2番目の町
「魔石かー、それならこの町が1番だからな!大きければ値段も上がるが日常生活に使う分ならそんなにかからん。
他の町だと値が上がっちまうからな」
「俺の魔石は祖父の遺品なんで買ったことはないんです。
属性によって値段も変わりますか?」
晩酌に招かれました。久しぶりの酒は美味しい。摘まみも美味しい。野菜の酢漬けと茸と豆のにんにく炒め、腸詰めと贅沢です。奥さん料理上手だ、羨ましいなほんと。
「魔石は単に魔石でな、それに属性魔法を付与してもらうんだよ。
ギルドで申請したら登録されてる付与専属の魔法使いを紹介してくれる。大体は冒険者を引退した魔法使いがなるんだが、実績と信用のある者がギルド専属になるから安心できるぞ」
「へー、そうやって出来上がるものなんですね。廃坑になった所で観光客が掘れるって聞いたんですけど」
「ああ、出来るぞ?金払ってツルハシ借りてな、出てきたもんは持って帰れる。
けどまあ、屑石か小さな輝石が殆どだ。運が良ければしっかりした魔石や宝石に当たるけど、廃坑になってるんだから推して知るべしってやつだな」
一般人は入れない坑山に入れてワクワクしながら運試しってやつか。それはそれで楽しそうだ。やっぱり行ってみよう。
笑いながら頑張れよーって応援された。奥に入れば道も複雑になるので有料で案内人も着くらしい。
清潔な客室でほろ酔いで寝っ転がる。ああ、気持ちいい。ネオもしっかり遊んでもらったおかげか俺の脇に丸まり寝る体制だ。猫の喉をならす音って気持ちが休まる音だよなーと思いながら就寝。
顔をてしてしされて目が覚めた。腹へったコールだ。
下に降りるとメリンダさんとカインが朝食中。
「おはようございます、気持ち良くって寝坊しました」
「おはようございます、もっとゆっくりされればよかったのに。主人なんてまだイビキかいてますよー」
「結構飲んでましたからね」
「おはようございます、ネオはなに食べるの?僕あげてもいい?」
「鶏肉まるごとだよ。骨ごとバリバリ食べるんだ。皿に乗せるからあげてみるかい?」
うん!とのこと。急いで自分のご飯を食べてからネオのお世話をしてくれました。
ネオからしたらどっちでもいいから早よくれって感じだな。カインに見守られながらがっついてました。
朝食はミルク粥とベーコンと豆のサラダ。飲んだ後の食事だから優しい味が嬉しい。
ご馳走さまでした。




