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見比べながら二の腕にぎにぎ太ももふにふにしてたら、生温い視線に気付いた。「バランスのとれた綺麗な体つきですよ」とニコニコメルティさん。「薬師さんなんだから鍛えなくても良いんじゃない?」とニヤニヤケインズさん。「ほっそりしてますがバランスのよい筋肉がついてますよ。うちの新兵より体が出来ています」とうんうん頷く肉体美さん。顔も男前だ、モテるだろうなー安心感半端ないわ。
とりあえず、すいませんでした話聞いてませんでした。
「成る程、よく分かりました。アイリスさんも正当な価格なら売ってくださるんですね?」
「はい。元々売る気はないんですよ。自分で使うために確保したんですから。皮と肉はついでです。でも薬師として必要性は分かりますから同じ薬師になら売りますかね」
でもねぇ、あの人薬師じゃないだろ、薬師なのだとしたらとんだやぶか金にがめつい業突く張りだ。
「受注依頼書の名前が本人なら
薬師の弟子ではありますな。グロード殿の所で修行中です」
「グロードさん!あの方がそんなふざけた依頼を出す訳がありません!騙りじゃないんですか?」
おおう、メルティさんがお怒りだ。信頼があるみたい。
「別件でね、グロード殿の補佐から訴えが来たんです。前からね」
また部屋の外がガヤガヤしだした。そしてネオは飽きてきた。膝に乗りたーいとおねだり。そろそろ自分が膝に乗れるデカさじゃないことを自覚してくれ。頑張って乗せるけども。
向かい合って抱っこ、肩に頭を乗せてゴロゴロとなついてきた。抱きしめて撫で回す。ンナーゥと甘え声にんー?と返したりとじゃれてたらまた生温い視線が。気にしなーい。
ガシャーン!と結構な音と怒鳴り声。ネオ、爪痛い。
「いい加減にしろベティーナ!どこまで師匠を裏切るつもりだ!」




