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 ちょっと固まってから大物を搬入する所に案内してくれました。ここにどうぞって。

 こいつを出すと魔法袋がバレるけど中サイズなら持ってる人もいるからいいよねと蜘蛛放出。うん、でかいなー。きもいなー。腐ってないようで安心した。臭いもないし変な汁も出てない。結局食べる勇気はなかった。蟹っぽいけど、足。

 おばさんと解体作業する人たちかな?が集まってわいのわいのやってる。番号札をもらって呼び出しまで待機です。買い取り用の待合所で暫くネオと戯れてました。お腹のモフ毛が最高です。足の裏にも毛があって肉球とのコラボがたまらない。

 ネオに釣られて寄ってきた人と情報交換もできた。



「お待たせしました。あちらでお話をしたいのですがよろしいですか?」



 お伺いという強制だよね。断ってみようか。

 まあ無理だったけど。返事する前に連行された。お時間とらせませんからとか、内訳もお話ししたいのでーとか言われて個室に連行。慣れてるなおばさん。



「まずは薬草と薬ですが、それぞれ効能の高いものでした。薬師の方ですか?」



「はい。全て自作です」



「若いのに経験豊富ですね、同じ薬草を使っても効能に差が出るんですよ。薬草自体も取り扱いが上手に出来てますから相場より少し上乗せできます。

 素材の方も下処理がしっかりできてましたし、何より傷が少ない。ほぼ無いものが多いです。これも上乗せしますね。値段の高い順に書いてあります、確認してもらって問題ないようならこれで買い取り致します。戻すこともできますので遠慮なくおっしゃってください」



 どれどれ。いまいち相場がわからん。ある程度は教わってるけど場所によって変わるものじゃん?まあ問題ないか。やっぱり熊高い。虎も高い。大岩蜥蜴もいい値段してるなー。狼と兎もそこそこだけど数があるからね。

 俺の薬はこの価値があるのか。後で店の価格を見てみよ。もう稼がなくてもいいんでないか?でも物々交換出来るのは村までだよなー、やっぱり金はあって困らないか。

 で、蜘蛛は?



「では本題です。この素材と先程の蜘蛛ですが、ご自分で狩られたのでしょうか?」



「そうですよ?なにか問題が?」



「まず、素材の盗難などを疑ってるわけではありません。全て同じ手で処理されてることが分かります。どうしても癖が出るものですから手が違うと分かるのです。

 ですがあれだけ傷のない素材は珍しいのです。どうしても仕留める際に武器による傷は出来ます。腕が未熟だと傷も増えます。

 薬師の方でそこまでの技量を持つ方はこのギルドではおられませんので、他に猟をされる方がいらっしゃるのかと思いました。

 ぜひ勧誘させていただきたいのです」



 ストレートに勧誘きた。

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