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容器と道具を簡単に片してドアの鍵もかけてゆっくり食堂に向かうと、四つん這いになって悶えてるにーちゃんと、おろおろしてるお姉さんと腕組んで仁王立ちしてるリーダーさんがいた。
片足に全体重を乗せて背中を踏む。べちゃっと潰れた上半身とグエッって声とちょっと!ってお姉さんの声。ハスキーで格好いい声でした。さて、第2ラウンド開始だ!
「俺が部屋で何しようがてめえに関係あるか?俺の生業がなんなのか知らねえくせに。そんなに冒険者が偉いか?その冒険者が怪我した時に使う薬は俺達薬師が作ったもんだろうが。さっきはなぁ、劇薬扱いの毒薬の粉末扱ってたんだよ。希少な茸の粉末でな、軽く吸い込んだだけで体が痺れるくらいの毒性があるんだよ。でもきちんと調合すれば流れの悪くなった血をきれいにする薬になるんだが、すっごく難しくて面倒な手順があるんだわ。少しでも計量がくるえばそのまんま死んじまうくらい難しんだよ。その調合の邪魔しやがって。疲れてイライラしてるって言ってたな。その粉末吸わせてやるからそのまま永眠してしまえ!」
踏みつけながら踵でグリグリグリ。
「そ、そんなん知らんし…グェ」
「あ?なにか?旅先で会っただけの初対面の信用もない短絡思考の脳筋野郎に、いちいち俺の仕事と部屋でこれからどうやって過ごすかを知らせないといけないってか?なあ脳筋野郎よ」
グーリグリ
折れる、折れるから!って声が聴こえた気がしたが空耳だろう。うん。




