6
長らく放置してすいませんでした。
はしかになりまして入院してました。
肺炎もセットで辛かった。
ほんと辛かったです。予防接種はした方がいいですよー。
夕飯を済ませてから門兵さんにアイザックさんの常宿を教えてもらって訪ねた。
子供らは部屋にいるんだろうな、大人達は食堂で飲んでたので直ぐに会えた。
彼等に事情を説明し、ドルト君に会わせてもらった。
「ということなんだけど、明日の出発前に会ってくれるかな」
「………。俺はあいつに優しくしてない。なんで会いたがるんだ?」
「優しくはしてないだろうね。でも意地悪や手を上げた理由は大人からの本気の暴力から守るためだろう?あの子の話を聞いてそう感じた。あの子もそう思ってたらしい。
だからきちんとお別れがしたいんだって」
しばらく黙ってたけど頷いてくれた。
「俺はあの女と一緒に居させては駄目だと思って、まだ小さいあいつを連れ出した。孤児院にいたほうがましだとわかってたから。
殴られて貶されて育った。でも俺の時は姉がいた。暴力の半分以上は姉が受けていて、俺には気紛れで殴っていた。姉を庇っても姉が庇ってくれても更に酷い暴力を姉は受けた。姉が居なくなって俺だけになったらそんなに痛い目にはあわなかった。
けど、再婚した父親の連れ子は自分の子じゃないからって、あいつは楽しんで殴ってた。俺が庇ったらもっと酷くなるのは姉で分かってたから、変わりに俺が苛めて手を出させないようにした。それしかやり方が分からなかった。
あいつの父親は家に居なかったから助けにはならないし」
この子も表情がないんだよなー。虐待児の特徴だろうな。自分なりに小さい子を庇ってたんだろう。
「お前の姉はどうしたんだ?働きに出されたのか?」
一緒に話を聞いていた冒険者の人が痛ましそうに聞いてきた。
「売春宿に売られそうになった。まだ13だったかな。だから保護された。あの女は捕まりそうになったから姉を捨てて俺を連れて逃げたんだ」
うわぁ、実の娘売るか。でも13歳なら捕まるんだ。質問したら、15歳が成人扱いになるのでそれまでは体を売るのは禁止されてるそうな。
母親は知らなかったのか?
「女になったから働けって言ってた。自分以外の女は要らないって。あいつも再婚した男の関心を奪うから要らないんだってさ。あの女は糞だ!」




