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宿を探しに行かないといけないので昼前には失礼すると言ったら、ネオを人質(猫質?)にされ連泊決定になりました。1ヶ月ほど滞在予定だから流石に申し訳ない、妊婦さんに負担がかかるからと断ったけど、逆にユーグドさんに頼まれました。外泊することが多い仕事だから、夜もしもの時に男手があった方が安心するってことらしい。昼は両隣の奥さんが気にかけてくれるそうだ。
裏庭に緑達を置かせてもらい、使ってない畑を一部借りて箱入り達を植え替えしました。木々も久しぶりに根を土の中に。喜んでました。
やっぱりこれが本当の環境だよな。やっぱり定住考えようかな。
ユーグドさんは俺の荷物が少ないので魔法袋だと気付いてはいたけど、まさか植物が植わったまま入ってると思わなかったと呆然としてました。
はははー、誰も思わないだろうさ。なんせ軍隊仕様だしな。秘密にしてください。
今日は旅で出た諸々を片付けよう。1番に片付けるのは洗濯だ。共同で使う洗濯場所が何ヵ所かあり、そこで洗って家で干すとのこと。洗剤が流れるので家庭では洗わないらしい。洗濯場は排水処理が出来るようになっていてある程度綺麗にしてから川に流す仕組みらしい。備え付けの洗剤も自然物から作られてるので川に流しても大丈夫なんだと。考えられてるなー。
宿では金払ってやってもらってました。
お手伝いのカインと一緒に洗濯場に行くと、奥様達や独り暮らしの男性や冒険者がごしごしやってました。
洗濯板で手洗いだけど、腰が痛くなるんだよね。
借りた台車から大きなたらいを出して水を張る。洗剤をたっぷり溶かし服を入れる。
ズボンの裾を膝までたくしあげ、さあ踏め踏めー!
踏み洗いは初めてらしく、キャッキャと笑いながらふみふみごしごししてくれました。
気付けば奥様達は笑いながらこっち見てるし男性陣は真似してました。指で摘まんで擦り洗いするのがお勧めですよとコツを伝授。靴下とか下着とか汚れの多いところは後で洗濯板で重点的に洗えば良いのだ。冬は寒いからしないけどさ。
何度か濯いでしっかり絞って終了。帰って物干し竿で乾かします。普段から手伝ってるんだろう、カインの手際の良さに感心しました。
昼からはカインは集会所にて勉強会。読み書き簡単な計算を習うらしい。卒業は決まってなく、講師が認めれば証書をくれる。それを持って将来着きたい仕事に弟子入りするシステムなんだと。
村だと親の仕事を継ぐことが多いから証書なんてなかったな。
こそっと聞いたらユーグドさんと一緒に働きたいらしい。商売するなら読み書き計算は必須だな、頑張れカイン。
俺はせっせと置き薬を補充させてもらいました。家賃でーす。傷薬と腹痛と解熱剤しかなかったので他にも色々追加させてもらった。
手荒れがあったので軟膏渡したらすっごい喜ばれました。




