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扉の向こうでの出来事だからこっちにはさっぱり事情が分かりません。ヒス女がベティーナで、今も叫んでるの男性が被害者か関係者って所かな?副隊長さんは事態が動いたと見て出ていった。もう少し待っててねーと指示してから。帰りてーなーもうすぐ昼じゃん。セト君留守番中なのに。
「帰っちゃ駄目?」
「副隊長さんもああ言ってたからなぁ」
「でもさぁ、俺直接被害被ってないしー、宿にはまだ幼い弟子が独りぼっちでお留守番してるんですよねー。
こんなに時間かかるとは思ってなかったから昼御飯とか何にも言ってこなかったんですよ。まだまだ遠慮しいな子なんで俺が帰るまで絶対食べずに待ってると思うしー。
うん、やっぱり思い返しても俺被害受けてないじゃん!ぶっちゃけ関係ないよね!よし、帰ろう!」
なんかあったら宿に来てもらう様にお話しして解放してもらった。ケインズさんにこそっと扉の外を伺ってもらって、気付かれない内に二人で帰ってきちゃった。ケインズさんなんて完全巻き込まれだよなー。ハーネス宜しく!
その日は連絡もなく無事に就寝。
次の日は朝から体力作りの為と緑達の様子見で長距離散歩。良い具合に隠してたから通り過ごしそうになった。
どこいくのー?って言われなければ気付かなかった。置いたの俺なのに。
剪定したりわき芽取ったり虫や病気のチェックをセト君に教えつつお世話。
あまいのいるよー、あまいありいっぱい!あまいつぶつぶたっぷりー、とのこと。
炭坑にいた岩食い蟻と違って、いたって大人しい5cm程の赤い蟻さん。主食は塩分。土の中の塩分を舐めて巣に持ち帰り濃縮した塩として吐き出す。その時になんでか糖分を要らんものとしてお尻の袋に出し、貯まったら袋ごと巣の外にペッと捨てる不思議体質な蟻さん。
何をどうしたら塩から糖が出来るんだろう?
巣の場所を聞いて探すといるいる赤い蟻。不思議そうなセト君に説明しつつ皿に塩を溶かして入り口近くにセット。1匹捕まえて皿に持ってくと、おー飲んでる飲んでる。
仲間を呼んで来るはずなので暫く放置。たんとお飲みー。




