられて死のうが全く困らないから。
どうします?大人しく治療を受けるか、腕使い物にならなくするか、腕切り落とすか、内臓やられて寝たきりになって死ぬか選んでください。
この後用事があるんですよ、さっさと決めてくださいね」
…………………………。
「大人しく治療受けろ」
「……そうする」
「では、あちらのテーブルへ」
移動すると他の職員さんが衝立持ってきて他の人の視線を遮ってくれた。
さっさと腕出せ。
「「「うわぁ………」」」
よく我慢してたなおっさん。肘の下から手のひらサイズで腫れ上がってる。凄い色だなおい。
「すいませんがお湯を沸かして持ってきてくれませんか?このくらいの清潔な鍋でお願いします。
同じくらいのサイズで水を、空の鍋か盥も欲しいです」
インテリ眼鏡さんに頼む。直ぐに飲食スペースに走ってくれました。
「ここまで悪化してたら外から塗布しても効果ないです。効果が出るまで待つ時間もないです。
患部を切開して膿を出して洗浄してから毒を排出させる薬を塗布。
傷口は塞がず1日2回これを繰り返します。
少なくとも変色が改善するまでです。
毒素は腕だけでなく内臓にも影響が出てるでしょう、薬を飲んで安静にしてもらいます。許可出すまで食事とトイレ以外はベッドで寝てください」
「そんなにかかるのかよ!」
「死にたいですか?」
「いや、でもな?」
「あなたは素人、俺は薬師」
「…………い、いやな?」
「え、なに。その年で冒険者なのに治療怖いの?痛いの我慢できないわけ?薬飲むのいやーって?」
「「「………………」」」
「冒険者だろう?体調管理は基本中の基本だよな?まだ初心者だった?ならごめん知らなかったかー。それとも俺の認識が違うのかな?冒険者って体が資本だと思ってたよ、特に討伐をする人は。武器を扱う技術も必要だけど体調管理できないやつは仲間や周りに迷惑かけるだけじゃない?子供ならわかるけどいい年した大人ならそんなこと当たり前だと思ってたよ。あ、初心者だったっけ?子供と同じ経験しかないのか、それなら仕方ないね。経験豊富そうな仲間に色々教わった方がいいよ?迷惑かけるし冒険者として働ける期間も寿命も短くなるだけだから」
「「「「「……………」」」」」
おや、なんかギルド内が静かだ。
「で、どうする?」
「お願いします」
お湯と水を持ってきてくれたインテリ眼鏡さんに確認しました。治療ここでしてもいいのかって。救護室みたいのはないそうでここで治療決定。後は宿屋で安静にするか医療施設で入院になる。経費お高めです。
更新出来なかったので2話連続してみました。
明日は大丈夫かな?
申し訳ないです!4が抜けてました。直します。
教えてくれた方ありがとうございました。




