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ひとしきりフンフンして納得したのかサーシャさんの足元に座って見上げてる。
「怖くない?なら優しく撫でてやってくれるかな?君には気を許したみたいだから。
顔の横から顎の下を撫でてもらうのが好きなんだ」
「いいんですか?嬉しい、山猫さんは初めて触ります。わあ、フワフワです」
優しくゆっくり撫でられてネオもご満悦そうだ。喉がゴロゴロ鳴ってる。やっと機嫌が治ったみたい。
お礼を言ってサーシャさんは仕事に戻った。14歳だそうだ、しっかりしてんなー。バカ女は姉かな?
俺の食事はサラダと鶏肉のソテー、白パン、豆のスープ。鶏肉、半身はあるんじゃないか?食えるかな。
セト君のは豆と野菜と魚?のスープと白パン。
ネオは鳥一羽丸ごと。羽むしっただけの内臓付き。でかいなこの鳥。
セト君を起こし、ベッドの上で食べさせる。食欲はあるみたいで安心。ゆっくりよく噛んでお食べー。
俺とネオもいただきます。
お薬も飲んでまた安静。ネオはセト君を守る対象にしたらしい、撫でられながら添い寝してる。今夜は久しぶりの1人寝かなー。
「先生あのね、お、お願いがあります」
「ん?何かな?」
「あの、にいちゃんにお別れが言いたい、です」
「お別れ?」
「うん、じゃない、はい。
あの、にいちゃんは意地悪するしぶったりするけど、意地悪されると母さんは俺に意地悪しなくなるんです。
にいちゃんが先にぶつと母さんはぶたなくなる。母さんがぶつととっても痛いの。でもにいちゃんはそんなに痛くないの。
にいちゃんにおかずをとられると残りは食べれるの。にいちゃんがおかずをとる前は、母さんが怒ったらご飯くれないの。
重たい荷物を持てないと母さんが怒ってぶつけど、にいちゃんは怒ってぶってから持っていっちゃうの」
ん?なんか、なんかおかしいな。
「ぼくとにいちゃんが追い出されたのは母さんに赤ちゃんができたから。父さんが違うにいちゃんと母さんの子供じゃないぼくはいらないんだって。
馬車に乗ってからにいちゃんはぶたなくなったの。でも馬車にいた他の男の子がぼくに意地悪してきたの。ご飯をとろうとしたの。そしたらにいちゃんがぼくに意地悪してきたの。そしたらその子はぼくに意地悪しなくなった」
あれ?庇ってないかにいちゃん。方法は不味いけど、手加減しながら庇ってるよな。ご飯も取るけど、ちゃんとセト君が食べる分を残してるし、大人が打つより痛くない。
そういうことか?




